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先に書いて置きます。「太陽の異変で地球が寒冷化」とは次のようなものです。
太陽磁場には銀河宇宙線が地球に到達するのを防ぐ働きがあります。この太陽磁場が弱くなると、地球に降り注ぐ宇宙線が増えて、雲の種が増えて、雲が増える、その雲が太陽光を多く反射して、結果として地球が寒冷化するというものです。
太陽光の強度自体の変化は 0.1%程度と、磁場の変化と比べるとずっと小さいとのこと。下記の雑誌 日経サイエンス 2012年8月号 に詳しいです。
http://www.nikkei-science.net/modules/journal/index.php?vol=201208 [nikkei-science.net]
雲が増えるって理由ならCO2で温暖化しても、水蒸気が増える⇒雲が増える⇒太陽光反射で冷えるんじゃね?第一、元々二酸化炭素(化石燃料)って大気に有ったものなんだから仮に化石燃料が全て大気に放出されても大したこと無いんじゃね?
雲の影響は、これが少々複雑で、
・雲が増えると太陽光の反射率が上がる→気温下がる要素・雲自身にも地表からの赤外線放射をブロックする温室効果がある→気温上がる要素・雲自身からも赤外線が宇宙に向けて放射される 上空の雲だと、雲の温度が低いので冷却効果少ない→温室効果が勝る 低空の雲だと、雲が暖かいので冷却効果が強い→気温を下げる働きということになってます。
「銀河宇宙線により雲が出来るから温度が下がる」という仮説では「低空の雲が増える」ということになっていましたが、実際の観測では有意な影響は見られなかったそうです。加速器の実験では、上空のほうが影響があるということで、これも仮説とは逆の影響を示唆しています。
「仮に化石燃料が全て大気に放出されても大したこと無いんじゃね?」については、中生代の気温は現在より10℃以上高かったと考えられています。このような変化が急激に起きれば、おそらく現在の生物には大量絶滅がおき、数万年かけて別な生態系が生まれるんでしょう。当然、現在の気候に立脚している現代文明は崩壊します。
第一、元々二酸化炭素(化石燃料)って大気に有ったものなんだから仮に化石燃料が全て大気に放出されても大したこと無いんじゃね?
地球にとってたいしたことはないでしょうね。大規模集約農耕が成立しなくなると人類は衰退しますが。# そのしにかたってざんしーん
第一、元々酸素って大地(酸化物)に有ったものなんだから仮に酸素が全て大地に吸収されても大したこと無いんじゃね?
# 嫌気性菌「我が世の春が来る」
>>雲が増えるって理由なら>>CO2で温暖化しても、水蒸気が増える⇒雲が増える⇒太陽光反射で冷えるんじゃね?
ロジックが間違ってるから冷えない。太陽活動で温暖化して水蒸気が増えた→雲が増えた→既に注がれたエネルギーが出て行かない
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
想定されるメカニズム (スコア:5, 参考になる)
先に書いて置きます。「太陽の異変で地球が寒冷化」とは次のようなものです。
太陽磁場には銀河宇宙線が地球に到達するのを防ぐ働きがあります。
この太陽磁場が弱くなると、地球に降り注ぐ宇宙線が増えて、雲の種が増えて、雲が増える、
その雲が太陽光を多く反射して、結果として地球が寒冷化するというものです。
太陽光の強度自体の変化は 0.1%程度と、磁場の変化と比べるとずっと小さいとのこと。
下記の雑誌 日経サイエンス 2012年8月号 に詳しいです。
http://www.nikkei-science.net/modules/journal/index.php?vol=201208 [nikkei-science.net]
Re:想定されるメカニズム (スコア:0)
雲が増えるって理由なら
CO2で温暖化しても、水蒸気が増える⇒雲が増える⇒太陽光反射で冷えるんじゃね?
第一、元々二酸化炭素(化石燃料)って大気に有ったものなんだから
仮に化石燃料が全て大気に放出されても大したこと無いんじゃね?
Re:想定されるメカニズム (スコア:2, 参考になる)
雲の影響は、これが少々複雑で、
・雲が増えると太陽光の反射率が上がる→気温下がる要素
・雲自身にも地表からの赤外線放射をブロックする温室効果がある→気温上がる要素
・雲自身からも赤外線が宇宙に向けて放射される
上空の雲だと、雲の温度が低いので冷却効果少ない→温室効果が勝る
低空の雲だと、雲が暖かいので冷却効果が強い→気温を下げる働き
ということになってます。
「銀河宇宙線により雲が出来るから温度が下がる」という仮説では「低空の雲が増える」ということになっていましたが、実際の観測では有意な影響は見られなかったそうです。
加速器の実験では、上空のほうが影響があるということで、これも仮説とは逆の影響を示唆しています。
「仮に化石燃料が全て大気に放出されても大したこと無いんじゃね?」については、中生代の気温は現在より10℃以上高かったと考えられています。
このような変化が急激に起きれば、おそらく現在の生物には大量絶滅がおき、数万年かけて別な生態系が生まれるんでしょう。
当然、現在の気候に立脚している現代文明は崩壊します。
Re: (スコア:0)
地球にとってたいしたことはないでしょうね。大規模集約農耕が成立しなくなると人類は衰退しますが。
# そのしにかたってざんしーん
Re: (スコア:0)
第一、元々酸素って大地(酸化物)に有ったものなんだから
仮に酸素が全て大地に吸収されても大したこと無いんじゃね?
# 嫌気性菌「我が世の春が来る」
Re: (スコア:0)
>>雲が増えるって理由なら
>>CO2で温暖化しても、水蒸気が増える⇒雲が増える⇒太陽光反射で冷えるんじゃね?
ロジックが間違ってるから冷えない。
太陽活動で温暖化して水蒸気が増えた→雲が増えた→既に注がれたエネルギーが出て行かない