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遺伝子組み換え作物に対する反対論のすべてが非科学的なわけじゃないですよ。
たとえば、現在の遺伝子組み換え作物は、以下のようなものが多いわけです。
ところが、これらには、除草剤耐性を持つ雑草や、BT剤耐性を持つ害虫の蔓延を招くという懸念があり、実際にそれが観察されているわけです。
現在の日本の規制では、豆類栽培時、ラウンドアップの利用は、残留農薬を 十分減らすため、播種より10日以上前と決まってます。
え、散布後日数をおくのは、グリホサート(ラウンドアップ)耐性じゃない作物を散布直後に作付けすると枯れる恐れがあるからじゃなかったんですか?その「決まってます」のソースは何ですか?そこに理由や目的は書いてありますか?
これに対し、ラウンド アップ耐性を持つ遺伝子組み換え作物の場合、成育中もラウンドアップを利用 しますから、農薬残留量的には、日本の規制値よりも大きいということになる かと思います。
まあ…思うのは個人の自由ですが。残留基準は作物によって異なります。基準超えを万一出したらえらいことですよ。
残留基準の決め方はもちろん知ってますよね。安全係数が100だとか。書きすぎてボロを出すと恥ずかしいのでこのへんで。
# にしてもLD50とARfDの違いを知らない品質保証部長ってないわー。
> え、散布後日数をおくのは、グリホサート(ラウンドアップ)耐性じゃない作物を> 散布直後に作付けすると枯れる恐れがあるからじゃなかったんですか?
いえ、ラウンドアップの場合、葉に付着しないと効果がありませんから、それは理由にならないはずです。以下にある通り、「土に撒いてもまったく効果はありません」とされています。http://www.roundupjp.com/maxroad/019.html#q27 [roundupjp.com]
ラウンドアップが土壌に落ちたときに分解される過程での半減期間は3日〜21日程度とされていますから、10日程度だと、分解はまだ済んでいません。枯れるおそれがあるという理由だったとすると、10日という規定では不足しています。実際、(豆類ではなく)牧草の場合は、播種当日の利用も許されていますから、「枯れるおそれがあるから」という理由である筈がありません。
> その「決まってます」のソースは何ですか?
ソースは農薬取締法に基づく、農薬登録情報です。おそらくご存知かとは思いますが、http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_kaisei/zenbun.html [maff.go.jp]から検索できるものです。
> そこに理由や目的は書いてありますか?
この登録情報にある用法に従わない場合、農薬取締法第十二条第三項に違反することを意味し、その場合、第十七条第一項にある通り、三年以下の懲役若しくは百万円以下の罰金という、重い罰則を課せられます。枯れるおそれだけが問題であれば、そもそも罰則自体が不要ですから、この罰則は、農薬の安全な使用と、国民の健康の保護を目的に定められていると理解しています。
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人
なんで殊更遺伝子組換作物を忌避するかな? (スコア:2)
( 放射線育種場ホームページ [affrc.go.jp]、 ATOMICAの解説 [rist.or.jp]、 成果(1) [rist.or.jp]、 成果(2) [rist.or.jp])
本邦だけでなく全世界でも
Re: (スコア:3, 参考になる)
遺伝子組み換え作物に対する反対論のすべてが非科学的なわけじゃないですよ。
たとえば、現在の遺伝子組み換え作物は、以下のようなものが多いわけです。
ところが、これらには、除草剤耐性を持つ雑草や、BT剤耐性を持つ害虫の蔓延を招くという懸念があり、実際にそれが観察されているわけです。
Re:なんで殊更遺伝子組換作物を忌避するかな? (スコア:1)
現在の日本の規制では、豆類栽培時、ラウンドアップの利用は、残留農薬を 十分減らすため、播種より10日以上前と決まってます。
え、散布後日数をおくのは、グリホサート(ラウンドアップ)耐性じゃない作物を散布直後に作付けすると枯れる恐れがあるからじゃなかったんですか?その「決まってます」のソースは何ですか?そこに理由や目的は書いてありますか?
これに対し、ラウンド アップ耐性を持つ遺伝子組み換え作物の場合、成育中もラウンドアップを利用 しますから、農薬残留量的には、日本の規制値よりも大きいということになる かと思います。
まあ…思うのは個人の自由ですが。残留基準は作物によって異なります。基準超えを万一出したらえらいことですよ。
残留基準の決め方はもちろん知ってますよね。安全係数が100だとか。書きすぎてボロを出すと恥ずかしいのでこのへんで。
# にしてもLD50とARfDの違いを知らない品質保証部長ってないわー。
Jubilee
Re:なんで殊更遺伝子組換作物を忌避するかな? (スコア:1)
> え、散布後日数をおくのは、グリホサート(ラウンドアップ)耐性じゃない作物を
> 散布直後に作付けすると枯れる恐れがあるからじゃなかったんですか?
いえ、ラウンドアップの場合、葉に付着しないと効果がありませんから、それは
理由にならないはずです。
以下にある通り、「土に撒いてもまったく効果はありません」とされています。
http://www.roundupjp.com/maxroad/019.html#q27 [roundupjp.com]
ラウンドアップが土壌に落ちたときに分解される過程での半減期間は3日〜21日
程度とされていますから、10日程度だと、分解はまだ済んでいません。枯れる
おそれがあるという理由だったとすると、10日という規定では不足しています。
実際、(豆類ではなく)牧草の場合は、播種当日の利用も許されていますから、
「枯れるおそれがあるから」という理由である筈がありません。
> その「決まってます」のソースは何ですか?
ソースは農薬取締法に基づく、農薬登録情報です。
おそらくご存知かとは思いますが、
http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_kaisei/zenbun.html [maff.go.jp]
から検索できるものです。
> そこに理由や目的は書いてありますか?
この登録情報にある用法に従わない場合、農薬取締法第十二条第三項に違反する
ことを意味し、その場合、第十七条第一項にある通り、三年以下の懲役若しくは
百万円以下の罰金という、重い罰則を課せられます。
枯れるおそれだけが問題であれば、そもそも罰則自体が不要ですから、この罰則は、
農薬の安全な使用と、国民の健康の保護を目的に定められていると理解しています。