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青色LED訴訟の「真実」問われる相当対価「604億円」の根拠
http://techon.nikkeibp.co.jp/NEWS/nakamura/mono200406_1.html [nikkeibp.co.jp]
404特許は後に日亜化学によって放棄されています。実生産法として404の請求の範囲(権利範囲)を外れた、もっと良い方法が見つかったからでしょう。
しかし、実用化のブレイクスルーが中村氏の「ツーフローMOCVD」であることは疑いようもなく、また、後にもっと良い製造方法を見いだすための重要なヒントが404特許の中にあったと言われています。(これまでにないくらい"うまく"製造できる条件が見つかれば「何が結晶を好ましい状態で成長させている要因なのか」ということを当業者(業界人)に考えさせるには充分だったと考えられます。)
ノーベル賞受賞者選定において、実用段階
件の記事では、中村氏が元部下の手柄を横取りした(かもしれない)と書いてあるのですが、こちらはどうなんですかねこれは中村氏が立派な業績をあげたこととは別の問題なんですが
> 中村氏が元部下の手柄を横取りした(かもしれない)
この点については、第三者の立場ではあまりにも情報が少なすぎますので私は何とも言えません。これは、ノーベル賞の選考委員も同じでしょう。
実際、発明に当たっては、部下の手も多く借りていると思いますよ。しかし、それを言ったら、他のノーベル賞受賞者も皆、助手を使っているはずです。中村氏が、筆頭発明者、筆頭著者として特許や論文を公開して、それについて公式な物言いが付いていない以上、"とりあえず"世の中では正当なものとして扱われます。
特許とノーベル賞の関係について再度述べますと、
ですから、業績やノーベル賞とは別の問題だと申しているのですが、どうしてそう関連付けるのですか?
そういう話の流れだからでしょう。
むしろ、「業績やノーベル賞」の話の流れの中で「部下の手柄を横取りしたという主張の存在」にこだわりながら「業績やノーベル賞とは別の問題だ」と主張している方がおかしい。完全な部外者の立場でしかない我々が、どっちの主張がどこまで正しいかわかるわけも無いし、そういう主張を持ち出してくること自体、業績やノーベル賞の受賞に関わる話であることが明白。
> それについて公式な物言いが付いていない以上、"とりあえず"世の中では正当なものとして扱われます。って考えで中村氏の業績に対してノーベル賞委員会が授賞するってことなら、それは賞を出す奴の判断だ、そこはもうどうでもいいだろ。
上のA.C氏が気にしているのはそんなことじゃなく、「部下の手柄を横取りしたという主張」の真偽ないし妥当性と、それが真実なら、その横取りした奴の人間性はどうなの?とか、手柄を立てた部下はかわいそうじゃね?とかいう話。「そんな酷い奴にノーベル賞をやるのは不当だ」とまでは誰も言ってない。まだその前の議論だ。
> 複雑な気分の方もいるのではないだろうか 部門より
こういう部門ですから、中村氏の元部下についてコメントするのはオフトピックではありません
> これは中村氏が立派な業績をあげたこととは別の問題なんですが
私は中村氏が立派な業績をあげたと書いていますし、404裁判は決着していますので触れませんでした
残るは部下の証言だけですので、それについてご存じの方がいらっしゃるかと思い質問しましたSTAP細胞の件でのkahoさんのような立場の方ももしかするとおられるかもしれませんしね
> 手柄を立てた部下はかわいそうじゃね?とかいう話。
中村氏への中傷を騒ぎ立てる人ばかりで、元部下が不当に低く評価されていてかわいそう(かもしれない)という点を指摘してくださったのはたったの一人でしたスラド民の心の貧しさが悲しいです
>> これは中村氏が立派な業績をあげたこととは別の問題なんですが> 私は中村氏が立派な業績をあげたと書いていますし、404裁判は決着していますので触れませんでした
認識が甘すぎると思いますね。中村先生の最大の功績は、高輝度青色LEDの量産に対して極めて大きな牽引力になったと言う事。現社長(先代社長の娘婿)の嫌がらせにもめげず、青色LEDへ邁進した事ですよ。現社長の言う通り、HEMTなんかやっていたら日亜はどうなってたでしょうね。未だに徳島べりの下請け中小企業だったでしょうよ。
先代社長の信雄氏と中村先生、この2人に対して、現社長の英治氏は相当な劣等
>>日亜が青色LEDを量産する過程で、中村先生は取り替えが利かない人物だったはずです。>>対して、部下達はその他大勢様、取り替えが利く人間でしょう。
そうですよね。替えが効かない人物が去ってしまうと日亜も新しい研究開発なんてできやしませんよね。白色や緑青色で日亜が稼げているのも、妹尾氏のおかげです。
ああ、なんて可哀想な人なんでしょう。こんな自明な事が分からないとは。それとも、その他大勢様として、盛大にいじめられたんで、目が曇ってるんのかな?
取り替えが利かない人物は、突破口を開いた人物。青色LEDの話とすれば、GaNでの問題点を解決した人と、社内で吹き荒れた逆風にもめげず、量産に向けて邁進した人ですね。それと、日亜の先代社長の信雄氏も、か。
一旦突破口を開けば、後は妹尾氏を含めその他大勢様の数の力でなんとでもなるんです。一旦青色LEDが出来てしまえば、白色LEDなんてそう難しくはないですね。出来る事は分かっているから。疑似
妹尾氏がいつからいて何をやってたか知ってて言ってんのかな、この人w
> 妹尾氏がいつからいて何をやってたか知ってて言ってんのかな、この人w
1989年だかの入社。非常に初期からの中村先生チームのメンバですな。最初はCVDの立ち上げなど下働きを担当。あまり論文は書いてないみたいね。
妹尾氏がEB蒸着用の電子銃を使ってEBアニールのp型の生成を、岩佐氏が熱アニールによるp型の生成を、それぞれ独自で開発となっているけど、これはどうだろう。EBアニールは赤崎先生チームの業績の追試ですし(みんな追試に失敗していた事はあっても)。熱アニールにしても、EBアニールって実は電子衝突による熱が関わっているのではと言う話は前々からあって、その線にそっての実験だったと思いますね。やってみたら出来ちゃいました、って所かしらん。EBアニールは実は云々という話を知らなかったとすれば、それは不勉強でしょう。まあどっちにしろ、出来ちゃったのは出来ちゃったのはラッキーだし、運も実力の内ですけどね。
赤崎先生チームの業績を否定するつもりは更々無いんだけど、実用という話とすればそのままでは難しかったと思います。中村先生が青色LEDをやる前から、豊田合成は赤崎先生チームと組んで開発を進めていたけど、結局日亜化学に遅れをとってしまいましたしね。
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この記事について (スコア:1)
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青色LED訴訟の「真実」
問われる相当対価「604億円」の根拠
http://techon.nikkeibp.co.jp/NEWS/nakamura/mono200406_1.html [nikkeibp.co.jp]
Re: (スコア:5, 興味深い)
404特許は後に日亜化学によって放棄されています。実生産法として404の請求の範囲(権利範囲)を外れた、もっと良い方法が見つかったからでしょう。
しかし、実用化のブレイクスルーが中村氏の「ツーフローMOCVD」であることは疑いようもなく、また、後にもっと良い製造方法を見いだすための重要なヒントが404特許の中にあったと言われています。
(これまでにないくらい"うまく"製造できる条件が見つかれば「何が結晶を好ましい状態で成長させている要因なのか」ということを当業者(業界人)に考えさせるには充分だったと考えられます。)
ノーベル賞受賞者選定において、実用段階
Re: (スコア:0)
件の記事では、中村氏が元部下の手柄を横取りした(かもしれない)と書いてあるのですが、こちらはどうなんですかね
これは中村氏が立派な業績をあげたこととは別の問題なんですが
Re: (スコア:5, 参考になる)
> 中村氏が元部下の手柄を横取りした(かもしれない)
この点については、第三者の立場ではあまりにも情報が少なすぎますので私は何とも言えません。これは、ノーベル賞の選考委員も同じでしょう。
実際、発明に当たっては、部下の手も多く借りていると思いますよ。しかし、それを言ったら、他のノーベル賞受賞者も皆、助手を使っているはずです。中村氏が、筆頭発明者、筆頭著者として特許や論文を公開して、それについて公式な物言いが付いていない以上、"とりあえず"世の中では正当なものとして扱われます。
特許とノーベル賞の関係について再度述べますと、
Re: (スコア:0)
ですから、業績やノーベル賞とは別の問題だと申しているのですが、どうしてそう関連付けるのですか?
Re: (スコア:0)
そういう話の流れだからでしょう。
むしろ、「業績やノーベル賞」の話の流れの中で「部下の手柄を横取りしたという主張の存在」にこだわりながら「業績やノーベル賞とは別の問題だ」と主張している方がおかしい。
完全な部外者の立場でしかない我々が、どっちの主張がどこまで正しいかわかるわけも無いし、
そういう主張を持ち出してくること自体、業績やノーベル賞の受賞に関わる話であることが明白。
Re: (スコア:-1)
> それについて公式な物言いが付いていない以上、"とりあえず"世の中では正当なものとして扱われます。
って考えで中村氏の業績に対してノーベル賞委員会が授賞するってことなら、それは賞を出す奴の判断だ、
そこはもうどうでもいいだろ。
上のA.C氏が気にしているのはそんなことじゃなく、「部下の手柄を横取りしたという主張」の真偽ないし妥当性と、
それが真実なら、その横取りした奴の人間性はどうなの?とか、手柄を立てた部下はかわいそうじゃね?とかいう話。
「そんな酷い奴にノーベル賞をやるのは不当だ」とまでは誰も言ってない。まだその前の議論だ。
Re: (スコア:0)
つきあう気はない。
Re: (スコア:0)
> 複雑な気分の方もいるのではないだろうか 部門より
こういう部門ですから、中村氏の元部下についてコメントするのはオフトピックではありません
> これは中村氏が立派な業績をあげたこととは別の問題なんですが
私は中村氏が立派な業績をあげたと書いていますし、404裁判は決着していますので触れませんでした
残るは部下の証言だけですので、それについてご存じの方がいらっしゃるかと思い質問しました
STAP細胞の件でのkahoさんのような立場の方ももしかするとおられるかもしれませんしね
> 手柄を立てた部下はかわいそうじゃね?とかいう話。
中村氏への中傷を騒ぎ立てる人ばかりで、元部下が不当に低く評価されていてかわいそう(かもしれない)という点を指摘してくださったのはたったの一人でした
スラド民の心の貧しさが悲しいです
Re: (スコア:1)
>> これは中村氏が立派な業績をあげたこととは別の問題なんですが
> 私は中村氏が立派な業績をあげたと書いていますし、404裁判は決着していますので触れませんでした
認識が甘すぎると思いますね。中村先生の最大の功績は、高輝度青色LEDの量産に対して極めて
大きな牽引力になったと言う事。現社長(先代社長の娘婿)の嫌がらせにもめげず、青色LEDへ
邁進した事ですよ。現社長の言う通り、HEMTなんかやっていたら日亜はどうなってたでしょうね。
未だに徳島べりの下請け中小企業だったでしょうよ。
先代社長の信雄氏と中村先生、この2人に対して、現社長の英治氏は相当な劣等
Re: (スコア:-1)
>>日亜が青色LEDを量産する過程で、中村先生は取り替えが利かない人物だったはずです。
>>対して、部下達はその他大勢様、取り替えが利く人間でしょう。
そうですよね。
替えが効かない人物が去ってしまうと日亜も新しい研究開発なんてできやしませんよね。
白色や緑青色で日亜が稼げているのも、妹尾氏のおかげです。
Re: (スコア:1)
ああ、なんて可哀想な人なんでしょう。こんな自明な事が分からないとは。それとも、その他大勢様として、盛大にいじめられたんで、目が曇ってるんのかな?
取り替えが利かない人物は、突破口を開いた人物。青色LEDの話とすれば、GaNでの問題点を解決した人と、社内で吹き荒れた逆風にもめげず、量産に向けて邁進した人ですね。それと、日亜の先代社長の信雄氏も、か。
一旦突破口を開けば、後は妹尾氏を含めその他大勢様の数の力でなんとでもなるんです。一旦青色LEDが出来てしまえば、白色LEDなんてそう難しくはないですね。出来る事は分かっているから。疑似
Re: (スコア:-1)
妹尾氏がいつからいて何をやってたか知ってて言ってんのかな、この人w
Re:この記事について (スコア:1)
> 妹尾氏がいつからいて何をやってたか知ってて言ってんのかな、この人w
1989年だかの入社。非常に初期からの中村先生チームのメンバですな。最初はCVDの立ち上げなど下働きを担当。あまり論文は書いてないみたいね。
妹尾氏がEB蒸着用の電子銃を使ってEBアニールのp型の生成を、岩佐氏が熱アニールによるp型の生成を、それぞれ独自で開発となっているけど、これはどうだろう。EBアニールは赤崎先生チームの業績の追試ですし(みんな追試に失敗していた事はあっても)。熱アニールにしても、EBアニールって実は電子衝突による熱が関わっているのではと言う話は前々からあって、その線にそっての実験だったと思いますね。やってみたら出来ちゃいました、って所かしらん。EBアニールは実は云々という話を知らなかったとすれば、それは不勉強でしょう。まあどっちにしろ、出来ちゃったのは出来ちゃったのはラッキーだし、運も実力の内ですけどね。
赤崎先生チームの業績を否定するつもりは更々無いんだけど、実用という話とすればそのままでは難しかったと思います。中村先生が青色LEDをやる前から、豊田合成は赤崎先生チームと組んで開発を進めていたけど、結局日亜化学に遅れをとってしまいましたしね。