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多分、宇宙の莫大な距離の壁を超える方向に進歩するより、壁の内側で安定する方向に進化する方が早いだろうから。
適者生存の原理は、数学と同じでどの星で生命が発生した場合も等しく適用されると考えられるが、現在の人類のように増え続け競い続ける状態は、不安程度が高く、「適者」として十分に成熟しているとは言いがたい。例えるなら、人間も子供のうちはどんどん身体がでかくなる方が有利だが、その調子ででかくなり続けたら中年になる前に内臓の機構が保たず自滅するであろう事に似ている。
ある程度繁栄し外敵を排除したら、「外に向けてアグレッシブである」事より、「リスクとなりうる因子を排除して内側に向けて安定する」事のほうが生存に有利になるだろう。成熟し長く生き残る種というのは、恐らく「進歩する事より、現在の状態を維持する事に長けた種」だ。他の星で進化した種も、長く生き残っているなら他の星には興味を示さなくなっているだろう。それは遠くに存在するかもしれない脅威に自ら向かっていく行為であり、生存に不利だからだ。だから、異星人に出会わない。
そう考えると、人類ももしこの先うまく自滅を避け続け進化し続けたなら、技術の進歩や宇宙の距離の壁を超える冒険に興味を持たず、むしろそれを避けるべき事として強力に抑制する生物になっていくだろう。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人
異星人は存在はするのだろうが、原理的に出会いにくいのだろう (スコア:0)
多分、宇宙の莫大な距離の壁を超える方向に進歩するより、壁の内側で安定する方向に進化する方が早いだろうから。
適者生存の原理は、数学と同じでどの星で生命が発生した場合も等しく適用されると考えられるが、
現在の人類のように増え続け競い続ける状態は、不安程度が高く、「適者」として十分に成熟しているとは言いがたい。
例えるなら、人間も子供のうちはどんどん身体がでかくなる方が有利だが、
その調子ででかくなり続けたら中年になる前に内臓の機構が保たず自滅するであろう事に似ている。
ある程度繁栄し外敵を排除したら、「外に向けてアグレッシブである」事より、「リスクとなりうる因子を排除して内側に向けて安定する」事のほうが生存に有利になるだろう。
成熟し長く生き残る種というのは、恐らく「進歩する事より、現在の状態を維持する事に長けた種」だ。
他の星で進化した種も、長く生き残っているなら他の星には興味を示さなくなっているだろう。
それは遠くに存在するかもしれない脅威に自ら向かっていく行為であり、生存に不利だからだ。
だから、異星人に出会わない。
そう考えると、人類ももしこの先うまく自滅を避け続け進化し続けたなら、技術の進歩や宇宙の距離の壁を超える冒険に興味を持たず、
むしろそれを避けるべき事として強力に抑制する生物になっていくだろう。