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>生徒たちが「進化論にまつわる論争を理解するのに必要な科学的知識をもっていない」と政府が判断したことが理由だという。
生徒に必要な科学的知識を教育できないということですね。
検証可能で無いと、科学的正しいとは言えない。高等生物の進化を実験的に検証する事は現実時間では困難だから、最も容易な検証手段を封じられている。
進化論の正当性を検証するには、化石資料と地質年代との厳密な一致を計る必要が有るが、過去の主論が分子系統論でアッサリひっくり返ったりして、正確性が疑われてるのが今の状態。だから「何が本当に正しいか」を教える為の情報が揃って無い。過去に「鳥は恐竜から進化した」って教えてて、それが違うって言われたら進化論なんて信じられなくなっても不思議じゃない。
進化論の正当性は地質年代の正当性に依存してて、それは原子物理学とかが理解出来て無いと正当性を確信出来ない。進化の系統を辿るには、分子生物学に頼る必要がある。これらの知識を統合して、整合性のある大きな体系を体感出来ないと、進化論を信じる事が出来ない。でも、全部教えるのは、明らかに高校生の範疇を超えてる。つまり、高校レベルの知識では、進化論は検証不能な非科学的知識と言わざるを得ない。
論争の無い分野であれば、自身で検証出来なくても教える事が出来るが、論争の真っ只中では、自身で検証可能なことだけを教えるのも科学的には正当な方法。高校では、検証手段の提供を主目的にして、事実は自身で調べるのが教育の本筋じゃない?
典型的な無知による誤解。
まず「検証可能」というのは「実験によって再現できる」という意味ではない。「明確に"間違いである"と指摘ができ撤回させられること」が検証可能ということの意味。
その意味で、形態学的な進化論が分子系統学によって部分的に撤回させられアップデートさせられたことは、進化論が科学であることの証拠。
ニュートン力学がアインシュタインにより一部撤回・アップデートされたことをもって「物理学は正確性に疑問を持たれている」「信じられなくなっても不思議じゃない」とは言わないはず。
高等生物の進化を実験的に検証する事は現実時間では困難だから
遺伝子の変異により種が分岐する瞬間を実験室で確認した研究は存在する。とある貝は左巻きだが、一遺伝子の変異で右巻きになるということがあった。すると生殖器の形が異なってしまい互いに接合できないので定義上別種になる。
過去に「鳥は恐竜から進化した」って教えてて、それが違うって言われたら
誰です、そんな非学問的で不正確な極まる物言いをしたのは?「かつての恐竜の子孫が鳥の祖先となった」とかならまだしも。ちなみに系統学的には「鳥は、恐竜そのものである」が正しいようですが、それは系統学の記述方法が変わったからであって、実際の進化の道筋が撤回されたわけではない。
ちなみに、高校生物の教科書でも分子系統学の話題はしっかりと触れられていて、過去正しいと思われていた分岐が塗り変わった例などとともに紹介されている。生半可な知識で適当なことを書き散らさないでもらいたいものだ。
入学したら先ず「科学とは」から初めますか。
>高校では、検証手段の提供を主目的にして、事実は自身で調べるのが教育の本筋じゃない?
日本でも授業で教えられている内容が年々ひっくり返るのを見てると、結局どうすりゃいいんだとか思ってしまう。「授業では現在のところ主流になっていると思える知識を教えます、但しそれらは確定事項ではありません。各自で随時内容の正当性を確認してください。」という宣言が毎回必要になりそう。
#「何が本当に正しいか」答えはCMの後で。
証拠と実験と論理を以て、学説が収斂し、時に定説が引っ繰り返る過程その物が「科学」だ。その過程を見ていられる者は、幸運である。この世には或いは嘗てもこれからも、定説が引っ繰り返す事を許さない社会は幾らでもあるのだからその典型例が「神学」だ。
状況証拠しか出てこない推理小説みたいなもどかしさ。
明確な証拠がないなら、『それなりに確からしい説』しか出てこない。というのもまた科学的なのではないか、とか思ったりもしますが。
#生命の起源とかそういうジャンルで言うと、#『自然発生説』あたりが、一番わかりやすく『科学的』なんじゃなかろうか。
検証手段を持ってる人は研究者と言うのではないかな。
勉強は、出来上がってる知識の関係性(ネットワーク)を大体つかんで、マッピングする感じだと思う。とてもではないが、原理的理解に達するには、例えば分野によっては高等数学が必要とか、高校レベルでは一般化できないものもある。
ただ、進化論ごときにとやかく言うのは理解できない。化石とか地質年代はそんなに重要じゃない。分子生物学的知識は有用だが、ダーウィンのように形質の違いから出発するので十分。
金属の箱が水に浮いたり、空を飛ぶのが信じられないという話もあろうが、ほとんど数学を使わなくても説明できる。
基礎的で常識的な理解は、義務教育レベルで得られているべきだ。現在、十分とは思わないけど。
例えば、暗黒バエ [wikipedia.org]では、暗闇で育てられたハエの遺伝子に変化が起きたことが確認できていますが、やろうと思えば(60年かかるけど)他の人も検証可能だと思います。
もっと簡単なところでは、植物の品種改良だって、進化論の科学的検証だと思いますけど。(進化論を否定している国では、植物の品種改良も禁止なのかな… 私は知らないけど)
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs
教育の敗北 (スコア:1)
>生徒たちが「進化論にまつわる論争を理解するのに必要な科学的知識をもっていない」と政府が判断したことが理由だという。
生徒に必要な科学的知識を教育できないということですね。
進化論は非科学的 (スコア:3)
検証可能で無いと、科学的正しいとは言えない。
高等生物の進化を実験的に検証する事は現実時間では困難だから、最も容易な検証手段を封じられている。
進化論の正当性を検証するには、化石資料と地質年代との厳密な一致を計る必要が有るが、過去の主論が分子系統論でアッサリひっくり返ったりして、正確性が疑われてるのが今の状態。
だから「何が本当に正しいか」を教える為の情報が揃って無い。過去に「鳥は恐竜から進化した」って教えてて、それが違うって言われたら進化論なんて信じられなくなっても不思議じゃない。
進化論の正当性は地質年代の正当性に依存してて、それは原子物理学とかが理解出来て無いと正当性を確信出来ない。進化の系統を辿るには、分子生物学に頼る必要がある。
これらの知識を統合して、整合性のある大きな体系を体感出来ないと、進化論を信じる事が出来ない。でも、全部教えるのは、明らかに高校生の範疇を超えてる。
つまり、高校レベルの知識では、進化論は検証不能な非科学的知識と言わざるを得ない。
論争の無い分野であれば、自身で検証出来なくても教える事が出来るが、論争の真っ只中では、自身で検証可能なことだけを教えるのも科学的には正当な方法。
高校では、検証手段の提供を主目的にして、事実は自身で調べるのが教育の本筋じゃない?
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Re:進化論は非科学的 (スコア:2)
典型的な無知による誤解。
まず「検証可能」というのは「実験によって再現できる」という意味ではない。
「明確に"間違いである"と指摘ができ撤回させられること」が検証可能ということの意味。
その意味で、形態学的な進化論が分子系統学によって
部分的に撤回させられアップデートさせられたことは、進化論が科学であることの証拠。
ニュートン力学がアインシュタインにより一部撤回・アップデートされたことをもって
「物理学は正確性に疑問を持たれている」「信じられなくなっても不思議じゃない」とは言わないはず。
遺伝子の変異により種が分岐する瞬間を実験室で確認した研究は存在する。
とある貝は左巻きだが、一遺伝子の変異で右巻きになるということがあった。
すると生殖器の形が異なってしまい互いに接合できないので定義上別種になる。
誰です、そんな非学問的で不正確な極まる物言いをしたのは?
「かつての恐竜の子孫が鳥の祖先となった」とかならまだしも。
ちなみに系統学的には「鳥は、恐竜そのものである」が正しいようですが、
それは系統学の記述方法が変わったからであって、実際の進化の道筋が撤回されたわけではない。
ちなみに、高校生物の教科書でも分子系統学の話題はしっかりと触れられていて、
過去正しいと思われていた分岐が塗り変わった例などとともに紹介されている。
生半可な知識で適当なことを書き散らさないでもらいたいものだ。
Re:進化論は非科学的 (スコア:1)
入学したら先ず「科学とは」から初めますか。
>高校では、検証手段の提供を主目的にして、事実は自身で調べるのが教育の本筋じゃない?
日本でも授業で教えられている内容が年々ひっくり返るのを見てると、結局どうすりゃいいんだとか思ってしまう。
「授業では現在のところ主流になっていると思える知識を教えます、但しそれらは確定事項ではありません。各自で随時内容の正当性を確認してください。」という宣言が毎回必要になりそう。
#「何が本当に正しいか」答えはCMの後で。
Re:進化論は非科学的 (スコア:1)
あの手のは定説ひっくり返した暴論を垂れ流すことでしか飯が食えないエセ学者のたわごとをまともに信じた弊害でしかないでしょ
いい国つくろう鎌倉幕府だって将軍になったのと成立年とする、という定義だったのを、実はもっと前から権力あったからみたいな詭弁を認めちゃうわけで、そんなの一朝一夕で権力者になれるわけもなくいくらでもコジツケられるに決まってるんだからそのうち天地開闢まで遡るだろうさ
Re: (スコア:0)
証拠と実験と論理を以て、学説が収斂し、時に定説が引っ繰り返る過程その物が「科学」だ。
その過程を見ていられる者は、幸運である。
この世には或いは嘗てもこれからも、定説が引っ繰り返す事を許さない社会は幾らでもあるのだから
その典型例が「神学」だ。
Re:進化論は非科学的 (スコア:1)
状況証拠しか出てこない推理小説みたいなもどかしさ。
明確な証拠がないなら、『それなりに確からしい説』しか出てこない。
というのもまた科学的なのではないか、とか思ったりもしますが。
#生命の起源とかそういうジャンルで言うと、
#『自然発生説』あたりが、一番わかりやすく『科学的』なんじゃなかろうか。
Re: (スコア:0)
検証手段を持ってる人は研究者と言うのではないかな。
勉強は、出来上がってる知識の関係性(ネットワーク)を大体つかんで、マッピングする感じだと思う。とてもではないが、原理的理解に達するには、例えば分野によっては高等数学が必要とか、高校レベルでは一般化できないものもある。
ただ、進化論ごときにとやかく言うのは理解できない。化石とか地質年代はそんなに重要じゃない。分子生物学的知識は有用だが、ダーウィンのように形質の違いから出発するので十分。
金属の箱が水に浮いたり、空を飛ぶのが信じられないという話もあろうが、ほとんど数学を使わなくても説明できる。
基礎的で常識的な理解は、義務教育レベルで得られているべきだ。現在、十分とは思わないけど。
Re: (スコア:0)
例えば、暗黒バエ [wikipedia.org]では、暗闇で育てられたハエの遺伝子に変化が起きたことが確認できていますが、やろうと思えば(60年かかるけど)他の人も検証可能だと思います。
もっと簡単なところでは、植物の品種改良だって、進化論の科学的検証だと思いますけど。
(進化論を否定している国では、植物の品種改良も禁止なのかな… 私は知らないけど)
Re: (スコア:0)
サルから人への進化に相当する変化を実験室レベルで確認できた例はない