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って、国立大学が国立大学法人とかになった年でしたっけ。交付金だか補助金も減額されてそうだし、計画的に大学の力を削いだ結果としては順当なのかもしれない。
>記事では「研究活性化策として導入した競争原理の拡大が奏功しなかった形」とも記されている。
交付金と補助金削って、「競争的資金を取ってきて研究しろよ」ってことになったのが2000年代ですが、結局「競争的資金のプロポーザル」「競争的資金の報告書」に取られる時間が増えて「研究の時間」が減っているんですよね。
しかも、「競争的資金の研究計画」って「プロポーザル出す時点で○年後にどんな成果が出ているはず」っていう、研究計画っていうより事業計画で、『不測の事態に陥った時、新発見がある』っていう研究らしい研究にはお金がでない(お金出す側としては「成功するんだかしないんだか見通しないのにお金出せるか」ってのは理屈としてあっている)
なので、「○年後に『確実に』成果がでそうな研究計画」を立てて、競争的資金に応募し、WorkTimeの数十パーセントをそれに充てる
でも、「○年前に成果が出そうと今から見込みが立つもの」って、たいてい「○年後には陳腐」なんですよね、昨今。そうなると、まあ…
それが分かったうえで「競争的資金のプロポーザル」「競争的資金の報告書」に追われているのが研究者の現状ではないかと(経験談)なんかいい解決策ないかなとは思いますが、手札無し#研究者側から「したいようにやらせて」目線の意見なので、当然ながら異論はありです
だいたい論文数で評価するのがおかしくない?競争に勝ってお金出してもらったところは増えるかもしれないが、負けたところは減るにきまってんじゃん。
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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie
2004年 (スコア:3, すばらしい洞察)
って、国立大学が国立大学法人とかになった年でしたっけ。
交付金だか補助金も減額されてそうだし、計画的に大学の力を削いだ結果としては順当なのかもしれない。
Re:2004年 (スコア:5, 参考になる)
>記事では「研究活性化策として導入した競争原理の拡大が奏功しなかった形」とも記されている。
交付金と補助金削って、「競争的資金を取ってきて研究しろよ」ってことになったのが2000年代ですが、結局「競争的資金のプロポーザル」「競争的資金の報告書」に取られる時間が増えて「研究の時間」が減っているんですよね。
しかも、「競争的資金の研究計画」って「プロポーザル出す時点で○年後にどんな成果が出ているはず」っていう、研究計画っていうより事業計画で、『不測の事態に陥った時、新発見がある』っていう研究らしい研究にはお金がでない
(お金出す側としては「成功するんだかしないんだか見通しないのにお金出せるか」ってのは理屈としてあっている)
なので、「○年後に『確実に』成果がでそうな研究計画」を立てて、競争的資金に応募し、WorkTimeの数十パーセントをそれに充てる
でも、「○年前に成果が出そうと今から見込みが立つもの」って、たいてい「○年後には陳腐」なんですよね、昨今。
そうなると、まあ…
それが分かったうえで「競争的資金のプロポーザル」「競争的資金の報告書」に追われているのが研究者の現状ではないかと(経験談)
なんかいい解決策ないかなとは思いますが、手札無し
#研究者側から「したいようにやらせて」目線の意見なので、当然ながら異論はありです
Re: (スコア:0)
だいたい論文数で評価するのがおかしくない?
競争に勝ってお金出してもらったところは増えるかもしれないが、負けたところは減るにきまってんじゃん。