ジェネリック医薬品と新薬、どっちを使う? 167
ストーリー by mhatta
私は医者に任せるかな 部門より
私は医者に任せるかな 部門より
marudiana 曰く、
読売新聞の記事「医療費抑制の効率化計画を公表」によると、厚生労働省は5月15日、「医療効率化計画」を経済財政諮問会議に提示した模様。計画の柱はジェネリック医薬品の数量ベースの割合を現在の倍の30%に引き上げる点。英米の50%と比較するとまだまだ低いが、医療費の総額抑制のためにはジェネリック医薬品の活用拡大がカギだと考えているようだ。
ジェネリック(後発)医薬品とは、製造方法等に関する特許の期限が切れた先発医薬品と同じ主成分を含んでいるが、特許権者でない医薬品製造企業がそうした特許内容を利用して製造した医薬品のこと。2006年4月より処方せんの様式が変更となり、「後発医薬品への変更可」欄に可と署名すれば、患者の意思でジェネリック医薬品に変更することが可能となった。さらに、同じく読売の「処方せん様式変更、後発薬を優先使用」でも、厚生労働省は、あえて新薬を選ぶ場合は、医師が処方せんに理由を明記することを求める方向で検討している(中医協(第103回)の議事次第) 。
ジェネリック医薬品では、生産体制や情報提供の問題以外にも、新薬と微妙に成分が違ったり、効きが変わる場合もある。患者の意思でジェネリック医薬品に変更できるようになったわけですが、あなたはジェネリック医薬品を使用しますか? それでも新薬を使用したいですか?
検体 (スコア:5, 興味深い)
行っていないと、薬剤師に言われました。
つまり、人柱的 と言う事かなぁと認識しました。
子供がアトピーなんで、それようの飲み薬を貰う時の話です。
妻は、とりあえずジェネリックを処方してもらったらしいのですが、
子供がまだ小さい為、医療費負担が無い(市・国の負担)ので、
私が薬を取りに行った時には、新薬(と言うか従来品)に変えてもらいました。
効き目は、正直違いが判りませんでしたが、十分な試験を行っている方を
(ジェネリックが無試験とは言いませんが、従来品に比べたらと言う意味)
使いたいと思いました。
#自費負担になったら、ジェネリックを使うようになるかなぁ・・。
Re:検体 (スコア:3, 興味深い)
Re:検体 (スコア:4, 参考になる)
承認を得るために結果をいじった新薬と同じ成分の後発薬は当然同等にしか安全ではないわけで(同等に危険なわけで)、
後発薬の方が安全ということはありえないかと。
ちなみに、製造する工場とか環境によって厳密には変わってくるらしく、アレルギー体質の人とかでは後発薬が駄目という場合もあるらしいと聞いたことはありますが、本当かどうかは知りません。
保険の適用される前の薬価を見ると、結構後発薬と新薬の差が激しいことに気づかされます。だいたい、新薬は後発薬の数倍するからなぁ。
#と、先日偏頭痛の薬マクサルトを処方してもらったときに薬価を見てびっくりしたけど、実は緊張制頭痛でしたってことで、無駄な薬買わされたんだなぁと思った上、筋緊張改善剤のミオナール(新薬)を処方されたわけですが、1錠24.1円の薬価に対して後発薬は6.4円なわけでさらにびっくり・・・。
#っていちいち気にしながら処方薬を飲む人は滅多にいないと思いますがw
Re:検体 (スコア:5, 参考になる)
たとえば、デパス [pmda.go.jp]のジェネリックであるパルギン [pmda.go.jp]とでは、添加物はぜんぜん違います。
それでアレルギー反応起こす事もありえるでしょうね。
でも、医師がアレルギー反応を確かめないで処方した事が問題の場合もあるかもしれませんね。
この手の薬の薬価差は処方量が半端じゃなく、長期投薬される場合は、でかいですよね…
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Re:検体 (スコア:5, 興味深い)
そのむかし、今から10年は前になるかなあ。かのバイエルの製品と国産のゾロ品だと、同じもののはずなのに切れ味が全然違うってのに対して、「バイエルはDDSが違うから」って噂を聞いて納得したことがあります。成分が同じでも、例えば結晶形や剤型が違うと代謝吸収に差が出たりするので、薬物の体内動態を工夫することで、ひと味違う薬になってしまったり。まぁ正直言うと、DDSあたりの違いがいつも劇的に効き目に反映されるかというと、むしろそういうケースの方が少なかったりはするんですが。
こういう部分はしばしば見落とされがちなんだけど、そういう細かい知見の積み重ねというのは薬の効き方には意外に馬鹿になりません。こういう知見の有無はその薬に金をかけて調査した資料をどれだけ自前で持ってるか、というところに依存しますが、ゾロ品出してる会社は(元々が他社のに乗っかって開発コストを下げようというところが多くて)自前でそこまで調べてるところはほとんどなかったりするわけで。
基礎からこつこつ叩き上げたものと、基礎が出来上がってないのに形だけまねたものとの差は、出てくるときには出てくるものなんですよね。
ドラッグデリバリーシステム (スコア:5, 参考になる)
薬品って決して単体で投与されるわけではなく, 最も単純な場合でも何らかのvehicleを使うのが普通ですしね. 錠剤なんかだと有効成分はごくわずかで重量・体積の大部分は糖やデンプンで占められていますし, カプセル剤なんかも胃での有効成分の変質を防ぐために時間差で溶けたりとか, 身近な薬でもいかに投与し患部に届けるかって工夫が凝らされていますからね. 「痔には止まって治す〜」なんてのは, まさにそのものズバリな表現ですし.
一般市販薬でこれですから, 医科用薬品ではさらに単回投与で長時間薬物濃度を一定値に維持するとか, 細胞レベルで標的を特定するとかまで研究されている [nistep.go.jp]みたいです.
Re:ドラッグデリバリーシステム (スコア:4, おもしろおかしい)
なるほど。
一般に、薬は半分どころか大部分が優しさでできていたのですね。
Re:検体 (スコア:2, 興味深い)
新薬(という言い方はおかしいが)が、一時発がん性が疑われた赤い着色料を使っていて
嫌な感じでしたがそれしかなかったものが、近年後発薬が出て着色されていないので
よかったなと思ったこともあります。効き目は全く変わらないし、薬代が1/6になりました。
Re:検体 (スコア:2, おもしろおかしい)
地元の高齢者相手に整形外科やってる病院では、不安感を抑える為にルボックスを処方する事もあるとか。
しかし、デパスの場合ジェネリックでも1mgで約9円、0.5mgじゃ約3円しか薬価差がなければねぇ。
顆粒なら価格差がしゃれにならないけど…
#私もパキシル飲んでたけど、効果なくてルボックスにしたけど、同じく効果なしだったな。SSRIよりはNSRIの方がいいのかなぁ?
#まぁ、「同病相哀れむ」というよりは、「同薬相憐れむ」って雰囲気のトピックだわな(苦笑)
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Re:検体 (スコア:2, 興味深い)
と言うか、必要な母数nを最初から決めます。
それは違法な手段ではないと思いますが…
Re:検体 (スコア:3, 参考になる)
#実際、日本の新薬認可は(昔ほどじゃないにしても)相当甘い
専門家を名乗りながら「ジェネリックは効果が低い」なんて発言している人がいるのは驚きですが、効果は変わりません。少なくとも統計上有意な効果の低さは確認されていないはずです。
#だいたい真面目な専門家は「ジェネリックは」なんて乱暴な言い方しません。
ジェネリックの問題点はそういうところではなく、(他のスレッドでも出ているように)情報の蓄積が進んでいないことです。それから、これは薬自体の問題ではありませんが、新しいものを使うと、現場にコストとリスクが発生します。
まずコストの面ですが、新しい薬についていろいろと情報を集める必要がありますし、薬の名前だって覚えなければならないでしょう。専門家ならそのくらい当たり前、と思う人もいるでしょうし、実際きちんと対応をしているところもあるでしょうが、一方で30年前の医学知識からまるで前進なく開業医を続けているような医師も大勢居ます。
リスクの面については、患者側の意識も問題になります。たとえば、薬の効果が出なかった場合「お前が変な薬を使うからだ」と医者を非難する患者がいます。一方、歴史の長い薬だと、たとえ副作用が出ても「そういう薬なんです」で済んでしまうことが多いものです(患者もなぜかそれで納得する)。実際、重篤な副作用が指摘されつつも「長年使っているから」という不可解な理由で使用が続けられた(続けられている)薬がたくさんあります。
#このストーリー全体に、陰謀論みたいのが渦巻いてるように感じるのは気のせい?
Re:検体 (スコア:3, 興味深い)
話としては適切かと。そして、その互換OSには碌に運用情報が出てこない。
病院というか、医師側としては院外処方やってますと先行薬も後発薬も収入としては一緒ですが、
後発薬可にするとMRからの情報は入らないわ説明の時間は増えるわ、なにより薬局からの問い合わせが
劇的に増えるくせに患者の金銭的負担は大して減らないわで、選ばない理由はあっても選ぶ理由が
ないという…。
ジェネリックを指定したくても (スコア:5, 参考になる)
以前、私が通ってた病院では、それまでの投薬履歴を話したら
「パルギン?どんな薬だろう?」
えっ?エチゾラムです。デパスのジェネリックですけど…
「へぇ、そんな薬あるんだ」
…あのう、これどうぞ…と、念の為にと思ってた印刷しておいた添付文書 [pmda.go.jp]を渡した事がある。
地元でも、有名な精神科の病院でもあったんだけど、ちょっと不安に思いました。
「今はこれも簡単に手に入るんだぁ。ネットって便利だねぇ」
…
そのやり取りを隣の部屋で薬剤師が聞いていたのか、帰りに薬渡す時は嬉しそうに「薬の事で聞きたい事あるなら何でもどうぞ」と目を輝かせてたのが印象的だったよ。
知人の薬剤師曰く「今まで、いろんな医師の処方箋みたけど、薬の知識が疑いしい医師もいない訳でもないよ…」とか。
もっとも、この手の薬の場合、プラセボ効果を期待する事もあるだろうから、下手にジェネリックがあるよと言えないかもしれないと思う事もあります。
でも、ジェネリックを使わずに投薬が多い治療方針の場合は、MRが必死に営業してたんじゃないかな…と、勘繰る事もありますけど。
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先発品と後発品は同じではない (スコア:5, 参考になる)
私の所にもMR(販売医促進員、一応薬の説明をすることにはなっているのですが)がやってきます。
ところがジェネリックの人は価格の話しかしません。
有名な高脂血症治療薬の場合、先発品の10分の1。1錠10円程度でいかがですかときます。
大量に購入すればさらに割り引くそうです。後発品の定価の25%以下です。
原材料はイスラエルからの輸入だそうです。
ところで、これら後発品の高脂血症治療薬が販売された時、市販後調査(安全性の確認)を
求められました。ところが、テレビで宣伝しているジェネリック製薬会社は、テレビCMには
金をかけるが、市販後調査は結局どこも行わず、厚生労働省もあきらめたそうです。
これが問題です。それ以降ジェネリック医薬品の調査は行われていません。そのため、
薬剤で副作用が起きたとか、効かないといった調査が行われていません。
厚生労働省はメーカを信用していると言っていますが、アメリカではFDAが抜き取り調査を
していて、主成分の含有量や混合物のチェックをしています。アメリカでもジェネリックが出た当時は
主成分の入っていない薬剤が発見され発売中止になっています。車を例に取れば、日本では車メーカはトヨタと同じ
車を作っているといったん許可をとれば、どんな中小メーカでも売りっぱなしで良いのことになってしまいます。
品質の保証は同じ車を作っていると言い張れば良いと言う次元です。
かつて、リーコール隠しで自動車メーカが有罪になりましたが、ジェネリックメーカは売っている
製品の調査もしていません。しているのかもしれませんが、私のところに来るMRで市販後調査の
データを持ってきたら購入すると言っても1社も持ってきません。
薬剤のデータシートを見ると血中半減期は先発品と比べて、3分の1から、3倍程度までに開きがあります。
つまり、先発品が1日1回服用の場合、後発品では3回飲まないとダメな場合と1日1回でも過剰になる場合が
有ります。つまり、主成分は同じ(はず?)でも薬剤に加工する段階でのノウハウで全く違う薬剤に
なってしまいます。そのノウハウで30年以上も後発品を寄せ付けないメーカもあります。
ジェネリック対策で厚生労働省は新薬に対してはメーカ希望価格より高い値段を強制的につけて売り出させています。
このため、最近ではびっくりするような値段の薬剤が増えています。高くて使い難い薬剤に使用としているのでしょうが、
逆に売れると医療費をあげてしまう結果になっています。
また、アメリカではジェネリック対策として先発品メーカが値段を元は取ったのでと言うことでジェネリック以下に下げる
場合もあるようです。公定価格ではなく、メーカに価格を任せるようにすべきです。
また、メーカはTV CMで盛んに安くなり場合によっては3分の1と言っていますが、前述の激安品を薬局が使用しても、
健康保険の計算は定価で行われます。したがって3割負担の場合、100円の薬剤では30円が患者さん負担となりますが、
40円の薬剤では12円でこの他に調剤料がかかります。また診察料を含めると多少安くなる程度と思ってください。
Re:先発品と後発品は同じではない (スコア:5, 参考になる)
ひとつは経験から。以前勤務していた病院で、抗てんかん薬が大手製薬会社の後発品に変わったとたん、ずっと発作の無かった受け持ち患者さん3名に発作がおき、一錠づつ処方を増量したことがあります。メーカーが変わって発作が起きるのでは同等性は怪しいと感じていました。安さの度合いにもよりますが、薬が増えるのでは単純比較出来ません。
ふたつめは、ジェネリック製剤を作っている製薬会社の話から。ジェネリック製剤の生物学的同等性は、90%とのことです。普段、95%、99%の情報を判断基準としている身としては、認可されている同等性レベルが低すぎるのではないでしょうか?アメリカの基準なので大丈夫だとメーカーさんはおっしゃるのですが・・・。逆に90%なら発作が起きてもおかしくないかと変な納得をしてしまいました。
今の勤務先でも一部ジェネリック製剤に変わっていますが、血中濃度管理の必要な薬剤については切り替え時に不安を感じています。まあ、先発薬品も常に疑問・不安を持ちながら慎重に処方すべきですけど。
現状では、自分の服用するジェネリック医薬品はどのレベルかを「日本ジェネリック医薬品学会」のホームページなどから調べ、どの検査は行っていて、何は行っていないかなどチェックし、リスク・メリットを秤にかけて、判断するしかないのではないかと、この制度は安心・信頼からほど遠く、寂しい限りです。個人的にはこのホームページも検索が、医療関係者用・患者さん用に分かれているところに不信感を持っているのですが。
ということで本当に「ジェネリック医薬品は患者さんのため」と自信を持って言えません。
規制緩和+ノーチェック体制が、あずみ野観光バス事故の元になったようなことが、ジェネリック医薬品で起きないといいのですが。
Re:先発品と後発品は同じではない (スコア:2, 興味深い)
この場合、先発品でも後発品でも医師(病院)の儲けは殆ど増えも減りもしません。
しかし、後発品というのは先発品より種類が多い(当たり前)ので、薬局側の在庫負担がすんごい事に
なってきます。そうすると薬局はますます大規模薬局化と病院と密に連絡を取れる(いわゆる)門前薬局化の
二極化が進むわけで、どこをどうひっくり返しても「かかりつけ薬局」の方向には行きません。
政策としてやってることの整合性は一体どこにあるのやら。
処方が必要なのは厚労省の中の人に対してではないかと思(ry
同じ仕様書から作られたものが同じとは限らない (スコア:5, 参考になる)
先発品(新薬は間違いだと思うよ?)とジェネリックは
「同じ仕様書」に基いて作成された2つのプログラムと思うといい。
新薬の特許が切れた時点で、先発品の外部仕様書(効能、効果、剤型、投与量など)
は公開されます。
そして、内部仕様の一部(有効成分、薬剤の物理化学的性質)も公開されます。
ですが、全ての内部仕様が公開されるわけではありません。
更にいうと、テスト仕様(臨床データ、治験データなど)も公開されません。
ジェネリック医薬品を開発する後発メーカは、この未公開の部分を
リバースアセンブル(独自に調査)した上で、後発メーカが持つノウハウを
投入してジェネリック医薬品を完成させるわけです。
当前、先発品には先発メーカのノウハウが詰まっているわけで、
これは決して公開されません。
同じ仕様書をもとに、その機能自体を開発したA社に発注したプログラムと
全く関係がないB社に発注したプログラム、どちらの品質が高いかは
歴然でしょう。
もちろん、外仕は明確ですし、機能的にはB社も問題ないものとなるはずです。
しかし、高負荷環境(高齢者や未成年への適用、複合疾患の場合)など
テストでは想定されていないケースでの信頼性はA社の方が高いはずです。
自分が比較的健康でリスクに耐えられると判断できるならば、
B社のジェネリックをとるのもいいでしょう。
しかし、リスクが高いと判断するならば先発品をとるべきです。
最終的にリスクを判断するのは本人であって、リスクを判断するにあたって
十分な情報を集める責任もまた本人にあります。
安易にジェネリックを選択するくらいなら、安易に先発品を選択する方が
安全でしょう。
スラドの諸兄ならば、この2が一緒になるはずがないことが
ご理解いただけるのではないでしょうか。
--
中の薬剤師だけどID。
Re:同じ仕様書から作られたものが同じとは限らない (スコア:5, 興味深い)
ついでなので、新薬メーカの対抗策をひとつ
特許(親コメントでいうところの「仕様書」)に『とっても高価な機械を使う』ことを明記してしまうのです
ジェネリックが安くできるのは、新薬と『ほぼ同じ』ものを、『ほぼ同じ』製法で薬剤にすることで、試験をある程度免除されているからです
よって、製法が大幅に異なる場合は、新薬ほどではないにしても、結構な量の試験を要求されます
#関係者っぽい気がするけど、IDで
マテマテ (スコア:4, 興味深い)
成分や効きがまったく同じである必要はぜんぜんないぞ。
#「特許取ったから効く」といった意味不明な論理が世間である程度通用してるのは承知してるけど
後発製品だってちゃんと治験やって効果が(先発製品と同程度には確からしいことが)確認されてる。リンク先のウィキペディアの記事に「毒性試験をやらないから云々」と書いてあるが、不要な試験をやってコストを上げても誰も得しない。
#毒性試験がどういう試験だかわかって書いたのかどうかわからないが
製薬会社によって製品の精度にある程度差があるのは確かだけど、誤差みたいなもの(というか、有意な差が出るほどばらついたら困る)。そういうのを気にする人は、普段薬を買うときに「どこのメーカーがどこの工場で作ったか」なんて確認してるのだろうか?
#最初からオマジナイに近いような製品ならともかく、ちゃんとした薬効があって、それを目的に買う場合なら、そんなの問題にならないと思うのだが。
かかりつけの医者曰く (スコア:3, 参考になる)
ブランドによって多少の差異はあるが、コーヒーであることには変わりがない。と。
本質さえはずさなければ問題ないと言うことでしょうかね。
ジェネリックにお世話になっていますが (スコア:4, すばらしい洞察)
確かに処方実績などの臨床例から先発品の方が実績の蓄積・情報量は多いでしょうが、薬価基準を照らし合わせた分それほど優位な差が出る物なのでしょうか?
先発品で薬価が高い分リスク回避が保証されている訳でもないでしょうし。
どちらかというと、処方する医師や調剤する側が後発品の知識に明るいかの方が重要ではないかと思います。
実際、後発品への認可をもらっていても調剤時に効能について差異が出るために、調剤側でジェネリックにあえてしなかった事があります。
ジェネリック云々よりも複数の場所で調剤してもらっていたり(所謂「お薬手帳」等でちゃんと管理できていればまだいいですが)、併用している薬を正しく伝えていなかったりと言うような方が私は怖いです。
新薬って (スコア:3, 興味深い)
Re:新薬って (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:新薬って (スコア:2, おもしろおかしい)
一般名処方強制どうよ (スコア:3, 興味深い)
溶出含めた動態・試験が省略されているという不安感と
MRの絶対数が不足してるための情報不足もさることながら
供給体制がしっかりとしてるから、というのもありますし、
ゾロを在庫できない薬局の規模の問題もあります
昔1ロットどかんと作って売り逃げしたゾロ屋さんもあります
#バックマージンとか接待とか袖の下、ほかの要因もあるかもしれません
しかし最近はワイスがラインをぶっ壊したせいでワイパックスの供給が半年以上
だめになったり、金ハル0.125の混ぜ物をこっそり変更して溶出率が変わり
回収になったりと、先発メーカーも信用ならんので、ゾロがある薬については
一般名処方(ワイパックス=ロラゼパム・ハルシオン=トリアゾラム)をお願いしてます。
先発品を二つのメーカーが発売している例
(コントミン・ウィンタミン/デプロメール・ルボックス)があったりしますので
処方箋には一般名で記入してもらった方がいい時代なのかもしれません
具体的な選択肢例 (スコア:3, 参考になる)
ちょっと資料としては古いのだけれど、 十二年程前の、 今はもう無い会社の注文書の一部 [hatena.ne.jp]。 明るくした二項目は同じ薬で、 上がジェネリック。
この場合だとミリグラムあたりで三倍も違ったんですよね。 あくまでも例の一つだし、 個人輸入用の注文書なので、 そのまま医療機関向けのものにも当てはまるわけではないでしょうけれど。
薬剤師の嫁が言うには (スコア:3, 参考になる)
以下、嫁の主張
後発医薬品を主に取り扱っているようなメーカーは先発医薬品を出しているメーカーに比べて
職員の技術力や設備投資、テストがずっと甘い事が多いので、
先発医薬品に比べて品質が劣る事が往々にしてある。
(他のACの方も仰ってましたが)ジェネリックの人は価格の話しばかりで薬効についてはほとんど触れない。
薬効の話題を振ると「先発医薬品と同じです」とだけ述べて、すぐに話題を変える。
ある程度の効果を期待して体内に入れるような物なら、リスクを負って安い物に手を出すのは本末転倒ではないか。
#私はITコンサルという名のデジドカですから、話半分で・・・
輸入材料がちと怖い (スコア:2, 興味深い)
まぁ、原料をチェックしてから使っているので、一応、安全性は保たれているけど、すべてを分析し尽くす事は不可能なわけで。「中国製原料による死亡事故 [nikkei.co.jp]」などもあり、ジェネリックには躊躇してしまうなぁ・・・
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少し中の人なのでAC
Re:輸入材料がちと怖い (スコア:2, 興味深い)
案外同じようなレベルかもしれません。
Re:輸入材料がちと怖い (スコア:2, 興味深い)
それらの選択によって不純物も変わってきます。
私は荒っぽい合成屋なので、製薬における不純物の定性・定量には詳しくないのですが、
実際どのオーダまで検出してるのでしょうか。GC-MSとLC, 旋光計, NMR程度では無いですよね?
化合物特許が切れ、「同じ化合物を作りました」と言われても、
含まれている不純物が異なる可能性を否定できない為、
私はジェネリック品を意図的に避けます。
将来、厚生労働省職員はジェネリック品を必ず使用しなければならない旨の通達が出て、
かつ完全に実施されていれば、再考するかもしれませんが・・・。
薬代減らすのはまあいいとしても (スコア:2, 興味深い)
そんな中でさらに医療費を減らそうとするってのはどういうことなんでしょうね。
薬代下げてその分他の事に使いましょうっていうなら分かるんですけど。
ソースは
http://www.oecd.org/document/46/0,2340,en_2649_37407_34971438_1_1_1_37... [oecd.org]
の「Japan」からどうぞ。
Re:薬代減らすのはまあいいとしても (スコア:2, すばらしい洞察)
"Health expenditure per capita"ってGDPあたりのデータを持ってきて、しかも平均よりちょっと下なのに「一人当たりの医療費が先進国中最低レベル」って。
この結果は日本のGDPが高い上に、日本人が健康で長生きだから医療費が少なくてすむのと、医者を少なく看護師を多くっていう政策のせいでしょ。
このストーリーと関係ないもいいところ。
Re:薬代減らすのはまあいいとしても (スコア:3, 参考になる)
ってな事が、現在進行中だったりして。
あと、医療訴訟が増えている(と言われている)昨今の状況からすると、防衛医療 [wikipedia.org]の可能性も有りますね。
訴訟沙汰になった場合に備えて、色々、証拠を残しておくとか。
あえばいいのだ (スコア:2)
先発品だからといってアーテン [kumagaip.jp]やハルシオン [pfizer.co.jp]の様に規格や流通を維持できない例もあり、そのような場合は結局後発品を出すんですし。
結局のところ (スコア:2, 興味深い)
医師が安心して処方出来ない薬は患者(自分)にとっても安心ではない。
まあ医師と患者の信頼関係があり且つ医師が勉強している場合に限りますが。
初診などで信頼関係の無い医師の場合、信頼出来る薬剤師に相談。
先発品、後発品ともに最も知識あるのは薬剤師なので。
変な処方出す医師の場合は薬剤師も疑問に思うらしく、
それとなくおしえてくれたりもします。
#安全と費用は比例関係ではない
#しかし無理なコストダウンは危険に直結する
#って思うんだけどなあ
☆大きい羊は美しい☆
Re:とりあえず…… (スコア:5, 参考になる)
ちがいます。それは処方薬として「ジェネリック医薬品の製品名を名指し」で指定した場合です
処方箋に「後発医薬品への変更可」と書いておくと似たようなお薬を調剤薬局が選んで
処方します。そのとき薬局に特定加算が算定されます。なので、処方箋のなかの一部の薬を後発品に変えて
調剤加算をとっていたりすると、ジェネリックをつかっても安くならないこともあります。
もちろん国としてはそういうふうに使ってもらって、ジェネリックの実績を積んで、先発品メーカーの
薬価を下げさせたいのかもしれません。でもあなたは人柱になりたいですか?
薬効についても後発品にもよいものがまったくないとは思っていませんが
ジェネリックによってはよいものもあるだろうけどトラブルがあったときに(アナフィラキシーとか)
臨床に使えるデータを蓄積しているジェネリックメーカーは数少なくて(自社の薬を発売後追跡して有害事象が
どれぐらいあったかデータを蓄積している会社が少ない)、いざというときに情報をすぐよこしてくれる
(24時間365日体制で情報をくれる)ジェネリックメーカーは少ないか、ないんじゃないかと思います。
ジェネリックで側鎖が堂々と違って同じくすりだと言われても、有害事象がどれぐらいあるかわからんと
怖くて先発品と同じとはなかなか考えにくいです。
あと、いわゆる長期投与している高い薬は後発品がなくて変更可にしようもなかったりしますし
ぼくは抗アレルギー薬とかなんかだと絶対に後発品はだしたくないです
Re:とりあえず…… (スコア:5, 参考になる)
信頼性については、結局はメーカー次第なんですよね。
後発品が優れている例として、静脈麻酔のプロポフォールがあります。先発品のディプリバンと 比べて後発品の丸石製薬プロポフォールのほうが明らかに患者さんの苦痛(ディプリバンは注射した ときに血管痛がある)が少ない。丸石はそこそこ大きな会社なので医療側への情報提供もそれなりに しっかりしている。
後発品の最大の問題は、薬品名が訳わからなくなる、ってことです。医療の現場では薬を商品名 で扱うのが原則(薬には商品名しか書いていない)であり、薬局で後発品にされた場合には処方した 医師の側も「こんな薬処方したっけ?」という状態になります。ポケット版の薬品情報集に載ってい ない薬はいっぱいあるし、大型の薬の本でも最新版でないと掲載されていないというケースさえ出て きます。
処方された患者さんが自分の家で服用している分には問題は起きにくいです。でも、後発品を処 方された患者さんが救急でやってきて「どんな薬を飲んでいるかすぐにチェック」といった場面では 後発品はチェックしきれません(先発品なら医師の記憶にあることが多いし、調べるのも簡単だけど 後発品は薬剤部に持っていって時間をかけてチェック、ということになる)。
入院した場合にも、後発品は問題となります。その病院で採用されていない後発品は病院スタッ フが名前と薬効を結びつけて覚えていないので、医療ミスの原因になってしまうのです(最近の病院 は間違い処方防止のため自院採用薬で似た名前の薬を全部リストアップしてたりします。こうしたシ ステムも後発品の薬品名にまでは対応しきれません)。こうした問題を防ぐため、「入院中は他の病 院から処方された薬の服用禁止。ぜんぶ新たに処方し直し」という方針にする病院も増えています。
医療費削減は至上命題ですから、私は後発品を否定はしません。でも、後発品の使用を希望する なら、薬局でもらった薬手帳を必ず携帯することをお勧めします。万が一、急病になって病院へ行っ た時に、薬手帳に書いてある情報があれば「この後発品がどういう薬なのか」がすぐわかりますから。
Re:とりあえず…… (スコア:2, 参考になる)
処方薬の説明書には、ちゃんとパキシルと印刷されてたけど、梱包時の手順ミスか何かで入れ間違えたんだろうな。
帰宅途中に自宅に電話かかってきて、自宅に帰りついたら、すぐに薬交換の為に薬剤師が飛んできたけど。
どうして、梱包時にミスったのをすぐに判ったのかがいまだ謎ですけど…
薬出された時は、その場で説明書と一緒に出された薬を確認するのも大事だわな…と、思い知らされた。
私の場合、先行薬後発薬関係無く、処方された薬は必ず添付文書を検索 [pmda.go.jp]しては、PDFを印刷しておいて、投薬履歴と一緒に保存しておきます。
当然、添付文書の更新も定期的に確認するのも欠かせません。
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
Re:とりあえず…… (スコア:3, 参考になる)
さまざまな病気の可能性を考えながら推論で一番可能性の高い病気にあたりをつけて治療するわけです。
緊急性が高ければ考えられる手を全部打ったりもしますが、その中でも可能性の高い疾患から
順番に検査するわけです。
100%はないし、時間との戦いです。中等症でも半日判断が遅れれば死ぬこともあります。
やばいときは1分1秒です。そういった中で、不要なリスクは抱えたくありません。
逆にそういう安心感がないからジェネリックを使いにくいのです。
先発品メーカーはソッコー持ってきます。もちろんFaxでもかまわないのですけど。
論文の別刷りだったりもします。
逆に、そういう対応をしてくれる後発品メーカーに出会ったことがないです。
(そもそもうちには後発品の院内採用が少ないから)
以前に経験したのはカルバペネム+バルプロ酸の禁忌。
具体的にどういう禁忌事象が起きるのか、禁忌であっても救命のために使わねばならなかった場合
どういう事態に対処しなければならないのか。
呼んだ先発品メーカーは根拠となる論文を持ってすぐにやってきて、
ちゃんと説明してくれました。
気づいて治療開始を中断してMRさんを呼んで1時間後にはスタートし、
患者さんにとってメリットのある選択肢をとることができました。
後発品メーカーでそういうサービスは期待できるのでしょうか。あればぜひ教えてください。
もし「後発品への変更可」と書いて、まったくアフターサポートのないジェネリックやさんの薬が処方されて
トラブルが起こった場合、誰が責任をとれるというのでしょう。
あくまで「なにかおこったときのためのリスクヘッジ」です。
ぜひアメリカでそのような報告があるかどうか、教えてくださいな。
もちろん、アメリカと日本の医療行政事情が違っていることを踏まえたうえでのご意見ですよね?
Re:とりあえず…… (スコア:3, 参考になる)
もし後発品だらけの病院に長期赴任して、長いことそこでいいサポートを経験できれば、
積極的につかえるようになるでしょう。
しかし、病院の採用薬剤を決めるのは各科部長クラスであり、今までの経験から後発品は
使いたくないという意向があれば採用しません(院内処方では使われません。後発品変更可であればご自由に、ってことで)。
逆に衛生材料だったりとかであれば問題なければどんどん安いのを採用したりします。問題がでればすぐかえます。
患者さんの手に渡らないものだから、ある程度医療者側で安全を担保できますし。
世の中にはなんらかの見返り(接待)などが手厚いところを採用する先生もいるかもしれません。
でもこのへんはどの業界もいっしょのはず。
昔こけた下請けはつかいたくないし、よほど評判よくなっても、えー、ってかんじになる。
いい下請けは知名度なくても使い続ける。
あるいは接待攻勢をかけると仕事が取れる
おんなじだとおもいます。
Re:今後の新薬開発に投資したい (スコア:3, すばらしい洞察)
転嫁されていて、一般的にはその薬の特許が切れジェネリック薬が
出てくるまでに、投資分を回収して利益がでるように価格が
決められているものだと思います。
なので、ジェネリック薬が出ているのに価格が下がっていない場合は
製造元が開発費を回収する以上に利益を大幅に取ろうとしているだけなので
それを買わなかったからといっても新薬開発が鈍くなることはあまりないと
思います。
※単純に価格差=開発費転嫁というわけでもなく、製品としての品質を
保つための必要経費という部分もあるとは思いますが。
まあでも、感謝の気持ちは重要だとは思います。
Re:今後の新薬開発に投資したい (スコア:3, 興味深い)
概ね、海外での価格や対象疾患に対する既存の薬の価格を参考に決められます。
生産コストは考慮されることもありますが、開発投資が考慮されることはありません。
数百億円かけて開発して、年間で1億円も売れない、なんてことも…
Re:今後の新薬開発に投資したい (スコア:2, 興味深い)
そうなるまでの過程で後発品により利益がガンガン減っていく、ってのはどの会社でもよくあることです。
というか、その分野唯一、とかでも無い限り、特許切れを迎えても安心できる薬剤なんてありません。
(だからこそ1年1ヶ月1日でも早く承認を貰おうとしている)
>製薬会社は結構儲けていて、新薬開発には全然支障がない
ですから先発品メーカーは「現時点での儲け」は確かにデカいですが、長い目で見て儲けているか、儲け続けていられるかは未来の闇の向こうなので安心できません。
3億つぎ込んでその後20年で50億売り上げて、特許切れの後は年に一千万も出ない、なんて場合、儲けているのかどうなのか。額はデカいんですけどねー。
Re:今後の新薬開発に投資したい (スコア:3, 参考になる)
新薬を出す会社がジェネリックも始める例はあります。
あと、新薬とジェネリックをやっている会社もあります。
(何処かは調べて下さい)
ジェネリックを専門にやっていたところが新薬を・・・というと、難しいです。
新薬の場合、化合物のスクリーニング以前に、ターゲット(どこを活性化or阻害すればよいか)の研究が必要です(既存の新薬メーカは皆持っているので、ないと勝負になりません)
ジェネリックであれば、処方検討から入って、既にある薬物の製法を真似て(同じではない)・・・というところから入れますが、新薬では研究費の桁が変わってきます。
そして研究に投じられる資金の違いは概ね会社の規模を反映しています。
(新薬メーカの中堅クラスは、ジェネリック大手より大きい会社です)
と言っても、最近はベンチャーが新薬候補まで探して、その調査権や販売権を売るorライセンスするということも増えていますから、一概に大きな研究部門を持つ必要があるわけではありません
その分、権利を購入する資金は必要なので、こちらもジェネリック専門の会社では難しいのではないでしょうか
というわけで、ジェネリック専門メーカが新薬を手がけるのは現実的ではないと思います
Re:今後の新薬開発に投資したい (スコア:5, 興味深い)
ジェネリックが売れないので、先発メーカーにジェネリックを厚生労働省が作らせています。
そうやっていやがおうでもジェネリックにしたいようです。
半年ほど前、田辺製薬が坑リウマチ薬であるリウマトレックスのジェネリックの宣伝にきました。
でも仕方なく作ったらしく、MRが来ても2度と宣伝はしません。
Re:このトピックを見て思った (スコア:2, 参考になる)
Re:このトピックを見て思った (スコア:2, 参考になる)
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Re:このトピックを見て思った (スコア:2, 興味深い)
今日のジェネリック医薬品 [amazon.co.jp]
こんなのが売ってました。
Re:このトピックを見て思った (スコア:2, 興味深い)
森田オセロの人とか、研修医の頃にゲーム開発のバイトで稼いだ放射線科医師 [il24.net]とか…
あ、放射線科医師の人は、それ以前から有名だったけど。
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Re:なんかあれね (スコア:2, 参考になる)
そのうち、高血圧だ、糖尿だとかで、薬のお世話になる時は来るんだし、その頃の医療費の頃考えるとな。
ジェネリックに限らず、抗癌剤の類の場合、がんを治すが為の副作用も考えずに処方されて、闘病する事になるのを考えるだけでも、ぞっとする事もあるぞ。
薬のお世話にならないように食品やサプリメントに気を使ってるからとか、車は命預けて運転するものだから運転しやすかったり乗り心地とかがいいのを選ぶみたいなのと同じだよ。
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