細胞を植え付けて心臓を丸ごと再生 15
ストーリー by yosuke
どの細胞を使うかよりどう構造を作るかが問題 部門より
どの細胞を使うかよりどう構造を作るかが問題 部門より
Anonymous Coward曰く、
NIKKEI NETに記事が載っているが、米ミネソタ大のDoris Taylorらが、死んだラットの心臓を型枠にして、別のラットの細胞を植え付けて拍動する心臓を丸ごと再生することに成功したそうだ。研究成果はNature MedicineのAdvance online publicationに掲載されている(ミネソタ大のプレスリリース)。
死んだラットの心臓を特殊な溶剤で処理して細胞を除去し、三次元構造が残ったコラーゲンなどからなる細胞外基質の「型枠」を作り、そこへ生まれたばかりのラットの心臓の細胞を注入して培養すると、心臓の細胞が増殖した。4日後には心筋の収縮が肉眼で観察できるようになり、8日後には生理的負荷や電気的刺激の下で全体が拍動し始めた。血液を押し出す力は大人のラットの2%になったとのこと。
この手の話題にしてはめずらしく (スコア:3, 興味深い)
「製造技術」の話なんですね。ほっとします。
Re:この手の話題にしてはめずらしく (スコア:3, 興味深い)
の心臓を型枠にして新しい心臓を作れば、もっとほっとできると思う。
人工心臓で我慢できる期間を延ばすこと、新しい心臓を十分に育てる
時間を短くすることでなんとかなりそうな。
Re: (スコア:0)
Re:この手の話題にしてはめずらしく (スコア:1)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:この手の話題にしてはめずらしく (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:この手の話題にしてはめずらしく (スコア:1)
牛でも同じことが出来たら一度食べてみたい。
Re:この手の話題にしてはめずらしく (スコア:1)
おそらく、現在行なわれている開腹手術や開頭手術などを古代や中世の人が見たら「ぞっとする」のではないでしょうか。
技術の進歩に伴って、「生命」やあるいは「死体」に対する人間の感性は変わってくるのでは、と思います。
# 死体のリサイクルというと、フィクションではフランケンシュタイン博士が有名ですね。
Re:この手の話題にしてはめずらしく (スコア:1)
Re: (スコア:0)
2000年前でも開腹手術や開頭手術の例はあります。
#無論成功率は現在に比べりゃ低いけれども。
Re:この手の話題にしてはめずらしく (スコア:1)
だから、成功率に差があるなら、滅菌などの周辺技術だろう。(麻酔は幻覚剤の本家だから問題ない)
心臓だって生きたまま取り出してるんだから。(生贄だけど幻覚剤で苦痛は無いとか)
the.ACount
心臓といえば (スコア:3, 参考になる)
実用度としてはこちらのほうが一歩先を行っているのではないでしょうか?
#死人の心臓の枠から作りましたというほうがアレゲか。
Re: (スコア:0)
いずれはわかってもっと効率の良い治療法が開発されるのでしょうけど。
死体も3Rの時代ですよ (スコア:1, おもしろおかしい)
誰か頭の良い人を鋳型にして (スコア:1)
Re:誰か頭の良い人を鋳型にして (スコア:2, おもしろおかしい)