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124104 story

人間の放つ微弱な光の撮影に成功 105

ストーリー by hylom
輝く人間 部門より

capra 曰く、

人間を含む生物はその生命活動に伴って微弱な光を放っているそうで、これを超高感度カメラで検出する実験が京都大学の岡村均教授と東北工業大学の小林正樹教授らによって行われたそうだ(本家/.記事)。単一光子も検出できる超高感度カメラでこの光を撮影することに成功した(画像入りのGuardian.co.ukの記事)。

東北工業大学の小林研究室Webサイトで解説されているが、この発光現象は「バイオフォトン」と呼ばれ、「生体内での酸化的代謝過程における生体物質の化学的励起に主に起因するもの」だそうだ。人間の身体は赤外線も放っているが、この光は赤外線とは異なるとのこと。ただし、この光は目で感知できるレベルの1/1000という非常に弱いものだそうだ。

実験では健康な男性5名を午前10時から午後10時の間、3時間ごとに完全暗室のなかで20分間撮影したそうだ。実験では裸の上半身を撮影したが、顔が一番光を放っていたとのこと。紫外線を多く受ける顔は他の部分より日に焼けており、皮膚で形成されるメラニンに含まれる蛍光成分が光の生成を増進するためと考えられるそうだ。

研究チームによると、この微弱な光は身体の代謝と関連しているため病気などの発見に役立てられるのではないかとのこと。なお、この研究論文はPLoS ONEに全文掲載されている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 昔、25年以上前です (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2009年07月24日 18時16分 (#1610822)

    中2の頃に
    今までなんとも思わなかった同級生の女の子を
    体育終わりの下駄箱の所で見た時に
    彼女が光って見えたことがあった
    その時は胸がドキドキして息が苦しくなった
    午後も教室でチラチラ見たらドキドキして熱が出そうになった

    その子は今ではオバサンになっちゃって
    私の家の台所で飯を作ってます
    今思えばあの時の輝きはなんだったのか…
    あ、いや、輝いてますよ、
    無駄使いとかしたら直ぐ見つけるし、凄く光ってますよ…目が…

    かーちゃん怖いのでAC

  • by Tatenon (20311) on 2009年07月24日 15時45分 (#1610708) 日記
    それでも見える人が居るのかもしれず。

    # どうでもいいがアレに似てると言われる。
    # そんなにうさんくさいかなぁ。俺。
  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 16時16分 (#1610735)

    と、思った人。挙手。

    (=゚ω゚)ノ

  • by zeros (34309) on 2009年07月24日 17時19分 (#1610788)
    太陽拳のメカニズムが解明されそうだと聞いて、すっ飛んできました。。

    なるほど、セルや悟空も使っていたので、ツルツル頭限定ではないのだろうと思っていたが、こういうことだったのか。
    --
    〜昼の光に夜の闇の深さが分かるものか〜
  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 17時23分 (#1610790)

    サーモグラフィにしかみえなかったorz

  • by cogito (25709) on 2009年07月24日 18時05分 (#1610816)

    感じたことはないな

  • by Anonymous Coward on 2009年07月25日 16時55分 (#1611347)

    これを無意識が感知することで対象物が生命体だと認識するので
    このバイオフォトンが発生していないロボットはいくら人間そっくりでも不気味に感じてしまう。

    ...なーんてなったりして。

    # ロボット特有の動きのギクシャクではないとおもうので
    # バイオフォトンに限らず生命現象に起因するなにかをみているのだと思う

  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 15時39分 (#1610704)
    バーコードの認識もやりやすくなるぞ、と
  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 15時48分 (#1610709)
    あそこのラジオで光るキノコの話題がでたとき、「人間も実は光っているが誰も気づいていないだけでは」みたいな与太話がでていたけど、まさか事実だったとは…
    • ホタルイカや光るキノコ [8jo.jp](ヤコウタケ)などは、発光物質の酸化作用により光を放つことができる。一方今回の「バイオフォトン」は生物活動(細胞内呼吸やエネルギー代謝過程など)自体に由来するものだそうで、

      発光メカニズムは,活性酸素が関与したタンパク質のアミノ酸残基や,不飽和脂肪酸核酸,DNAなど生体構成物質の酸化過程におけるフリーラジカルの生成とこれにより形成された酸素化中間体,あるいはその電荷分離を経て生起する励起状態,またさらに蛍光性物質へのそのエネルギー移行などがメカニズムとして知られています。あるいはまた活性酸素種である励起一重項酸素分子もバイオフォトンの発光種として推定されています。(東北工業大学の小林研究室Webサイト)

      それで発光作用自体は副産物なので、「光るキノコ」などとは区別しておきたいところ。

      さらに「(生体内の酸化作用と抗酸化作用のバランスが崩れる)酸化的ストレスに起因する各種疾患とバイオフォトンの関連」も知られているそうだが、酸化的ストレス状態が続く [amc-s.com]と活性酸素・フリーラジカルが体に与える影響として、老化や各種疾病が進むと判断される。生物が生きていく上でバイオフォトンの発生は避けられないものではあるが、目には見えなくてもこの手の光が輝きすぎるのは、結果的に問題のようだ。

      --
      モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 15時54分 (#1610714)
    奇面フラッシュ!
    • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 18時23分 (#1610825)
      だから奇面組の最終回は夢オチじゃないと(ry
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      山吹色の波紋疾走。
      太陽拳。

      え~っと、あと何があったっけ?

  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 16時02分 (#1610725)
    練習すれば見える様になるらしいし、それっぽいのが見えたことも。
    ただ、アイトレーニングの立体視も出来る人は簡単に出来るけど、
    出来ない人はかなり難しいのと同様に個人差がかなりあるらしい。

    #立体視は一時期流行ったけど、最近はそうでもないかな?
    • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 17時44分 (#1610806)

      立体視とオーラが見えることは全然別の話だと思うんだが。

      例えるなら、亀の甲らを背負ってトレーニングすればジャンプ力は上がるだろうが、
      いくらトレーニングしても人間が自分の身一つで空を飛ぶことはできない。

      頑張れば石やコンクリートブロック程度なら素手でも割ることはできるだろうが、
      いくら頑張っても大岩やまして地球を割るなんてことは不可能。自分の何十倍もの
      大岩を肩に担いで歩くことすらできないだろう。たとえ残り7割の力を引き出しても。

      トレーニング次第でなんとかなるというのは、あくまでも物理的にできる範囲内での話。

      オーラなんてのは「私には見える!」と言い張れば、その人にとっては見えたことに
      なるんでしょうね。「見えるはずがない!」と言えば「あなたには見えないだけです!」
      と返されるだけだし。それだけで嘘かどうかを証明するのは非常に難しい。

      ただ、嘘を重ねればボロが出るのは何でも同じで、どこぞの誰かが証明しましたが。
      (それでもまだ番組が続いているのはすごいなぁと思う)

      超能力などの神秘的な力を完全否定するつもりはないし憧れすらありますが、少なくとも
      テレビに出てくるような輩のは信用してません。それならまだ、おばあちゃんが死んだ
      おじいちゃんに手を振ってる方が信用できる。

      #子供の頃はかめはめ波や舞空術を練習したクチだけど、大人になったらさすがにねぇ・・・

      親コメント
      • Re:オーラは見える (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2009年07月24日 19時51分 (#1610864)
        ああ、人間の可視波長範囲について知らない人ですね?
        音の可聴周波数範囲が人によって違うのと同様、
        可視波長範囲も人によって異なるのは想像に難くありませんよね?
        そして、トレーニングによってある程度の範囲までは広げられるというのも
        そう難しい話ではないでしょう。人によって違うものなのだから、
        狭い人は、人が感じられる範囲内において拡大する余地があるだけの話です。

        それだけの話ですよ?
        分からないことを拡大解釈する傾向があるのは止めた方がいいですね。
        人間はジャンプできる生き物ですが、
        「垂直に10mもジャンプできる筈が無いから人間はジャンプできない生き物だ」みたいな
        主張は単なる拡大解釈なだけで、論理的な飛躍のしすぎでしょう。
        親コメント
        • Re:オーラは見える (スコア:4, すばらしい洞察)

          by Anonymous Coward on 2009年07月24日 22時10分 (#1610934)

          >> ああ、人間の可視波長範囲について知らない人ですね?

          ああ,波長の意味を知らない人ですね?

          もしもオーラが「常人の可視波長範囲よりも外側の波長の光」であるとすると,人間には見えなくてもカメラでは撮影可能なはずですよ.また,その説に従うと,オーラが「赤い」だの「青い」だのという話は大嘘ということになりますね.だって赤とか青とかの波長じゃないんですから.

          もし「オーラは物理的な光として実在するのだ」と主張するのであれば,波長を使って説明するよりは,今回のような「通常のカメラでも通常の人間の目でも捉えられないような微弱な光」という説明の方が上手い方法だと思いますけどね.「感度が良くて,ダイナミックレンジも広い目を持っている」とすれば,カラフルな光が見えることも含めて一応は説明がつきますから.問題は,そんな微弱な光まで見える能力を持っている人であれば,ほぼ真っ暗闇の中でも物がハッキリと見えるはずなので,そういう検証実験に晒されるリスクが高いということでしょうか.

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          • by herewe (21291) on 2009年07月25日 21時45分 (#1611473) 日記

            コメントの本質じゃないとこに反応。

            また,その説に従うと,オーラが「赤い」だの「青い」だのという話は大嘘ということになりますね.だって赤とか青とかの波長じゃないんですから.

            波長と人が見たときに感じる色は一致しないので、これはちょっと違うんじゃないかと思います。
            モニタはいろんな色を表現するけど、RGBの波長しか出してないですよね?
            仮に通常の可視光じゃない色が見える人がいたとして、それを何色と感じるかは人に大きく依存しそうです。

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    • Re:オーラは見える (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2009年07月25日 9時50分 (#1611086)
      まずオーラの定義を明確にしよう。
      話はそれからだ。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2009年07月25日 12時42分 (#1611173)

      共感覚者(アラビア数字に色が見えてしまう等)と同じ原理(脳内の隣り合う領域の混信)では?とラマチャンドラン先生は言っております。

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  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 16時11分 (#1610728)
    キルリアン写真 とはどう違うの?
  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 16時12分 (#1610731)
    未知の惑星に着陸したときよく耳にする「生命反応」ってこれのこと?
  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 16時12分 (#1610732)

    これを魔法力で強化したのがイケメンビーム……

  • by Anonymous Coward on 2009年07月24日 16時42分 (#1610753)
    目が光るなら耳音響放射(OAE)みたいで面白いのに
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