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バイオテック

オスとメスはそれぞれ別に進化してきた 31

ストーリー by reo
藤純子 部門より

maia 曰く

以前、オスになる遺伝子 (OTOKOGI) が発見されたため、生物の基本型はメスで、オスは派生してできたという話があったが (/.J 記事) 、今度はメスになる遺伝子 (HIBOTAN) が発見された (NHK ニュースの記事東京大学大学院理学系研究科・理学部のプレスリリースより) 。

この 5000 万年の間に単細胞生物から多細胞生物に進化した緑藻類ボルボックス目での研究成果で、ボルボックスは多細胞化からの時間が短いおかげで中間的なさまざまな種が現存しており、進化の過程を追うのに適しているとされる (生命誌ジャーナルの記事) 。HIBOTAN の発見により、オスとメスは性別がない状態からそれぞれ必要な遺伝子を獲得し誕生したと考えられる。「男女は生物学的には根本的に違うということを認識すれば、男女関係もよりうまくいくのではないか」と発見者の野崎准教授は語る。なお OTOKOGI、HIBOTAN とも野崎氏の命名。

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人生unstable -- あるハッカー

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