スミソニアン博物館に収蔵された128年前の録音ディスクからグラハム・ベルの声が復元される 27
ストーリー by headless
再生 部門より
再生 部門より
米スミソニアン博物館は、アレクサンダー・グラハム・ベルが寄贈した数百枚の録音ディスクの中からベル自身の声を復元することに成功したそうだ(プレスリリース
、
Smithsonian Magazineの記事、
International Business Timesの記事、
本家/.)。
厚紙とワックスで作られたディスクは1885年4月15日に録音されたもの。ベルは他にも金属やガラス、石膏など様々な素材を使って録音の実験をしており、直径4インチ~14インチのディスクが残されている。このようなディスクから音声を再生することは不可能と考えられていたが、3Dカメラで撮影した溝の映像をコンピューター処理することで、音声を復元できるようになったとのことだ。Smithsonian MagazineのWebサイトでは、ベルが「Hear my voice, Alexander Graham Bell.」と話しているのを聴くことができる。
厚紙とワックスで作られたディスクは1885年4月15日に録音されたもの。ベルは他にも金属やガラス、石膏など様々な素材を使って録音の実験をしており、直径4インチ~14インチのディスクが残されている。このようなディスクから音声を再生することは不可能と考えられていたが、3Dカメラで撮影した溝の映像をコンピューター処理することで、音声を復元できるようになったとのことだ。Smithsonian MagazineのWebサイトでは、ベルが「Hear my voice, Alexander Graham Bell.」と話しているのを聴くことができる。
アイヌ蝋管 (スコア:4, 参考になる)
一方、日本では北海道大学のアイヌ音声の蝋管復元の事例がすでにあるのであった
http://kaken.nii.ac.jp/d/p/59890001.en.html [nii.ac.jp]
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 と同じ年 (スコア:3, 興味深い)
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3 での
タイムトリップ先はこれと同じ1885年だ。
時を超えた話つながり。
当時のアメリカのイメージとして参考になるかな。
すげーあんた天才だよ (スコア:0)
一発で情景が浮かんだ。
技術は進化する (スコア:3, おもしろおかしい)
120年前の記録はこうして再生できるというのに
25年前に録音したテープはどうやらまだ聞けるらしいのに
5年前に焼き、去年読めなくなったDVDは、もうどうしようもないのだ。
Re:技術は進化する (スコア:2)
2ちゃんのその手のスレを見に行くと、どのドライブがエラーに強いかとかリストが上がってたりもしてました。 いずれ、サルベージ用に調整されたドライブとか出てくるのかな、とか思いながら見てました。 そんなこんなで一旦エラーで諦めかけた物も含めて手持ちのDVD-Rは全部読み込みに成功して破棄したので最新情報は追っかけてませんが。
Re: (スコア:0)
あと、OSにもよって違うという経験もしたなあ。
WinMeだと読めなかったんだけど、デュアルブートしてるWin2kだったら少しサルベージできた事があった。
Re: (スコア:0)
パイオニアのドライブがいい、というのはよく聞きますね。東芝サムスンやLGより割高ですが。
掛けてるコストが (スコア:1)
桁違いっての。
1万でフルセットお釣りが来るメディアとドライブ使ってテキトーに保管してあったであろうDVD-Rと
128年前の物とはいえ結構なコスト掛けて保存していたであろうメディアを一緒にしてどうする。
大体スミソニアンなんて読み出しするドライブから作るくらいのコスト掛けられるんだから、
個人所有のDVD-Rとじゃ比べ物には成らんわな。
#25年前のテープだって保管にそれなりに気をつけとかなければ、ワカメになったり、
#カビ生えたり、磁性体が剥げたり、錆びたりして読み出せなくなることも・・・
#データの密度考えて保存に掛かるコストも上げてやらにゃ比較は出来んわな・・・
Re: (スコア:0)
>錆びたり
オングロームだっけ?純鉄薄膜蒸着
#薄すぎてヘッドに張り付いたり
あと、もっと古い磁気テープだと、転写が馬鹿にならず、時々巻きかえる必要があったり。
Re: (スコア:0)
データのサルベージ会社なら回復できるかもしれませんけど、記録そのものが消えてしまっていたら、どうしようもないでしょうね。
Re: (スコア:0)
5年前にDVDではなくテープに記録しておけばよかったのでは?
その為には5年前へと行く技術を確立しなければ (スコア:0)
しかし、CD-RもDVD-Rも欠陥メディアなのではないかと思う
Re:その為には5年前へと行く技術を確立しなければ (スコア:1)
128年前の厚紙とワックスにしろ5年前のDVD-Rにしろ保管に金を掛けて無い物は持たないだけですよ。
安物のメディアやドライブを使って焼き、テキトーに保存すればスグ駄目になるでしょうし、
きちんと高価なメディアを使い、高品質なドライブを使い、保存にも気と金を使えば5年10年たっても読み出せます。
データ密度考えれば、結構適当な保存でも読み出しできたりするCD/DVD-Rは優秀な方じゃないかな。
高品質なドライブとメディア使って日を当てず防湿庫とかドライボックスで保管する程度のコスト掛けとけば、
10年単位でも問題なく読み出しできてますしね・・・
スミソニアンレベルの保存すれば、100年単位でも余裕な気がします。
ドライブが無ければ一から再生ドライブから作成するぐらいのコスト掛けてるでしょうし。
#コスト掛けて保存するだけの価値があるデータか?ってのもありますけどね・・・
Re:その為には5年前へと行く技術を確立しなければ (スコア:1)
はっきり言ってデジタル情報を記録したメディアの保管に気を使うよりコピーを繰り返したほうがコストが掛からない。厚紙とワックスでは不可能な方法。
Re: (スコア:0)
CD-Rの前に有った、レーザーで記録層にピットを開けてしまう奴なら保存中に物性が変化して読めなくなるなんて無いのかな?
# 国内産DVD-Rの50枚パックばかり使っていたが、試しに同ブランドの100枚パックを買ったらほとんど不良だった。
# 安かったから怒る気にもならないが、そのメーカーに対する信頼は他の外国産と同レベルまで落ちたよ。
Re: (スコア:0)
そのDVD、スミソニアン博物館に持ち込めば復元できるのではないでしょうか。
もっとも、その為には世界を変えるほどの偉業を成し遂げなければならないでしょうが。
それにしても、3Dプリンタなんて出たばかりの頃はネタ扱い的なキワモノガジェット位にしか思ってなかったんですけど、
いつの間にか相当な実用性を持つところまで来てたんですね。
Re: (スコア:0)
3Dプリンタ?
非接触再生 (スコア:2)
記事の表題だけ見てレーザーピックアップ(レーザーターンテーブル)かと思ったら IRENE システムに近いものだったんですね。
確かにワックスディスクにレーザーつかったら溶けちゃいそう。
ごっちゃになってた (スコア:1)
「ちょっと来てくれ、ワトソン君」と
見つめ合うと素直におしゃべりできない (スコア:0)
無言でワトソンにディスクを渡し、再生機を指差すベル。
Re: (スコア:0)
「COOL! COOL! COOL!」
とりあえず、お約束のやつ (スコア:1)
ペリーの開国要求 [youtube.com]
-------- tear straight across --------
レコードも (スコア:0)
無針再生なんてできそうですね。
音質はどうなるのかなあ。
Re:レコードも (スコア:2, 参考になる)
レーザー光で読み取るレコードプレーヤがすでにあります.
100万円ほどするようですが.
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%8... [wikipedia.org]
Re:レコードも (スコア:1)
24金ケーブルとかに掛ける金を考えたらレコードを消耗させずに再生できる機器がたった百万円とかむしろ安いくらいじゃね。
Re: (スコア:0)
一回横浜の説明会へ行ったなー。
自分のレコード持ち寄りだったので、掛けてもらった。
欲しかったけどさすがに手が出ず。
Re:レコードも (スコア:2)
10年前のストーリーですが、こんな話題もありました。
「アナログレコードをスキャナで読み込んで音を再生 [srad.jp]」。
リンク先のページで公開されているサンプル音だけでは変な音にしか聞こえませんが、同じページで公開されている元の曲を聴いた後だとかなりがんばっているように思えます。