論文誌の購読料高騰を受け、研究者の間で論文の「違法シェア」が増加? 70
ストーリー by hylom
まさか論文でもこういう動きが出るとは 部門より
まさか論文でもこういう動きが出るとは 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
学術論文誌の購読料高騰についてはたびたび話題になっているが、それを受けて研究者らがネットで論文PDFを違法にシェアする動きが進んでいるという(WIRED)。
Twitterで特定のハッシュタグを付けて欲しい論文をつぶやくと、その論文のPDFを持っている人がコンタクトを取る、という流れらしい。また、学術論文を著作権者に無断で交換するようなサイトも登場しているそうだ、当然ながら学術論文誌を出版する出版社側はこのようなサイトを違法とし、提訴しているという。
論文をタダで手に入れているのは出版社も同じこと (スコア:4, 興味深い)
査読の質のために金がかかるという向きもあるが、
Scienceで却下された小保方論文をNatureがすんなり通してるのを見ると
納得しかねるものがある。
Re:論文をタダで手に入れているのは出版社も同じこと (スコア:1)
>査読の質のために金がかかるという向きもあるが、
査読の質にどう金がかかるのでしょう?査読者はボランティアですよね?
現在、論文草稿の査読者とのやり取りはメール・websiteベースが大部分
なので思うので、印刷・郵送費用もかからないはずです。
#論文受理後の図のリサイズ・配置・校閲には科学とは別の美術的・英語ネイティブ的センスが求められるので
#金をかければ「雑誌の質の向上」はありそうですが。
不勉強なためわかりません。金をかければかけるほど「査読の質」がどう向上するのでしょう。
私の蒙昧を晴らしていただけませんでしょうか?
気持ちはわからないでもないが (スコア:2, おもしろおかしい)
正直、読みたいのは雑誌の中の一つの論文のみで、あとはどうでもいいということはある。
だから、わからなくはない。
でも、それをやってはいけないのは当然だよね。
それをやってしまうと、雑誌の収益が落ちる。編集者や査読者のレベルが下がる。論文掲載のためのコストが上がる。
結局、雑誌自体の質が下がり、発行停止になるか、質の良い論文が集まらず愚にもつかないエッセイ集になりさがる。
学生や趣味の研究なら手間を惜しまず図書館にいけば良いし、研究者なら研究費から出そう。
Re:気持ちはわからないでもないが (スコア:5, 興味深い)
大きい大学では一括で購読料払ってるけど、あまりに高額で事務がヒィヒィ言ってるんだわ
で、読まないといけないって思った論文が定期購読されてない場合もあって、その度に購読料を払う
積もり積もっていくと、研究費からまかなえない額になったりね
出せるなら出すけど、そもそも出せないからこういうのが出てくるんだよ
Re:気持ちはわからないでもないが (スコア:1)
論文を書いた人が
「オレの論文、どうぞ」
と言うのなら、よいのではないか。
Re:気持ちはわからないでもないが (スコア:2, 参考になる)
学術論文誌に論文を書いた著者は出版社に著作権を譲渡しているのが一般的で、「オレの論文、どうぞ」と言ってPDFファイルを配布する権利がないから基本的にはダメです。
規約で限定的にPDFファイルの配布を認める出版社もなくはないけど。
昔は著者が出版社から別刷りを何十部も買ってそれを希望者などに配ってた。
現在の研究者は所属している大学や研究機関の図書館がリッチなら図書館が出版社と多数の論文誌オンライン購読契約を結んでくれて沢山の論文PDFファイルを研究者個人の負担なしに入手できるけど、所属組織が貧乏だと入手可能な論文PDFファイルが少ない。
その場合、出版社のサイトで目的の論文PDFファイルを個人で購入するのが正規の方法だけど、数が増えると経済的に苦しいので無料で読める分しか自分で書く論文に引用しないという傾向になりがち。
研究者としては自分の論文を引用して欲しいので、出版社に追加料金を払って自分の論文のPDFファイルを出版社のサイトで無料公開してもらったり。
たまにSTAP細胞の論文のように出版社の判断で勝手に無料公開されることもあるけど…。
そんなわけで、著者が出版社に払う掲載料が高いが全て無料公開されるオープンジャーナルが近年人気に。
オープンジャーナルの出版社としては論文を載せるほど儲かるので、査読が甘くなっているのではという懸念も。
Re: (スコア:0)
自分のとこの図書館になくても、紙のジャーナルが出ていれば、他大学の図書館に複写依頼を出せばほとんどはコピーを手に入れることはできます。
2週間ほど時間がかかるので手元に来たときはもう要らないとなっていることがほとんどだが。
#都会に住んでるなら、直接行けばいいんだけどね(国公立なら、学外者でも利用できるところがほとんど)。
オンラインのみのジャーナルのアーカイブはどうなるんだろうか?
Re: (スコア:0)
>2週間ほど時間がかかるので手元に来たときはもう要らないとなっていることがほとんどだが。
え?そんなに時間かかるなんて体験したことはもちろん、聞いたことこともないんだけど。
文献複写依頼だしたらDDS/Fax使える奴だとと早ければ当日中、ダメな奴でも郵便で翌日か翌々日には届くのが普通だと思ってたけど、そうじゃないの?
Re: (スコア:0)
著者以外の人がそれをやっちゃうのが問題のように読めるんですが
Re: (スコア:0)
驚いたことに、PDFを譲渡する権利は著者に残されていないと思います。
図書館にあれば良いけれど、図書館にもないのが問題なのだよ。
文献複写では、時間がかかりすぎるし、ゼロックスコピーでは、画像が綺麗に見えないので、役に立たないことも多い。
著者の配布権はジャーナルによる (スコア:2)
昔から論文掲載時には別刷り購入義務があるのが普通でしたが、あれは「配るならお金払って買ったものを」という意味で、著者といえども勝手に自分の論文をコピーして配るのは認められないのが普通です。紙だろうが電子媒体だろうが。が、あくまで「普通」であって、ジャーナルによって異なります。具体的には投稿規定等に明記されているはずです。
オープンアクセスジャーナルについてはいうまでもありませんが、「セルフアーカイブは可」「機関リポジトリは可」というのは一種のテンプレになっていて、採用するジャーナルがそれなりにあります。
# セルフアーカイブは著者が自分のサイトに載せること、機関リポジトリは大学なりが所属研究者の論文をまとめたサイトに載せること。
# グリーンポリシーとかブルーポリシーとかエンバーゴ期間とか、内容は他のコメントでも触れられていますがキーワードだけ挙げておきます。
PDF配布を許可すると、二次配布される可能性があります(というよりたぶんされる)から、悩ましいところです。「どうせどっかから流出する」と考えることもできますが、理事会を通るかどうかは別の話。
欲しい文献が近所の大学図書館等に所蔵されているなら、自分で出向いてコピーとることもあります。コピー機を画像ページのみ写真モードにするとかのため。文献複写サービスでは、時間がかかるのはともかく、画像が潰れることは確かにありますね。でもただでさえ予算がない図書館にコピー機新しくしろとか言えません。年間100万円を超える購読料を取る一流誌とかもありますし。
Jubilee
Re: (スコア:0)
そんなことは無い。
例えば American Physical Society(APS)は自分の論文を本人や所属機関が Web に置いて配ってもOK。
http://journals.aps.org/copyrightFAQ.html#eprint [aps.org]
細かな条件は出版社によって異なるけど、認めてるところは多いし、
だから最近は機関レポジトリで公開される論文が増えている。
せっかく成果を発表してもごく一部にしか読まれないのは本末転倒。
Re: (スコア:0)
それって、本当はだめじゃないの?
Re:気持ちはわからないでもないが (スコア:1)
多くの場合編集や査読はボランティアだから、雑誌の収益とは直接関係ないんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
> 正直、読みたいのは雑誌の中の一つの論文のみで、あとはどうでもいいということはある。
ひとつの論文だけを読みたければ、ひとつだけでも売ってるよ。
Re: (スコア:0)
まあ、正直、読みたいのは大体一つで、後はいらないというのが多いかなぁ。
ちなみに、うちの大学も一括で購読しているけど、Elsevier系は高くて1年以上前のしか読めないです。論文を投稿するのにも、読むのもお金がかかるし、研究者側はなんだかなぁと思うのです。掲載されたら、1年間無料購読!とかだったらいいのにw
Re: (スコア:0)
> それをやってしまうと、雑誌の収益が落ちる。編集者や査読者のレベルが下がる。論文掲載のためのコストが上がる。
> 結局、雑誌自体の質が下がり、発行停止になるか、質の良い論文が集まらず愚にもつかないエッセイ集になりさがる。
なんだか、音楽CDの違法コピーの話みたいですね。そのストーリー、本気で信じてますか?
そろそろ (スコア:1)
そろそろ研究者の暴動が起きてもおかしくない頃だけど何も起きないのは基本的に一匹狼だからなんかな。
研究者A:もう我慢の限界越えた別の雑誌作るぞ!みんな集まれ!
他の研究者:・・・(昨日の実験の測定誤差が気になるなあ)
Re: (スコア:0)
単に論文発表するだけなら大学の紀要とか学会誌(会員はタダということがある)がありますし
高いならしかたない (スコア:0)
で、購読料はおいくら万円かかるのかね
研究費の何割を占めているのかね
Re:高いならしかたない (スコア:4, 参考になる)
例えば、学術情報基盤実態調査
( http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa01/jouhoukiban/kekka/k_detai... [mext.go.jp] )を見ると、
電子ジャーナル経費24,596百万円÷図書館運営費80,445百万円*100 = 30.6%
Re:高いならしかたない (スコア:1)
10. 図書館資料費 70,554
(10の内数) 12. 電子ジャーナルに係る経費 24,596
13. 図書館運営費 80,445
>電子ジャーナル経費24,596百万円÷図書館運営費80,445百万円*100 = 30.6%
関係ない数字の割り算をして、何を出したかったのでしょうか。
まさか、図書館運営費のうち、30.6%が電子ジャーナル経費だと思ったわけではないですよね?
また、それと研究費との間に、どんな相関を見出したのでしょうか。
http://www.stat.go.jp/data/kagaku/kekka/youyaku/pdf/26youyak.pdf [stat.go.jp]
なお、科学技術研究費の総額が18兆円、大学図書館の電子ジャーナル経費が2460億円ですで、
>研究費の何割を占めているのかね
に対する答えは 0.14%です。
「何割」に対するこたえなので、14毛の方が適切かもしれません。
Re:高いならしかたない (スコア:2)
雑誌一冊じゃなくて、6ー10ページぐらいの1論文が
2000~3000円くらいしますね。
maruken
確かに高いよね (スコア:0)
読もうと思うと一つで30ドルとか表示されるからね。
国内で流通している雑誌だと国会図書館にコピー頼むけど、海外の学会誌になるとお手上げだね。
私の場合はとても狭いジャンルだから、著者に連絡を取ってコピーを頂く。
大体顔見知りだし、○○の下で働いている△△って伝えると通じるし。
Re:確かに高いよね (スコア:1)
昔の研究室には、リプリント(別刷)を送ってもらうためのハガキが常備されていました.
別刷は、著者がお金を払って買うものです。
最近の図書委員会で、この昔の光景が戻るのですかねと話題になりました。
maruken
Re: (スコア:0)
> 大体顔見知りだし、○○の下で働いている△△って伝えると通じるし。
○○の子△△って名乗り方をしていた大昔とたいして変わらんな……
「著作権の侵害の場合は、あなたは誰からも何も盗みません。」 (スコア:0)
「窃盗は、あなたが物を盗んで誰かから所有権を奪うときに起こるものです。
著作権の侵害の場合は、あなたは誰からも何も盗みません。
多くの科学者は、こうした論文にアクセスしなければ、研究ができません。
その理由は、購読に費用がかかりすぎるからなのです」
世の中のP2Pユーザーは皆大きくうなずいている事だろう。
しかし、彼らは違法行為に手を染める前に一つやれることがあるんじゃないかな。
ここの説明 [wiley.co.jp]によると(ジャーナルごとに細かい部分は違う可能性はあるが)
一般的に、論文がジャーナルに掲載された後でも、執筆者は他の研究者の求めに応じて
個人的に論文を送ることができる。
だから、「研究者たるもの、だれからの求めにでも快く応じて『個人的に』論文を送ろうではないか!」
という運動を広めてはどうか。
またワイリーでは査読が通ったあとの校正を受ける前の論文(Accepted version)は、
ジャーナル出版後12ヶ月経てば、著者や所属機関のサーバーなどで公開して良い
とのことだ。ほかの社のジャーナルでも同様な取り決めがあるのなら、
すべからく研究者が己の論文のAccepted versionを出版後一定期間がたった後、
サイトに掲載するように呼び掛ける運動も行ってはどうか。
Re:「著作権の侵害の場合は、あなたは誰からも何も盗みません。」 (スコア:4, 興味深い)
著者にPDFをリクエストするのはメールでももちろん可能だが、ResearchGateなどの研究者用SNSでは登録ユーザー間でボタン一つでそれができるようになっている。
https://www.researchgate.net/ [researchgate.net]
ただし、知人に勧誘メールを大量に送りかねないので注意が必要。
あのスパム勧誘メールで潜在ユーザーをかなり遠ざけている気がする。
また、Accepted versionの公開については、各研究機関がそのような取り組みをしている。
京都大学はKURENAIというサイトを作成してそこで所属研究者の論文を公開している。
http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/ [kyoto-u.ac.jp]
米NIH・NLMの予算を使っている場合、PMCで公開しなければならない。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/ [nih.gov]
同様に、EUではEurope PMC、カナダではPMC Canadaがある。
https://europepmc.org/ [europepmc.org]
http://pubmedcentralcanada.ca/pmcc/ [pubmedcentralcanada.ca]
当然ながら、最初からオープンアクセス誌に論文を掲載してもらうというのも多くの研究者が実践するようになっている。
オープンアクセス誌の掲載料も、PeerJなどではかなり安くなっている。
https://peerj.com/ [peerj.com]
このジャーナルでは、全著者がそれぞれお金を払う必要があるが、一番安いプランで99USDとなっている。
この価格は論文1本あたりではなく、著者一人の「生涯」の価格である(私はずっと続けられるかどうか若干懐疑的だが)。
論文1本ごとの支払いも可能で、その場合は695USDとなる。
また、eLifeやZoological Lettersなど、掲載無料のオープンアクセス誌もある。
http://elifesciences.org/ [elifesciences.org]
http://zoologicalletters.biomedcentral.com/ [biomedcentral.com]
Re: (スコア:0)
原始インターネットの理念がまさにそんな感じじゃなかったっけ?
あなたのコンテンツをただでもらう代わりに自分のコンテンツもただで公開するという物々交換
Re: (スコア:0)
誰にでも個人的に論文を送ろう、というのを公に呼びかけた時点で個人的に、じゃないんだよね。
私的複製のオレオレ拡大解釈並みの脱法思考。
Re: (スコア:0)
呼びかけは呼びかけだ。その行為自体は論文をやり取りしているわけでも何でもない。
そして各々の研究者が、メールでリクエストを受けた研究者に対して、
自分の論文を送ることも何の問題もない。
もっとやれ (スコア:0)
著作権なぞなし崩し的になくなってしまえばいい。
その結果雑誌がつぶれようが知ったことか。
著作権切れ (スコア:0)
昔著作権切れの論文を流して逮捕された人がいたような
直販 (スコア:0)
雑誌に載って権威を得たいのかもしれないけど、
自分で$5で売った方が資金は作れそうだね。Githubみたいなオープンな場で、公平に配布・販売できるようなプラットフォームがあると便利そう。
購入数=人気度、になるだろうし。それなら雑誌に載らなくても良くない?
もしくは、そういうプラットフォームで人気の論文をキュレートする雑誌も現れるだろうし、そこに載ればそれなりの権威になるでしょう。
出版社通すと何事も面倒なことになる。著者不在でことが運ばれる。
Re: (スコア:0)
査読も通ってない論文なんか、便所の落書きと同じ程度の価値しかない。
だれも興味を持たない。
Re: (スコア:0)
Re:直販 (スコア:1)
正に出版社と決別して、研究者のコミュニティでボランティアで査読者集めてWebベースで論文集を公開する試みが一部でなされています。
Elsevier社にボイコット活動を行った数学者、arXivを利用したオープンアクセスジャーナルの計画を公表
http://current.ndl.go.jp/node/22758 [ndl.go.jp]
Mathematicians aim to take publishers out of publishing
http://www.nature.com/news/mathematicians-aim-to-take-publishers-out-o... [nature.com]
この活動がどの程度成功したのかは知りませんが。
Re: (スコア:0)
今の学術論文を扱う雑誌がどういう権益構造で成り立ってるか理解してないなら、
言い換えればなぜボランティアで査読なんつーことをしてるのかがわからないなら首突っ込まない方が賢明では?
誰も言及しないのでここで問う (スコア:0)
なぜ購読料が高いのですか?
出版部数の少ない業界誌や専門誌は購読料が高めになりがちなのはわかりますが、それを専門にしている業者や研究機関さえも購入できないほどの額に設定されているのはなぜなのですか?
紙印刷のコストが理由であるならWeb系のメディアなど移行先はいくらでもありますし、それ以前に、発行部数は少なくても安価に発行している紙誌も少なくありません。
なぜ論文誌の購読料は高いのですか?
Re:誰も言及しないのでここで問う (スコア:1)
図書の人に聞いた話によると、例えばElsevierの言い分は
1)電子化のコスト(いつまでやったら落ち着くのか?)
2)査読のコスト(タダでやってもらってるのに?)
の増加らしい。
私の職場では外国雑誌の購読料が年間約8000万円だけど、このところの購読料の
値上がりと円安の影響で購読の維持が非常に厳しい。
対策としては
1)冊子&Webは冊子を廃止 (焼け石に水)
2)利用統計の少ない雑誌の購読中止
くらいしか出来ない。廃止といっても雑誌タイトルごとに契約している場合、
パッケージの方が安くて、読まれていなくても無駄に契約している雑誌もある。
大学、研究所の業界全体で機関レポジトリ(所属する職員の論文はその機関
での公開。どこまでOKかは出版社による。)の充実をはかったり、
SCOAP3など、分野全体でオープンアクセスかつ全体的に安上がりな
システムを作ろうとしたりで、もがき苦しんでいる最中ですね。
研究資金の行き先としての購読料 (スコア:0)
こういうのこそ国なりなんなりが一枚噛んで総合的な利益再分配機関を作って欲しいところだ。
国内の研究機関が払っている購読料って全部合わせると凄いことになるだろうし、国の補助もそれなりに吸われているはず。
それだけ払ってても必要な論文が所属組織では購読されて無くて買うなり諦めるなりしなくちゃならんとか無駄が多すぎる。
公平に参照された回数とか参照して引用された回数とかを集計して分配したり、
タダ働きを抑えて報酬出したり投稿料を適正額で留めたり、そういう機関があっても良いんじゃないだろうか。
下手な補助よりも学問の発展に貢献するんじゃないかと思うんだが。
JASRAC (スコア:0)
新しいビジネスを思いついちゃった
Re:論文だからこそ出る動き (スコア:1)
論文は金を出さないと掲載してもらえない。だそうです。
http://scienceinjapan.org/topics/20130322.html [scienceinjapan.org]
「逆逆。こっちが払うんだよ。論文を出せば出すだけ貧乏になるんだよ。面白い世界だろ。」
Re:論文だからこそ出る動き (スコア:1)
ハクをつけたり権威付けを狙ったりでどの誌に掲載されるかを競っているのは研究者じゃないですか?
そのことこそが論文誌ビジネスを増長させてるんですよ。
Re: (スコア:0)
研究者がどの論文誌に掲載されるかを競っているのは事実ですが、それと、
論文誌ビジネスが増長することとは、関係がありません。
一方で、論文誌側にも競争はあります。
が、特定の論文は特定の論文誌にしか載らないですから、購読料を値下げしても競争は有利になりません。
むしろ、論文誌の権威を高めることが、収益につながりますので、その点での競争になります。
Re: (スコア:0)
もうすこし詳しく頼む。
なぜそう言い切れるのかを特に。
Re: (スコア:0)
むしろ、関係があると考えるロジックのほうが理解できないので、
どう説明すれば分かってもらえるのかが分からない。
Re: (スコア:0)
相手が何言ってるかわかんないのに全否定できるのも同類感ハンパないぞ。
Re: (スコア:0)
相手が42は生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答えであると言ってきたら、何言ってるかわからんが全否定できるぞ。
んなわけあるか。
#出典を知らないわけではない、念のため
Re: (スコア:0)
#2918740が何を言いたいのかは分かるけど、なぜそういう結論に至ったのかは分からない。