NASA、2機の超小型衛星「Nodes」を地球低軌道に投入 7
ストーリー by headless
投入 部門より
投入 部門より
NASAは16日、2機の超小型衛星「Nodes」を国際宇宙ステーションから地球低軌道に投入した(NASAの記事、
The Registerの記事)。
Nodesは市販のAndroidスマートフォンの技術を拡張した小型衛星「PhoneSat」の成果を継ぐものであり、大きさは4×4×6インチ(約10×10×15cm)。2機は地球からおよそ402kmの軌道を周回し、搭載したセンサーで素粒子環境の変化に関するデータを収集する。また、小学生が作った超小型衛星(CubeSat)「STMSat-1」も同時に軌道へ投入されているそうだ。
2機のNodesが通信することで、地上からはどちらか1機とのみ通信すれば全体をコントロールできる。Nodesのミッションは、ネットワーク化された小型で低コストな衛星により、複雑な科学ミッションが可能になることの実証が目的だという。また、昨年Super Strypiの打ち上げ失敗で失われた8機の小型衛星によるEDSNミッションで予定されていた実証実験もNodesミッションの中で行われるとのこと。
2週間のミッションではサンタクララ大学が地上でのオペレーションを担当し、同大のWebサイトでダッシュボードが公開されている。また、2機のNodesはアマチュア無線周波数の437.1MHzを使用してデータパケットのビーコンを30秒または60秒おきに送信する。アマチュア無線のオペレーターはパケットを受信してサンタクララ大学へ送ることで、Nodesコミュニティーに参加できるとのことだ。
Nodesは市販のAndroidスマートフォンの技術を拡張した小型衛星「PhoneSat」の成果を継ぐものであり、大きさは4×4×6インチ(約10×10×15cm)。2機は地球からおよそ402kmの軌道を周回し、搭載したセンサーで素粒子環境の変化に関するデータを収集する。また、小学生が作った超小型衛星(CubeSat)「STMSat-1」も同時に軌道へ投入されているそうだ。
2機のNodesが通信することで、地上からはどちらか1機とのみ通信すれば全体をコントロールできる。Nodesのミッションは、ネットワーク化された小型で低コストな衛星により、複雑な科学ミッションが可能になることの実証が目的だという。また、昨年Super Strypiの打ち上げ失敗で失われた8機の小型衛星によるEDSNミッションで予定されていた実証実験もNodesミッションの中で行われるとのこと。
2週間のミッションではサンタクララ大学が地上でのオペレーションを担当し、同大のWebサイトでダッシュボードが公開されている。また、2機のNodesはアマチュア無線周波数の437.1MHzを使用してデータパケットのビーコンを30秒または60秒おきに送信する。アマチュア無線のオペレーターはパケットを受信してサンタクララ大学へ送ることで、Nodesコミュニティーに参加できるとのことだ。
デブリの素(杞憂) (スコア:1)
>。Nodesのミッションは、ネットワーク化された小型で低コストな衛星により、複雑な科学ミッションが可能になることの実証が目的だという。
実証終了後に回収まで含めたミッションになってますように。
http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/2125.html [fanfun.jaxa.jp]
#ToyBox号の出番も早まりそう
Re:デブリの素(杞憂) (スコア:1)
この手の小型衛星はほっといても一ヶ月から長くても半年ぐらいで勝手に落ちて来る起動に乗るはず。打ち上げの時に投入する軌道を間違えるとかやらない限り大丈夫。
ってか
むしろその寿命の短さが最大の弱点というか…。
小さすぎて軌道修正や姿勢制御に限界があるので、仮に高い起動に乗せても運用時間は長くできないはず。
Re:デブリの素(杞憂) (スコア:1)
ジョー、キミはどこに落ちたい?
Re:デブリの素(杞憂) (スコア:1)
Re: (スコア:0)
これからの戦争はミサイルで軌道投入する超小型衛星が作戦時間だけ使われる様になる。
Re: (スコア:0)
これからというか、今までも、現在もそうですよ。
偵察衛星は当然、軌道が低い方が解像度が高いので、小型衛星をピンポイントで打ち上げて偵察するという事が従来から行われてきました。場合よっては起動寿命半日とか。昔は電送ができず、フィルムを回収する必要があったからなおさらですね。
現在は高軌道でも高い解像度がとれる人工衛星が使われていますし、高高度偵察機などもありますが、今でも即応用の小型衛星は常にスタンバイしてるはずです。
ただ、大国間だと打ち上げしているなんてのは丸見えですし、大陸間弾道弾と間違えられると酷いことになるので事前通告は必須です。ですから、今後増えるかと言えば微妙じゃないでしょうか。
コストダウン (スコア:0)
安い小型衛星をいくつか組み合わせて観測するようになれば、いくつか不具合があってもプロジェクトを推進できるわけですね