佐賀県など、養殖フグの肝を全頭検査した上で食用にすることは認めるべきと主張 122
ストーリー by hylom
まあ需要はありそうですが 部門より
まあ需要はありそうですが 部門より
毒性があるといわれているフグの肝を客に提供したとして大阪府のフグ料理店が摘発された(朝日新聞)。フグを飲食店で提供するには原則として資格が必要になり(資格を持った調理師が処理した部位のみを調理して提供するケースであれば資格無しで許される場合もあり)、またフグの肉および皮、精巣(白子)以外の提供は食品衛生法違反となる。しかし、最近では佐賀県や一部の養殖業者がフグの肝を食用として供することを認めるよう主張しているそうだ(朝日新聞)。
佐賀県および養殖業者の主張は「特定の餌で養殖したフグの肝には毒性がない」というもの。ただし、ふぐ毒の研究を行っている長崎大の荒川教授によると、「養殖フグなら無毒とは言い切れない」という。そのため、肝の全頭検査を行い、毒が検出されなかったもののみを食用とするという。
いっぽう、フグ料理店らの団体の「全国ふぐ連盟」は「絶対の安全はない」として解禁を反対しているという。
なお、毒性があるフグの卵巣をぬか漬けにしたものが河豚の卵巣の糠漬けとして販売されているが、こちらは出荷前に毒性検査が行われ、毒素が消失したことを確認した後に出荷されているそうだ。
ふぐ🐡 (スコア:3)
# 河豚は食いたし命は惜しし
Re:ふぐ🐡 (スコア:1)
チェーン店の玄品ふぐだと、きっと想像よりも安く食べられますよ。
Re: (スコア:0)
スーパーの魚売り場にだって並んでいたりしますから、そこまで特別な魚でもないですよ
Re:ふぐ🐡 (スコア:1)
ハリセンボン「フグじゃねえ……フグだよ!」
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re:ふぐ🐡 (スコア:1)
もちろんハリセンボンはフグですね。
ただ、リンク先の説明文には、
>🐡 Blowfish
>A spiky-looking fish which is eaten as a delicacy in Japan, where it is known as fugu.
とあって、spiky-looking ならハリセンボンその物ですよね。
googleの画像検索でもハリセンボンが沢山出てきます。
Re:ふぐ🐡 (スコア:2)
逆に考えるんだ
日本の絵文字が食用すぎるんだ
東京都 (スコア:2)
フグを飲食店で提供するには原則として資格が必要になり(資格を持った調理師が処理した部位のみを調理して提供するケースであれば資格無しで許される場合もあり)
東京もそうなんですよね。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/hugu/kaisei.html [tokyo.jp]
今までふぐ調理師以外は取り扱えなかったふぐ加工製品について、一定の条件を満たすことにより、ふぐ調理師以外の人でも取り扱えることができるようになりました。
ただ、ふぐ調理師でなくても提供はできるが届ければ必要です。
料理店側にすれば (スコア:1)
「特定の餌で養殖したフグの肝には毒性がない」かも知れないけど「特定の餌で養殖した」と称してそうじゃないものが出回ったら死人が出ること必至なんだけど、何故そこまでして「流通させたい」のかね?
Re:料理店側にすれば (スコア:3)
一応同じ目のハゲのキモはうまい。
身はハゲよりフグ。ならばキモもハゲよりうまいに違いないと、言っていた奴はいた。
#また毛の話を…してない、してない。
Re:料理店側にすれば (スコア:2)
だいぶん昔なのでうろ覚えだけど、
大分あたりでは、ふぐの肝を出してよかったはず。
(免許の条件は県で違うので)
規制が厳しくなった時にもめていた気がします。
その時を覚えている人が食べたいのでは。
maruken
Re:料理店側にすれば (スコア:1)
だって流通しなきゃ、違法な自己調理で喰うしかないじゃん
食い物の執念は怖い
Re: (スコア:0)
店が自分で養殖したものか、養殖場から直接仕入れたものに限る、とすればいいんだろうか
Re:料理店側にすれば (スコア:1)
だって旨いんだもん
Re: (スコア:0)
そこに需要があったから。
# 私は命かけてまで食べたいとは思いませんが。
Re:料理店側にすれば (スコア:1)
正直そんなにうまいもんじゃないしな。すげーしょっぱいし。
しょっぱいのでたくさん食べられずそのために致死量までふぐ毒を摂取できないだけ。といわれるぐらい。
Re: (スコア:0)
ウマイから → レア=高価→高付加価値→儲かる
結局儲かるからか
Re: (スコア:0)
廃棄品がお金になるからじゃないですか。
流通させずに直接取引もしくは直営店のみなら地元の活性化につながるか?
Re: (スコア:0)
その理屈ではふぐの肉を始め、特殊な行程が必要な食品は全て流通すべきではないという事になってしまいませんか。
なぜ肝を食用と認めろという主張起こるのか、はそれが単においしいからではないでしょうか。
私は食べた事はありませんが、少なくとも、件の料理店はダメだと知っていながらわざわざやる程度には価値があるようですね。
Re: (スコア:0)
フグ肝のぬか漬けが認められているのと同じような理屈をこねることはできないのかな
Re: (スコア:0)
反対する側の料理店というのは肝も安全な河豚を仕入れる伝手が無いとかでは?推進する側の料理店に客を取られてしまう。
万一中毒が発生したら河豚全体に対する評判が落ちる可能性があると言うのが表向きの理由ですが、公害で汚染された魚とか狂牛病とかは消費者には区別つきませんが河豚の身や皮と肝の区別は難しくないですし、不安を抱く客は料理を頼む際に肝を入れないでと言えば済む話です。
それとも河豚の生産や流通の過程というが余り信頼の置けないものだと自覚しているのかなあ。うちの板前なら安全な河豚が無くても客に望まれたら肝をだすかも・・・とか。
Re:料理店側にすれば (スコア:2)
公害で汚染された魚とか狂牛病とかは消費者には区別つきませんが河豚の身や皮と肝の区別は難しくないですし、
「汚染された魚とか狂牛病とか」が消費者に区別がつかないのは、そうでないものと見分けがつかないから。
フグの肝はおなじフグの肝であって有毒なものか否かの区別がつかないことが問題。
不安を抱く客は料理を頼む際に肝を入れないでと言えば済む話です。
万が一に有毒な肝が混入した場合、当たるのは「不安を抱かなかった客」です。
不安を抱いて肝を避けた客当人は平気でも、「万一中毒が発生したら河豚全体に対する評判が落ちる可能性がある」はフグ料理業界の問題であり、問題が起きたら避けようがありません。
問題が起きることを避けるには、フグの肝を一律禁止するか調理前に全頭検査するしかありません。
無毒のフグを養殖する技術が無条件に信頼できるほど確立していない時点で危険は避けられませんし、生レバー騒動のように禁止されていても意識低い系の経営者&客の食中毒コンボはどこにでも発生する世の中ですから、なんでもかんでも規制緩和すればいいものではないでしょう。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
この件の問題点は (スコア:1)
これを認めてしまうと、肝に毒のあるフグとないフグが、同時に流通してしまうところではなかろうか。
流通過程のどこかで混ざってしまうとアウトなので、危険性は高いと言わざるを得ないかなあ。
専門の調理師なしでふぐが食えるようになるのは魅力的だとは思うけどね。
Re:この件の問題点は (スコア:1)
元々天然のフグでも毒が無い・ほぼ無い物がある程度いるようで。
だから素人が調理してたまたま当たらなかったりするみたいだ。
餌に含まれる毒を蓄積するので毒の程度にはばらつきがあるらしい。
大分あたりの店では昔からこっそり肝を食べさせる店があったらしい。
何らかのノウハウがあるのだろうか、とフグの研究者でフグ調理資格を作った人の本に書いてあった。
# 資格ができる前はフグ毒による食中毒者が年間数百人におよんだが、その後は数人レベルになったらしい。
Re:この件の問題点は (スコア:1)
大分あたりの店では昔からこっそり肝を食べさせる店があったらしい。
ずいぶん昔だけど、博多のお店で食べたことがある。
美味しいと言えば美味しかったけど、カワハギの肝でもいいんじゃないかと思いました。
てか、カワハギの肝を河豚の肝だって言って出されてたとしても、区別できなかったと思う。
そもそも、フグ肝の味を知らないわけだから。
カワハギの肝だって、そう頻繁に食べるわけでもないし。
Re:この件の問題点は (スコア:1)
九州あたりでは、刺身で食べることができる鯖と、そうでない鯖が同時に区別されて流通してますので、鯖の刺身が一般的です。
一方、首都圏だと、そういう流通ではないので、鯖の刺身が一般的ではない。
# もちろん、関さばみたいな例外はありますが。
なので、同時に区別して流通させることはできると思うけど、ただ、鯖と河豚とでは、「当たった」ときの被害の度合いが違うので、問題になるわけでしょうね。
鯖の刺身もアナフィラキシーで最悪死ぬ場合もないわけではないんですが。
Re:この件の問題点は (スコア:1)
時期によっては毒な貝なんてのもあるし、その辺の分別は出荷側で完璧に
やってもらうしかないと思います。
どんな物だって異物混入したり消費期限切れたらダメなわけで
混入する可能性は0%にしてもらわないと話にならない。
なのであまり理由にならないような。
@レバ刺も食べたい…
全頭検査 (スコア:0)
全頭検査、全量検査
現実的じゃないといちゃもんつけるバカがあとをたたないが
結局都合の悪い事実が表面化したり
利権が脅かされるから反対してるだけだろ?
放射能にしろ、狂牛病にしろ
みんな一緒!
需要さえあればテトロドトキシン分析コストも下がるだろ
文句言ってないでやってみれば道は開ける!
Re:全頭検査 (スコア:3)
それより、魚に対して「全頭検査」ってどうなんだ。
「全尾検査」じゃないのか。
Re:全頭検査 (スコア:1)
Re:全頭検査 (スコア:2)
大昔みたいにとりあえず食べてみて人体実験するとかは出来ないわけなんで、ある意味科学力や社会秩序により克服できるかどうかでしょう。
現状では社会秩序の面からはちと厳しいとは思うけど。
かといって養殖フグの肝なら安全だという認識が広まってしまう(こっそり提供しちゃってる店もあるわけだし)と自己責任で食べたり人に食べさせたりするケースも増えるので、そうならないように安全性が確保できるなら正規のルートを構築する必要も出てくるだろうなぁ。
# でもフグ毒の簡易検査キットとかで食べる人自ら確認出来るようにならないと安心できない
既にやってるんだよな (スコア:1)
Re: (スコア:0)
外野は一番うるさいね
Re: (スコア:0)
> 結局都合の悪い事実が表面化したり
> 利権が脅かされるから反対してるだけだろ?
これだね、別のコメントに客を取られる云々と書いたけれど、安全な河豚の供給に最初は難があってもそれは需要と供給と価格が解決する。でもトラフグじゃない魚を使っていたりするとばれるかもね。
絶対の安全はない (スコア:0)
いやそれ言っちゃったら、そもそもフグ食っちゃダメじゃね?
Re: (スコア:0)
何も食べられないね
そんなに自信あるなら (スコア:0)
特区内で内臓によるふぐ中毒死が起きたら、ふつうは業務上過失致死罪になるところを強盗殺人レベルの死刑または無期懲役処すに引き上げて認めたら?
それでも出したきゃ出せばいい
Re:佐賀というのが引っかかる (スコア:1)
明治新政府の一角で今も原口大先生を国政に送り込んだところですよ?
Re: (スコア:0)
だから山口の方が反対しているのかも。
Re:佐賀というのが引っかかる (スコア:1)
同じように岡崎市(何の罪もない一般人を逮捕させた)を抱える愛知県も、そういう目で見られるのだろうか。
Re:佐賀というのが引っかかる (スコア:1)
岡崎市は事件扱いされた2011年内に被逮捕者と図書館側が一応の和睦状態になっているけど武雄市は誰かが逮捕されたわけじゃないから関係者は問題など何一つないと思っているんじゃ?
Re: (スコア:0)
どう考えても無駄な長崎新幹線の足を引っ張るくらいには有能かと
Re:ふぐ食べたって人はすらどにいないのか! (スコア:3, 参考になる)
しからば自分と家族の個人的評価をば。
× フグの肝はさすがに食べたことないなあ。
でも、もし食べられたら他の魚の肝とは別物の旨さなんていう可能性はあるのかな。
いずれにしても、安全だという評価が定着するか人生終わりに近くなるかするまでは食べる気なし。
◎ 身の方はフグの種類にもよるだろうけど評価は最上級。ふぐちりにしても刺身にしても美味。
白身魚で、こんなに味が濃くしかもしつこくないのが他にあるんだろうか。
カワハギとかもかなり旨いんで釣れると嬉しかったりするけど、それよりさらに上だと思う。
唐揚げはうまいんだけど、唐揚げにするのがもったいない気がする。
◎ 白子はタラの白子なんかとはまるで別物。生ぐさくもなく、とろーりとして美味。
食感の近いものといえば、もはや食べられないだろうけど牛の脳みそなんかだろうか。味や匂いは違うけど。
(今更ながらCJDが軽く怖かったりするorz...)
△ 卵巣の粕漬けは一度食べたけど、「なんだか怖い」という気持ちの方が食べたいという気持ちより強いので二度目はいいやって感じ。
もちろん味は結構違うけど、レベルとしてはタラコと同じぐらいの評価。
怖いし高いし、というのがなければおかずに良好という感じか。
かなり塩気が強いので少量でごはんたくさん食べられるかも。
と、ここまではほぼ全員一致。基本的にふぐの評価は非常に高いです。
今はふぐ調理師が調理したふぐちりセットなんてのを通販で買えたりもするから、ふぐ料理屋に行くほどの金をかけずに食べることもできるので、興味があったらそういうのを利用するのもいいかもしれません。季節外れなんでしばらく後になると思いますが。
▲ あん肝はその辺の小料理屋とか居酒屋で季節の日替わりメニュー的に出すところも多いのではないだろうか。値段はところによるけど500円〜1000円しない程度で、そんなに高くはないと思う。
良くも悪くも肝臓の味で、自分で注文することはないけど出されたら食べる程度の評価。
日本酒には合うと思うけど、ビールみたいなものと一緒に食べると生臭さが気になるかなあ。
嫁と長女は見つけると必ず食べたがり、次女は一度食べてから二度目はいらないといい、三女は自分と同様。酒は飲まんけど。
家族だけでなく、世間の人を見ても評価が結構分かれる食べ物だと思う。
料理屋に行かずとも魚屋・スーパー・市場等で手に入ることもあるので、料理好きなら一度試してみては?
# 「あぁ、ふぐ食いてえ」なんて思いながら書いたらすごく長くなっちまった。すまん。
Re:ふぐ食べたって人はすらどにいないのか! (スコア:3)
通ぶった客が肝を出せとか言ってきたら、他の魚の肝に辛味大根を添えて出す
みたいなエピソードを聞いたことがある。
ピリッときて舌が痺れるので客が真っ青になるそうな。
#おや、ずいぶん肝を冷やしたんだね
#どうやら肝が据わってないようで
アンキモ、アンキモ、アンキモ! (スコア:1)
フグ肝は当然食べたことなく、フグ刺しなら接待の席でごちそうになったことはありますが、
「フグ肝が主題の場でフグ刺しの味について語りだすほどの感動的な美味さ」ってわけでもないですし、ほかの人たちもそんなものでしょう。
あん肝は鍋の具材としてスーパーで売ってたりしますよ。あんこうの七つ道具セットとかパックになってたり。まあ普通においしいです。
どこで食えるかはググるのが早い。
Re:ふぐ食べたって人はすらどにいないのか! (スコア:1)
あん肝なんぞ回る寿司屋 [akindo-sushiro.co.jp]でだって出るだろ
Re:ふぐ食べたって人はすらどにいないのか! (スコア:1)
そもそもフグはそんなに高くないですよ
てっさ(刺し身)、鍋(刺し身のアラを鍋に入れます)、唐揚げ(残りの身&骨)の定番コースでも
下関なら3000円〜、東京都内でも5000円〜ぐらいです
去年ぐらいにお店の人に聞いた話では
養殖技術が向上して需給バランスが狂った、安い中国産も登場した、
にもかかわらず未だに高級魚だと勘違いしている人が多い、という感じで
フグ業界の人は困っているそうです
8代目三津五郎を知らないのか… (スコア:1)
かつては「フグ中毒」といえば三津五郎だったのだけど、時代が変わったのかなぁ。
1975年、8代目三津五郎が京都の料亭でフグ肝を食べて中毒死した事件において、料亭の調理師が業務上過失致死罪に問われた裁判は、最終的に最高裁まで争われて、判例集 [chukyo-u.ac.jp]にも載るぐらい有名なんだけど。
事件を一言で言うと、食通を気取る三津五郎はフグ肝を出すのを渋る板前に強要して、なんと4人前も平らげたあげく昇天したというもの(当たったのは三津五郎のみで同伴者はなんともなかった)。板前は業務上過失致死罪に問われたわけだが、被害者が有名人ということでテンションが上がったのか、地裁の裁判官が異例の重刑を課したら、それを高裁が量刑不当とするなど、かなりグダグダな裁判でした。
Re:ふつうすぎてわざわざ書かないだけだろう (スコア:1)
「ふぐ肝」や「ぶた刺し」なんて食品はあるのかないのかも知らないけど
河豚肝は、食べたことがある。
美味しいと言えば美味しかったけど、別の安全な魚の肝でも良いんじゃないかと感じた。
ただし、本物だったかどうか、自信が有るか、と言われれば、自信は無い。
ちなみに、その店が特に高級店だったわけでもない。
ぶた刺しは食べたことないけど、牛レバ刺が禁止された直後に、豚レバ刺が流行った時期があったね。
結局禁止されたけど。
ドイツでは、生の豚挽肉を食べる料理があるし、生ハムは加熱しない豚肉を食べると言う点では、ぶた刺みたいなもんだね。
パンチェッタは、燻製しないベーコンだけど、これも生食するね。
Re:「認める」とか不要 (スコア:1)
やくざの人と組むと一度決めたのなら筋は通すしかない。
それが嫌なら最初から関わるべきではない。
Re:異常な文化 (スコア:1)
東京にも、変わった人はいるし、人口が多い分、その絶対数も地方より多い。
一流のものもあれば、三流以下のものもたくさんある。
そーゆーバリエーションの豊かさが、東京の面白さなんじゃないかな。