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ネットワーク

細菌は電気信号でコミュニケーションを行っている 32

ストーリー by hylom
最近の細菌情勢 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

台所のぬめりに集まった細菌は「電気信号」でコミュニケーションしている』そうだ。この方法では、異なる種の細菌ともコミュニケーションをとることができるとう。

この延長線上に、多細胞生物の神経や脳があるのかも、とタレコミ子は思うのでした。

研究では、「ぬめり」などに存在するバクテリアのコロニーである「バイオフィルム」において、内部に含まれる複数種の細菌が共存しながらコロニーを拡張していることに注目。異種間でコミュニケーションが行われているのではないか、もしコミュニケーションができるのであればそれは電気信号を使っているのでは無いか、という発想からスタートしたという。

調査の結果、細菌は細胞膜からカリウムイオンを放出することで情報を伝達しており、これはニューロンによる信号伝達に近いことが分かったという。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • 私もカビキラーを放出することによって、カビさんとコミュニケーションを取っています。

  • by hakikuma (47737) on 2017年02月02日 8時51分 (#3154310)
    これって、最近分かったことなんでしょうね。
    • by backyarD (36899) on 2017年02月02日 11時30分 (#3154401) 日記

      この文章にオッサンが釣られて寄ってくるという現象についても、
      知らないオッサン同士がコミュニケーションをとる何かしらの信号が……

      #表向きの文章の意味に隠された同音異義メッセージに吸い寄せられやすい性質が…

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        むしろ山田くんが手ぶらで寄ってくるかと

  • by the.ACount (31144) on 2017年02月02日 11時27分 (#3154398)

    これを電気信号と言うんかね?

    --
    the.ACount
    • by nekopon (1483) on 2017年02月02日 12時45分 (#3154450) 日記
      生物の人はそう扱うみたいです(イオンの出し入れは細胞膜電位を操作する結果になるので)
      親コメント
    • by tenokida (42811) on 2017年02月02日 14時41分 (#3154542) 日記

      元記事だけ見るとカリウム媒介にしか見えませんが

      >ニューロンによる信号伝達

      神経での刺激の伝播ではイオンポンプでカリウムなどのイオン分布を細胞膜内外で変更
      →隣の膜が反応
      とやってますが、神経の中には有鞘神経といって長く延びた部分を絶縁性の鞘で覆われた
      ものがあって、興奮伝播速度が速いことが知られており、物質が伝播するのではなく、
      電位変化がつたわっっていると考えられているようですから、同じように伝達速度で
      見たのでは

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      全く同じ事を思いました。

      放出された伝達物質がたまたま電荷を帯びているだけのような気もしますが、
      >もしコミュニケーションができるのであればそれは電気信号を使っているのでは無いか、という発想からスタート
      したのを正解だったことにしたいのかなと。

      • by Anonymous Coward

        重力相互作用と、原子核内のような超短距離で働く相互作用(弱/強)以外は突き詰めたら全部電磁相互作用だから、ほぼ何でも電気信号と言い張れそう。

  • by Anonymous Coward on 2017年02月02日 9時46分 (#3154345)

    インテリジェント・デザイン論的にはどうなのだろう。

    台所のぬめりも「偉大なる知性」が創造したのかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      パスタのゆで汁を讃えなさい、ラーメン

    • by Anonymous Coward

      素朴なID論的には、偉大な知性がいつどこにどのような意図で干渉したのか何も語れないので、なんともいえないですね。(それどころか偉大な知性がヒトと同様の思考構造を持っているのかも分からん)

      ID論の根底にあるキリスト教原理主義からしたら、全ては偉大な唯一神が計画し創造し管理しているのですから、台所のぬめりもカップの茶渋も風呂の水垢もサッシの黒ずみも神の創造物です。
      (ということは重曹は悪魔の粉なんだろうか)

      どちらにも与しない立場からすると、いずれにせよその偉大な知性とやらの思想はヒトが慮れるものでもないのだから、結局のところ無視して現象だけ捉えて法則を見つければいいじゃんなあ、って話なのですが。
      (宗教視点で言えば、神とは盲目的に従うべきものではなく折り合いをつけるべきものだ的な)

      • by Anonymous Coward

        その素朴なID論というのは世界五分前仮説みたいなものですか? (仮定してもしなくても同じ結論しか出せないという意味で)

        • by Anonymous Coward

          そうですよ。
          「なんか合理的すぎる」「なんか美しすぎる」「なんか感動する」ってモノ・事象に対し、
          ヒトの感受性と合理性や機能性に関係があるのでは?とか単にそうでないものを無視してるだけでは?という方向では思考・納得できず、
          「これはヒトと同方向の価値観を持った超存在が干渉したのでは?」と考えずには居られない人がいるというだけで、仮説自体に大した意味はありません。(そういう論を信じることを貶めてるわけではありません)

          「ヒトは/意識は/魂は特別な存在じゃないと死にたくなる」みたいな人に大人気ですが、科学的には五分前仮説と同類です。何も予測できず利用方もない一方、いくつかの科学的仮説を正当な理由もなく否定しがちな点で科学の敵です。

  • by Anonymous Coward on 2017年02月02日 10時08分 (#3154361)

    コミュニケーションをとるって具体的にどういうこと?

    • 通常、他種の細菌が同じ場所にいると、お互いをブッ潰し合いにでるわけですが、複数種が共存する場所での棲み分けの方法をそう呼んでいると解釈しました。

      #腸内フローラとかもそうだろうか?

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2017年02月02日 10時24分 (#3154374)

        フローラとビアンカは棲み分け不可能だと思います。

        # そういう問題じゃない

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          デボラと真希波マリはほんとうに意味がわからない

          • by Anonymous Coward

            マリは漫画版の最後で少しだけですが説明されてます。
            解説がないと意味がわからないと思いますが、そんなこと言い出したらキリが無い作品のなので問題ないでしょう。

            • by Anonymous Coward

              完結が2014年じゃ後付けとしか…。

      • by Anonymous Coward

        薄っぺらい理解としては、以下のような形なんじゃないかと。

        元々仲間内用に「ここで増えすぎると栄養が足りなくなるからこの辺にしとこうぜ」という信号をやりとりしている、と思ってください。
        (例えば、細胞同士の接触が多いほど特定物質を放出する量が増加し、その物質を受け取った量が多いほど細胞は増殖速度が遅くなる、みたいな感じ)
        本来それは同種同士の連絡にしか使われないと思っていたけど、多種で構成されたバイオフィルムみたいなものであっても同様の連絡手段をとっているようだ、と。

        だから、「棲み分け」というよりは「共通ルールを敷いた上での戦争」みたいな感じじゃないかと。

    • by Anonymous Coward

      もやしもん的な

      • by Anonymous Coward

        もやしもんの主人公君はカリウムイオンに対する感受性が並外れていたということに...?

    • by Anonymous Coward

      歌を歌ってるのさ

  • by Anonymous Coward on 2017年02月02日 12時33分 (#3154441)

    小説「Blood Music」でも細胞たちが「味」で意思疎通してたよね?

    • by Anonymous Coward

      小説ネタでいうなら「天冥の標」のノルルスカインとか
      (あれは一つの知性だけど)

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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