あるAnonymous Coward曰く、米防衛大手のノースロップ・グラマンは、同じく防衛大手のオービタルATKを78億ドルで買収することを発表した(ブルームバーグ、日経新聞)。オービタルATKは、2014年にオービタル・サイエンシズとATK社の航空宇宙部門が合併して設立した会社で、空中発射式のペガサスロケットや、シグナス宇宙船など宇宙開発分野でも知られている。
旧チオコール社 (スコア:1)
目まぐるしく社名が変わるので、追いきれて無かったのだけど、華々しい航空宇宙分野とは別に、基本的には過塩素酸カリムと合成樹脂を混ぜて固体燃料ロケットエンジンを作る大手だよね?
最近ぱっとしないオービタル (スコア:0)
防衛分野ではどうなのか知りませんが、オービタルの宇宙分野と言うと、
シグナスもアンタレスも良くも悪くも既存のものの寄せ集め。
特色のあるペガサスロケットも最近は打ち上げがなさそうで、
すっかり古参と新興企業の間で埋没していたイメージです。
こういう企業は、華々しい宇宙ベンチャーの陰でそっとこうやって消えていくのか、となんか腑に落ちてしまうところです。。。
Re: (スコア:0)
米軍ですら一度調達した兵器は長年にわたって利用しますからね。要するに受注の波が大きいのに長時間製品を維持するよう求められる。そりゃ愛国心がなければやってられない。愛国心だけあってもやってられない。
米軍向けの場合弾薬や食料のような消耗品を卸す会社はまた違うんでしょうけど。
宇宙産業の方は民間向けの低価格小型ロケットの市場が伸びているのでそっちに対応できないまま退場する親方スターズアンドストライプスの企業は退場するしかないかもね。