132年近く前に海へ投入されたボトルメッセージが見つかる 24
ストーリー by headless
発見 部門より
発見 部門より
132年近く前に海へ投げ込まれたボトルメッセージが1月21日にオーストラリアで発見されたそうだ(Kymillman.comの記事、
オーストラリア国立海洋博物館のブログ記事、
BSHのニュース記事、
SlashGearの記事)。
ボトルが発見されたのは西オーストラリア州ウェッジ島の砂浜で、発見者で写真家のTonya Illman氏は部屋の飾り物によさそうだと思って拾ったという。ところが、ボトルの中に細く巻いて紐で結んだメッセージが見つかる。ボトルの栓は失われており、メッセージは水に濡れていたため、乾くのを待って開いてみると、ドイツ語で印刷された用紙にペンで投入時のデータが書き込まれたものであることが判明した。印刷部分はデータ記入用のフォームと、発見時のデータを記入して当時ドイツ・ハンブルクにあった海洋気象学研究所「Deutsche Seewarte」か最寄りのドイツ領事へ届けることを発見者に求めるメッセージが記載されており、現在でもはっきりと読み取れる。一方、手書き部分は消えかかっているため、解読は難航したようだ。
投入年月日は1886年6月12日、投入地点は南緯32度49分。経度は105度25分と読み取れるが、東経(Ost)/西経(West)の記入部分は判然としない。これが東経であれば投入地点は発見場所から900kmほど西のインド洋上、西経であればイースター島近くの南太平洋上にあたる。船名は読み取れる「aula」という部分から「Paula」と予想し、西オーストラリア海洋博物館の研究者の協力により該当する船を探し当てたという。さらに、ドイツ気象局(DWD)がPaulaの日誌を保有していることが判明。当時Paulaは英国・ウェールズのカーディフからインドネシア・スラウェシ島のマカッサルに向かっており、1886年6月12日には南緯32度49分、東経105度25分でボトルを投入していたことが確認された。
これまで最も古い(投入から回収までの期間が長い)ボトルメッセージは2015年にドイツで発見されたもので108年だった。今回のボトルメッセージは回収までに131年223日を要しており、最も古いボトルメッセージとしてギネス世界記録にも認定されている。回収された同様のメッセージを保管しているドイツ連邦海運・水路庁(BSH)によれば、ボトルメッセージの投入は世界の海流を調べる長期プログラムとして実施されたものとのことだ。
ボトルが発見されたのは西オーストラリア州ウェッジ島の砂浜で、発見者で写真家のTonya Illman氏は部屋の飾り物によさそうだと思って拾ったという。ところが、ボトルの中に細く巻いて紐で結んだメッセージが見つかる。ボトルの栓は失われており、メッセージは水に濡れていたため、乾くのを待って開いてみると、ドイツ語で印刷された用紙にペンで投入時のデータが書き込まれたものであることが判明した。印刷部分はデータ記入用のフォームと、発見時のデータを記入して当時ドイツ・ハンブルクにあった海洋気象学研究所「Deutsche Seewarte」か最寄りのドイツ領事へ届けることを発見者に求めるメッセージが記載されており、現在でもはっきりと読み取れる。一方、手書き部分は消えかかっているため、解読は難航したようだ。
投入年月日は1886年6月12日、投入地点は南緯32度49分。経度は105度25分と読み取れるが、東経(Ost)/西経(West)の記入部分は判然としない。これが東経であれば投入地点は発見場所から900kmほど西のインド洋上、西経であればイースター島近くの南太平洋上にあたる。船名は読み取れる「aula」という部分から「Paula」と予想し、西オーストラリア海洋博物館の研究者の協力により該当する船を探し当てたという。さらに、ドイツ気象局(DWD)がPaulaの日誌を保有していることが判明。当時Paulaは英国・ウェールズのカーディフからインドネシア・スラウェシ島のマカッサルに向かっており、1886年6月12日には南緯32度49分、東経105度25分でボトルを投入していたことが確認された。
これまで最も古い(投入から回収までの期間が長い)ボトルメッセージは2015年にドイツで発見されたもので108年だった。今回のボトルメッセージは回収までに131年223日を要しており、最も古いボトルメッセージとしてギネス世界記録にも認定されている。回収された同様のメッセージを保管しているドイツ連邦海運・水路庁(BSH)によれば、ボトルメッセージの投入は世界の海流を調べる長期プログラムとして実施されたものとのことだ。
Sending Out An SOS (スコア:0)
もうそろそろ39年経つのか
Re: (スコア:0)
めっせーじ いん な ぼーとる
Re: (スコア:0)
あれは年数ではなく、返事のボトルメールの数(量?)に意味がある
Seems I'm not alone at being alone
Re:Sending Out An SOS (スコア:2)
あれ返事だったの?
細菌^h^h最近の言葉でパンデミックに手紙ボトル放流が流行って浜辺を埋め尽くしてるんかと思った。
ボトルメール (スコア:0)
昔あったね
リクルートだっけ
SSTP Bottle (スコア:0)
SSTP Bottleなんてものもあったなーと懐かしんでみたり
Re: (スコア:0)
\e
どこをどう流れていたんだろう? (スコア:0)
見つかったのはここ [google.co.jp]で、ビンが海へ流されたのはここ [google.co.jp]。割と近くなんだよね。赤道の南側のインド洋には北を上として左回りの海流が在るんで、直接流れ着いたとは考え難いけれどシナリオとしてはこんな感じ?
Re: (スコア:0)
海流に乗れてなかったら、一定方向に動くってシナリオ自体が破綻するんじゃないかな。帆が付いてたら偏西風には逆らえないだろうけど、そういうわけでもないし。
NEC (スコア:0)
VoToL登場から12年経つんですよ
今はどうなんだろう? (スコア:0)
現在でもボトルメッセージを投げ込んでいる人はいるんだろうか?
海岸に行ってもビンの中など見ないし、そもそも注意も払ってないしで、見つけることそのものが奇跡的な気がします。
今でもガラス瓶に入れるのが最適なんだろうか?この辺の素材というかテクノロジー方面からより良いモノがあるのかも知りたいです。
Re: (スコア:0)
ペットボトルで良いのでは?
Re: (スコア:0)
不法投棄で国によっては違法になったりしないのだろうか?
Re: (スコア:0)
ネットの海に流すボトルメールアプリ [google.co.jp]なら
Re: (スコア:0)
海水に浸かっても耐久性があるというのならチタンかな
プラスチックならPEEKとかどうだろう
Re: (スコア:0)
金属のボトルをわざわざ開けては見ないんじゃないかな。
中にメッセージがあることが見えないと、単なるゴミとみられそうに思います。
PEEK は初めて知った樹脂ですが、透明・半透明になるんでしょうか。
金属と同じく中が少しでも見えないと、開けてもらえないかなと。
PEEK → https://www.weblio.jp/content/PEEK [weblio.jp]
Re: (スコア:0)
ボトルメールとは違うが。
漂流型海洋観測装置ってのがいくつかありまして(まさしく。独海軍のこの装置の後裔)、
「漂着した時にはここにご連絡を」ってのが、装置に書いてあることがあります。
漂着とかのほかには、漁網に引っかかったとかその他で、「海流に乗ったにしては、移動が速すぎるな」って後にはご連絡が頂けるんですが、
移動が速すぎた後にご連絡が頂けないこともあり。
どこかのマーケットで売られていたり。
Re: (スコア:0)
海洋法に関する国際連合条約に違反…とかいわれたりしてなあ…
ボルトじゃなかった (スコア:0)
132年近く前に海へ投入された ボルト
の
メッセージが見つかる
って読んだ。
Re: (スコア:0)
ウサインボルトさんの先祖ですね。
そもそも歴史がまだまだ (スコア:0)
あと数千年すれば
「これまで最も古い(投入から回収までの期間が長い)ボトルメッセージ」は千年くらい超えるかもね。
ただボトルメッセージがずっと供給され続けるかはわからんけれど。
千年前のボトルメッセージとか想像すると…、当時の紙とか、受け継がれないようなちょっとした個人の存在に触れられるとか、そういうのは面白いかも。
迷惑だが宇宙版で流行るかもね。
宇宙を漂ったり、どこかの惑星・小惑星に残した記憶媒体とか、そういう感じか。
Re:そもそも歴史がまだまだ (スコア:1)
迷惑だが宇宙版で流行るかもね。
宇宙を漂ったり、どこかの惑星・小惑星に残した記憶媒体とか、そういう感じか。
ボイジャー1号「もう僕のことが忘れられてる・・・・」
Re:そもそも歴史がまだまだ (スコア:1)
ときどきでいいのでパイオニア君のことも……
まさに (スコア:0)
孤独のメッセージ(Message in the bottle) すみません、ポリスのファンなもので