ミツバチは「ゼロ」の概念を理解できるという研究結果 23
ストーリー by hylom
0の概念ってこういう話だったっけ 部門より
0の概念ってこういう話だったっけ 部門より
「0」という数の概念は非常に高度なものとされているが、ミツバチも0の概念を理解できるという研究が発表された(GIGAZINE、SCINEWS、Slashdot)。
豪RMIT大学の研究者Adrian Dyer氏らは、ミツバチの理解能力を調べるため、個々のミツバチを識別できるようにした上で試験装置に投入し、「数の大小」を識別できるよう訓練したという。具体的には、複数の要素が描かれた画像を提示し、その画像内に含まれた要素の数がもっとも少ないものを選択すると報酬として砂糖が得られるようにしたそうだ。
このように訓練したミツバチに対し、何も描かれていない画像とそうでないものを提示したところ、何も描かれていない画像を選択するようになったという。訓練には要素が描かれた画像のみを使っていたとのことで、研究者らはこれをもってミツバチは「0を理解できるようになった」と主張している。
ゼロ自体は誰でも最初から知ってる (スコア:2)
1つしか無いものを消費したら何もなくなる、なんてのは動物だってわかってる。
問題はそれをゼロという、数値として表せる物だと認識し、演算に使うという発想。
Re: (スコア:0)
ゼロの有用性がてきめんに表れたのは位取りかと思う。
これが出来て初めてn進法が考えられるようになるので。
ミツバチが果たしてn進法を使っているのかと考えれば、多分使ってないに違いない。
Re: (スコア:0)
言われてみれば、アラビア数字が画期的だったという話では「ゼロの概念の発見」じゃなくて「ゼロの発明」と聞いた気がする
そもそも「報酬が得られない・得られる」を訓練に利用できてる時点でゼロ(というか無の概念)がある証明なんじゃ・・・
う~ん、それはゼロの概念なのか? (スコア:1)
白いカードを蜜のある場所と学習し、白いカード上の三角形や四角形を蜜が無くなる邪魔物=避けるべき物だと学習したのだと思う。邪魔物の多いカードより邪魔物の少ないカードが選ばれるし、邪魔物の有るカードより邪魔物の無いカードが選ばれる。
例えば天敵の居る餌場と天敵の居ない餌場を用意して、天敵が「ゼロ」の方を選ぶことができる生物は結構多いと思う。
if (天敵==0) {餌へ向かう};
とか
if (天敵) {逃げる} else {餌へ向かう};
という制御ができている訳だけれど、ゼロという入力値を処理できることが、概念を理解していることになるのだろうか。
Re: (スコア:0)
if (天敵) {逃げる}
if (餌が有る) {食べる}
の2つのルールが有るだけでも同じ行動になりますよ
問は
天敵の数を数えているか否か
天敵が居ない場合を、天敵の数がゼロと理解しているか
ということだと思います
あとif ()の末尾のセミコロンは不要です
Re:う~ん、それはゼロの概念なのか? (スコア:1)
> あとif ()の末尾のセミコロンは不要です
そこは、疑似言語にそんなこと言っても;
Re: (スコア:0)
「概念の理解」と「処理の実装」を区別する事は可能なのだろうか?
数と量 (スコア:0)
いや、ミツバチが認識したのは「数」じゃなく「量」だったりしない?
そこは大きな違いだと思うんだけど。
Re:数と量 (スコア:2)
要素とやらと同じ色のみで塗りつぶした画像を提示すると、わかるかもしらない。
Re:数と量 (スコア:1)
GIGAZINEの記事を読んだだけだと、より明るい方に向かっているだけじゃね?と思えてしまうが…
Re: (スコア:0)
そうそう 最初に見たときに思った
白い部分と黒い部分の面積同じにするとか 反射率(明るさ)がかわらないようにするとかしないと 数に反応したと断言できないよね?
Re: (スコア:0)
大きいマークを少なく配置したのと小さいマークをたくさん配置したのを比較したらいいんじゃない?
Re: (スコア:0)
補数で考えるんだ。空白の量を識別していたのかもしれないぞ。
弁別と概念の理解 (スコア:0)
他と同じか違うかを識別する能力よりも,
刺激が違っても共通の特徴を同定できるという概念の理解はより高度な能力。
何を持ってして0という「概念」が理解できたと主張してるんだろう。
少なくとも,違う表現方法で0を表現して,それでも集まってきたとか
示してもらわないと。
加えて,概念の理解には,さらに高度な定義された概念の理解というのがあるんだが
普通に0の概念とか言われると,そっちを思い浮かべるよね。
見た目は,餌があるように見えても,0と書かれていれば
餌がないことを理解する能力がある,みたいな。
そんな七面倒くさいこと言わなくても (スコア:2, おもしろおかしい)
「論文著者の『ゼロの概念』が間違っているのではないか」ということを
一から問い直したい
Re:弁別と概念の理解 (スコア:1)
「黒いところが少ない方を選んでる」としてもだ、今まで見せたことがない「黒いところがない」モノを見せた時に「これが一番小さい(≒エサもらえる)ヤツや」と認識できたってことですよね。
トレンド見て外挿することができたけど(それだけでもすごい気がするが)、それを『ゼロ』が理解できたって言うのは盛り過ぎですかねぇ。
Re: (スコア:0)
「何かがたくさん集ってる方は蜜が少ない」
スーパーのレジに並ぶ時にゼロを意識しているかという話
Re:弁別と概念の理解 (スコア:1)
> スーパーのレジに並ぶ時にゼロを意識しているかという話
誰も並んでなければ待ち時間ゼロですね。
…そういう意味ではない
Re: (スコア:0)
何を持って
画像認識できただけ (スコア:0)
餌がたくさんもらえる画像を認識しただけじゃん!!
Re:画像認識できただけ (スコア:2)
「訓練には要素が描かれた画像のみを使っていた」
何も描かれていない画像が餌がたくさんもらえるかどうかは分からない。
Re: (スコア:0)
「要素を避ければ餌がもらえる」で十分。
むしろ要素の数を「比較」する事の方が数学的に意味のある操作だと思う。
ただGIGAZINEの記事読んだら差が大きいほど成功率が上がってたらしいから、
要素数を把握して選択した感は全然ないんだよね。
要素を避けつづけたらなんとなく最小にたどり着いたって感じに思える。
ミツバチの行動で表現可能な演算を定義して、そこにゼロを突っ込めるかどうか考えたいな。
比較作業の不安定さからすると無理な気がするけど……
Re: (スコア:0)
今の機械学習がこれと変わらんな