パスワードを忘れた? アカウント作成
13630150 story
バイオテック

熟した状態で2倍の期間鮮度を維持できるというアボカド、米国で発売される 18

ストーリー by headless
新鮮 部門より
熟すのに時間がかかる一方、熟したらすぐに傷んでしまうアボカドだが、熟した状態で鮮度を維持できる期間が2倍という「Apeel Avocados」が米国のCostcoなどで発売された(Apeel Sciencesのブログ記事FAQFOODBEASTの記事)。

このアボカドは新しい品種というわけではなく、Apeel Sciencesが開発したコーティング剤で処理したものだ。Apeelのコーティング剤は植物ベースで、果皮などから抽出した脂質やグリセロ脂質が主成分だという。コーティングすることでもう1枚の果皮のように働き、水分蒸発や酸化を抑える仕組みだ。これにより販売可能な期間も長くなり、全米のより多くの店舗で高品質なアボカドを販売できるようになるとのこと。

Apeelの目標はゴミとして捨てられる食品を減らし、新鮮な食品が届けられるよう生鮮食料品の提供者を助けることだ。アボカドから始めたのは、上述のように食べられなくなってしまうことが多いためで、今後はほかの野菜や果物にも採用されることを目指していくそうだ。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2018年06月24日 17時32分 (#3431264)

    しかし、アメリカ一般大衆の熟れたアボカドの見分け方は「軽く握って指がめり込まない範囲で柔らかいもの」なので
    大量のつぶされたアボカドが破棄商品となり、けどまぁあの国の大雑把さで見て見ぬふりをされています。

    熟れごろ長持ち、ってあってもたぶん握ってダメにする客が多くて、結局はやらない。かな。

    日本の桃なんか、こっちの Costco / Safeway じゃ発売できません。

    • by Anonymous Coward on 2018年06月25日 10時35分 (#3431524)

      >しかし、アメリカ一般大衆の熟れたアボカドの見分け方は「軽く握って指がめり込まない範囲で柔らかいもの」なので
      >大量のつぶされたアボカドが破棄商品となり、けどまぁあの国の大雑把さで見て見ぬふりをされています。

      流通でラクをせんがために、青臭くて石のように固い謎物体を「トマト」と称して売るような鬼畜所業が長年まかり通っていたアメリカのスーパー業界の自業自得だと思うなあ……。

      親コメント
typodupeerror

アレゲは一日にしてならず -- アレゲ見習い

読み込み中...