米国で販売されているボトル入りウォーター、FDAの基準値を超えるヒ素を含むものもあるという調査結果 40
ストーリー by headless
基準 部門より
基準 部門より
Consumer Reports(CR)が米国で販売されているボトル入りウォーター製品130ブランド以上を調査したところ、11ブランドで検出可能レベルのヒ素が含まれており、中には米食品医薬品局(FDA)の基準値を上回るものもあったそうだ(Consumer Reportsの記事)。
FDAの基準ではボトル入りウォーターのヒ素含有量は1リットル当たり0.010 mg(10 ppb)以下となっているが、CRでは3 ppbへの引き下げを主張しており、6ブランドが3 ppbまたはそれ以上だったという。CRの調査は各ブランドが公表している検査結果によるものだが、3ブランドについては独自にテストを実施している。
テストが行われたのは「Starkey」(Whole Foods)と「Peñafiel」(Keurig Dr Pepper)、アルメニアでボトル詰めされた直輸入品「Jermuk」の3ブランド。いずれも過去にFDAの基準値を超えたことのあるブランドだ。Jermukのヒ素含有量は平均1.31 ppbと低かったものの、Starkeyは基準値ぎりぎりで、1サンプルでは10.1 ppbだったという。一方、Peñafielのサンプルはすべて10 ppbを超え、平均18.1 ppbと大きく基準値を上回ったとのこと。Keurig Dr PepperではCRの問い合わせを受けて調査を行い、17 ppb程度のヒ素が検出されたとして生産を一時中止したそうだ。
米国では長らく飲み水のヒ素の基準値が50 ppb以下となっていたが、重金属による健康被害への懸念が高まったことを受けて2001年に環境保護庁(EPA)が見直しを行った。当初は3 ppbも実現可能なことが示唆されていたものの、最終的に健康リスクの低下と費用のバランスに配慮した10 ppbに落ち着いたとのこと。ボトル入りウォーターの基準値はこれを受けて2006年に定められたもので、米国では水道水・ボトル入りウォーターともにヒ素の基準値は10 ppb以下となっている。ただし州によっては、より厳しい基準を水道水にのみ設けていることもあるようだ。
日本の水道水質基準では水道水のヒ素基準値が10 ppb以下となっており、食品衛生法によるミネラルウォーター類の基準値は昨年の規格基準改正により50 ppb以下から10ppb以下へ引き下げられた。なお、ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水ではヒ素が検出されてはならないこととなっている。
FDAの基準ではボトル入りウォーターのヒ素含有量は1リットル当たり0.010 mg(10 ppb)以下となっているが、CRでは3 ppbへの引き下げを主張しており、6ブランドが3 ppbまたはそれ以上だったという。CRの調査は各ブランドが公表している検査結果によるものだが、3ブランドについては独自にテストを実施している。
テストが行われたのは「Starkey」(Whole Foods)と「Peñafiel」(Keurig Dr Pepper)、アルメニアでボトル詰めされた直輸入品「Jermuk」の3ブランド。いずれも過去にFDAの基準値を超えたことのあるブランドだ。Jermukのヒ素含有量は平均1.31 ppbと低かったものの、Starkeyは基準値ぎりぎりで、1サンプルでは10.1 ppbだったという。一方、Peñafielのサンプルはすべて10 ppbを超え、平均18.1 ppbと大きく基準値を上回ったとのこと。Keurig Dr PepperではCRの問い合わせを受けて調査を行い、17 ppb程度のヒ素が検出されたとして生産を一時中止したそうだ。
米国では長らく飲み水のヒ素の基準値が50 ppb以下となっていたが、重金属による健康被害への懸念が高まったことを受けて2001年に環境保護庁(EPA)が見直しを行った。当初は3 ppbも実現可能なことが示唆されていたものの、最終的に健康リスクの低下と費用のバランスに配慮した10 ppbに落ち着いたとのこと。ボトル入りウォーターの基準値はこれを受けて2006年に定められたもので、米国では水道水・ボトル入りウォーターともにヒ素の基準値は10 ppb以下となっている。ただし州によっては、より厳しい基準を水道水にのみ設けていることもあるようだ。
日本の水道水質基準では水道水のヒ素基準値が10 ppb以下となっており、食品衛生法によるミネラルウォーター類の基準値は昨年の規格基準改正により50 ppb以下から10ppb以下へ引き下げられた。なお、ミネラルウォーター類以外の清涼飲料水ではヒ素が検出されてはならないこととなっている。
ボトル入りウォーター? (スコア:1)
「ボトル入りウォーター」だとウォーターの中にボトルが入っているように聞こえる
「ウォーター入りボトル」だとボトルが主商品の様に聞こえる
本文でも「ボトル詰め」と言っているのだから「ボトル詰めウォーター」で表記を統一した方が良かったんじゃない?
Re:ボトル入りウォーター? (スコア:1)
箱入り娘の物理的構造について、見解をお聞かせください
Re:ボトル入りウォーター? (スコア:1)
箱化で調べ……ない方がいいです
Re: (スコア:0)
グーグルさんはセーフサーチとかで空気を読んでくれるからピクシブで…(だからやめろ
Re: (スコア:0)
パズルの箱入り娘、娘の駒が一番でかいよな。
Re: (スコア:0)
それだとウォーターにボトルを詰めてるように聞こえません?
……どんな状況だよ、というのはまあ別にして(ヒソヒソ
Re: (スコア:0)
瓶詰妖精が、蟹工船的なプロレタリア文学に見えてきた。
Re: (スコア:0)
缶詰「・・・」
Re: (スコア:0)
イブセマスジー!
#それは蟹光線
Re: (スコア:0)
「PC入りウイルス」とは言いませんよね、「ウォーター入りボトル」が正しい。
Re:ボトル入りウォーター? (スコア:1)
「PC入りウイルス」とは言いませんよね
ホスファチジルコリン入りウイルス?
PhosphatidylCholineとは、グリセロリン脂質の親水部としてコリンがリン酸エステル結合しており、疎水部としてグリセロール骨格に2つの脂肪酸がエステル結合した構造をしている、リン脂質の総称。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%B9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%... [wikipedia.org]
# 実在の有無は知らない。
Re: (スコア:0)
主体というか目的のブツは水の方で、ボトルはそれを持ち運ぶための付属物にすぎない
Re: (スコア:0)
しかし「ボトル入りウォーター」を「ボトル入りウォーター」たらしめているのはボトルの方では?
# スラドの記事は誤字やフレームを生むための付属物に過ぎない
バトルシップvsボトルシップ (スコア:0)
そういえば模型のボトルシップも英語だと ship in a bottleなんだっけ?
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%... [wikipedia.org]
英語で bottle ship だと意味がおかしいだけdなく battleship と紛らわしいことも
あって、なおさら使われないってことかな。
日本だと「缶ジュース」は既に定着してるし、「瓶ジュース」もそんなにおかしくない気がする。
ではペットボトルジュースというかとなると、あんまり聞かないような。
Re: (スコア:0)
ペットボトルのコーラを飲む、でも、コーラのペットボトルを飲むでも、どっちも別に違和感ないしなあ。
Re:バトルシップvsボトルシップ (スコア:1)
Peter Piper picked a peck of pickled peppers [google.com]
みたいな早口言葉練習課題に使えそうですね、もう少し手直しすれば。
Re: (スコア:0)
つ
http://e-village.main.jp/gazou/entry/000168.html [e-village.main.jp]
Re: (スコア:0)
ボトル入り抹茶入り緑茶
助詞をなぜ使わないの? (スコア:0)
「ボトル入りの水製品」とすれば、すっきりしない?
Re: (スコア:0)
すっきりしない。
水の中にボトルが入っているように聞こえる
「ボトルに入った水」とでもしないと。
Re: (スコア:0)
確かに、そっちの方がすっきりしますね
日本の場合 (スコア:1)
硫化鉱物に恵まれた日本では、金銀銅鉛亜鉛ヒ素カドミがセットで出てくる鉱山がたくさんあったので、自然水や土壌が重金属や毒物で汚染されてることがある。
意識の高い消費者が、特定の農家と契約して特定の田畑でとれた穀物や野菜だけを食べてることを自慢してたりするけど、ブランド米の採れる某地方のとある一枚の田んぼだけ重金属濃度が高かったりする。
米の場合、普通は農協や販売業者が商品の均質化のためにあちこちで採れた米を混ぜてるから普段食べる分には気を使わなくてもいいけど、意識高いひとは気をつけて。
Re:日本の場合 (スコア:4, おもしろおかしい)
人工由来の放射性物質以外は平気なんやで。
Re: (スコア:0)
ウランはだいたい天然では?
Re: (スコア:0)
人為的に濃縮させても天然で良いのだろうか…
Re: (スコア:0)
うーむ、弱毒で食用可の食物も濃縮するとヤバイとは思うんだが。
Re: (スコア:0)
養殖...なにか違う
#濃縮還元100%がどうも腑に落ちない。
Re: (スコア:0)
意識高い人は「汚染米」が一粒でも混ざってたら死ぬから混ぜたらアウトなんやで。
#量の概念は意識しない
Re: (スコア:0)
ベクレルの味がわかる大学教授とかおるもんな
ヒ素は必須元素(微量元素) (スコア:1)
# 害が出るほど高濃度じゃまずいけど。
Re: (スコア:0)
ひじきのヒ素含有量は欧州で禁止されるくらいだっけ?
Re: (スコア:0)
これはよく聞くが、実際には現状規制はされていない。ひじき摂取を制限すべきではないかという議論がされているのは事実だが、禁止とまではなっていない。
Re: (スコア:0)
つまり砒素も必須ミネラルの一(但し不純物程度の微量で済むし、過剰になれば猛毒)。
Re: (スコア:0)
飲み水として考えると、一度に摂取可能な量はたかが知れてるけど、
毎日毎食ヒジキと比べれば、毎日毎食「水」は普通にあり得る。
飲み水だけでなく調理にも使われることを考えたら、安全側に振るのは仕方ないのでは。
Re: (スコア:0)
日ごろから摂取していると例のカレーで毒殺されないような耐性が付くとか
# 水道水レベルじゃ駄目だけど
チリ北部みたいに銅が取れる地方では (スコア:0)
海岸とアンデスの間に銅が取れる砂漠を挟んでる。
水はアンデスからパイプラインで引っ張ってくるのだが、銅が取れるぐらいなのでミネラルたっぷりだ。
なので基本飲用、調理はアワミネラル(矛盾しているがミネラルを取り除いた)なのだが、実際中身がイオン交換水なのかは知らない。
ボリビアとかは状況がかなり悲惨だと思われる。
費用とのバランス (スコア:0)
基準値ってだいたいこれだよね…
しきい値のないものについては
厳しくし始めるとキリがないと言うのはわかるんだけど…
なあにかえって (スコア:0)
(T/O)
______
Re:なあにかえって (スコア:5, おもしろおかしい)
( ´д)ヒソ(´д`)ヒソ(д` )