
天敵による捕食行動が昆虫の繁殖力を増加させる 26
ストーリー by nagazou
天敵がいると生存本能が強くなる? 部門より
天敵がいると生存本能が強くなる? 部門より
LARTH 曰く、
岡山大学のプレスリリースによると、岡山大学の岡田賢祐准教授、東京大学の香月雅子研究員、東京都立大学の岡田泰和准教授らの研究グループは、害虫であるオオツノコクヌストモドキのメスの繁殖力が、その天敵であるコメグラサシガメの存在下で、増加することを明らかにした。(PDF)、(Abstract)
従来、天敵の存在によってオスとメスの繁殖が抑制されると考えられていますが、本研究は従来の定説を覆す発見です。この矛盾はオオツノコクヌストモドキにおけるオスとメスの対立関係に由来します。本研究は、生物の繁殖に関する新たな理論を提示するだけでなく、天敵を使った害虫防除法の技術開発においても考慮すべき知見であり、基礎・応用研究の両方で役立つことが期待されます。
繁殖力が強化された個体が天敵のいないところに移動すると酷いことになりそうですね。
人間でも (スコア:0)
> これは大きな大顎を持つオスは移動能力が低く、天敵に捕食されやすいので、大顎が小さいオスが生き残ったからだと考えられます。
> 「頭部が小さく腹部が大きい」体型は、闘争するオスでは繁殖上不利ですが、産卵するメスでは有利な性質なのです。この性的対立によって、天敵によるオスの繁殖力への負の効果が、メスでは逆転したと考えられます。
つまり人間でもヒョロガリのオスが選択的に捕食されれば、安産型のメスが増えて繁殖力が増加するということだな。
Re: (スコア:0)
人間の場合、腹が出ているメスの産子数が多いとは限らないこと
Re: (スコア:0)
母体死亡が減るから統計的には多くなるだろw
Re: (スコア:0)
つまりムッツリスケベの方が繁殖力が高いと言う訳かー
Re: (スコア:0)
つまり人間でもヒョロガリのオスが選択的に捕食されれば、安産型のメスが増えて繁殖力が増加するということだな。
つまりデブいきもヲタ大勝利ということか!(違
Re: (スコア:0)
おめでとう
Re: (スコア:0)
死亡率が高いとじゃんじゃん産みますよね
メスが種を滅ぼす (スコア:0)
長期的には、オスの危険度が上がる形質をメスが選び続けることで、種自体はいずれ滅ぶ。
太古の哺乳類や三葉虫で観測されている事実。
Re:メスが種を滅ぼす (スコア:1)
Re: (スコア:0)
そういう個体はメスにとって魅力がないので、集団としての増殖率は低くなるのが一般的である。
しかしながら増殖率が大きくなる場合を見つけましたっていうのが、今回の研究。
みたいなことが、プレスリーリースに書かれてました。
Re: (スコア:0)
Elvisヾ(`Д´)ノ 勝手に貸し出した上に何書いてんだよ!
Re: (スコア:0)
オスが多くても、ブサイクは無視するってことやろ
Re: (スコア:0)
むしろメスはその上を行って単為生殖するのでは。
( ・`ω・´)ナン…ダト!? (スコア:0)
この矛盾はオオツノコクヌストモドキにおける
ツチノコ!?
ではなかった、、、
Re: (スコア:0)
大角穀盗人擬かな。
カタカナだとどこで区切ればいいか分かりにくい。
長期的に見たら (スコア:0)
繁殖力が強化された個体が天敵のいないところに移動すると酷いことになりそうですね。
一時的には増えるかもしれないけど、餌の需要と供給のバランスが崩れて逆に個体数も減るでしょ。
最終的には個体の性質に依らないライン(多分、学術的に呼び名あるよね)に収束するかと。
Re: (スコア:0)
ですよね、オオツノコクヌストモドキは外敵に対して繁殖力を高める作戦で個体数を維持する作戦なんですよ、
ゴキブリとかは殺虫剤に対して抗殺虫剤能力を高めたスーパーゴキブリになって個体数を維持しようとする。
生命体は何らかの外的ストレスに晒されていないと強くなれないってことですね、
南の島で外敵が存在せず食べ物も豊富な生物は強さではなく装飾の方に進化のリソースを割いてるので少しの環境にも耐えられない。
つまり自分が強くなるためにはどうすればいいのか? ここら辺に答えがあると思います。
Re: (スコア:0)
ちょっと違う。
環境が変化してなんらかの外的ストレスにさらされた場合、たまたまそのストレスに強い個体がより生き残る。ただそれだけ。
それに、あるストレスに強い個体が別のストレスにも強いとは限らない。絶対的な強さなんて存在しない。
Re: (スコア:0)
別の視点から。
環境が変化してなんらかの外的ストレスにさらされた場合、たまたまそのストレスに強い個体がより生き残る。ただそれだけ。
ストレスに強い弱いは、1つの視点ですが、別視点からみると別の結果になりえる:
例:元の記事はみてないが外的な刺激(天敵がいる環境)に耐性持ち(ストレスに強い)個体は排卵行動に変化無し。しかし、個体がストレスに弱く、かつ結果排卵数が増加傾向になるというケースだと大量の子孫が生まれるかもしれないから、結果的にその(ストレス弱い⇒卵大量に産む)特性を引継ぐ個体数が増えるかもしれない。
まあ、このストレス耐性弱いという遺伝子が
優性(顕性)劣性(潜性)か別因
Re: (スコア:0)
Re:長期的に見たら (スコア:2)
頭頂部だけ円形に禿げてるのはむしろ装飾的かも。
獲らないとむしろ減る (スコア:0)
水産資源なんかは昔っからその前提で獲ってるが
「この矛盾はオオツノコクヌストモドキにおけるオスとメスの対立関係に由来します」 (スコア:0)
それは「矛盾」と呼ぶべきものか?
Re: (スコア:0)
従来の定説ってのが怪しい
じゃなきゃマンボウなんて3億個のタマゴを生まないでしょうに(諸説あり)
Re: (スコア:0)
いや、そういう意味じゃなくて。
「矛盾」というのは論理的にかみ合わない状況である様を指すものだが、
生物全般で見られる傾向に沿わないものが見つかったというのは、べつに論理的に矛盾してるわけではない。
まあ、あれだ (スコア:0)
人間が死に面すると性欲が増す・・・・みたいな?