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テクノロジー

PDエアロスペース、ジェットとロケット切り替えエンジンの高推力燃焼実験に成功 22

ストーリー by nagazou
現状でどれくらいの推力があるんだろう 部門より
名古屋市にあるPDエアロスペースは5日、回転デトネーションエンジン(Rotating Detonation Engine, RDE)技術を用いたジェット・ロケット切り替え実験に成功したと発表した。従来の航空機向けのジェットエンジンでは、空気の無い宇宙空間で使用することは出来ない。宇宙空間ではロケットエンジンが必要であり、大気中と宇宙空間の双方で飛行するには2種類のエンジンを搭載するなどの対策が必要だった(PDエアロスペースリリースメ〜テレ)。

同社はこの対策として、大気圏内では「ジェットエンジン」、宇宙空間では「ロケットエンジン」として利用できるエンジンを開発、2017年に燃焼実験に成功している。今回、このジェット・ロケットエンジンに新たにデトネーション波を用いて推力を高める回転デトネーション技術を付与することに成功したという。これにより、これまでの1000倍の推力を発揮することが可能になった模様。同社は再来年を目標にエンジンを無人機に搭載、宇宙に飛ばす予定だとしている。

No.5 曰く、

Youtubeで会見時のニュース映像が公開されていますが椅子の埋まり具合が侘しい。
エンジン技術そのものは長らく研究が続いていて目新しいのは「高推力」の部分ぽいし、ざっと見渡した限りニュースソースが名古屋テレビのみなのは名古屋ローカルのベンチャー企業だから、なのかな。

素人だから真価も真偽の程も判別できないとはいえ、こういうニュースで素直にわくわくできなくなってしまったのがちょっと悲しくはある。

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  • by nnnhhh (47970) on 2022年04月07日 12時01分 (#4228287) 日記

    何が1000倍なんだと思ったら「以前の切り替え可能エンジンの1000倍」かな
    さすがに廃棄速度1000倍とかだったらすごすぎるし

    • by Anonymous Coward
      作ったら即捨てるってのは確かにすごすぎ
    • by Anonymous Coward

      パルスデトネーションエンジンが1秒間に10パルスだったとしたら、
      回転デトネーションエンジンになって10kHzで動作できるようになった、1000倍だよ。
      ってことかなー?
      まぁ、納得。

    • by Anonymous Coward

      「ジェットモード時の比推力1000秒」を理解できなかった馬鹿記者が1000倍って書いちゃったんじゃないの?と記事読まないで直感で書いてみる

  • パルス・デトネーション・エンジン [wikipedia.org]
    ↑に書かれてるようにパルス・デトネーション・エンジンは各国で開発中だけど、
    回転式デトネーションエンジン(rotating detonation engine)の燃焼実証は世界初、(パルス式との比較で)推力1000倍はその結果ってことみたい。

    --
    うじゃうじゃ
  • by Anonymous Coward on 2022年04月07日 12時06分 (#4228293)

    第六大陸のトロフィーエンジンみたいなもん?

    #もちろんいろいろ違うだろうが

    • by Anonymous Coward

      超音速で燃焼するという特徴は一緒だろうけどこっちは静止時から作動するのが違いだと思う。
      第六大陸のトロフィーエンジンはスクラムジェットだから作動域に持ってくのに固体ロケットブースターが付いてる設定だった。

  • by Anonymous Coward on 2022年04月07日 12時32分 (#4228306)

    鉄腕アトムはそれやってたはず。

  • by Anonymous Coward on 2022年04月07日 12時44分 (#4228313)

    Wikipediaより [wikipedia.org]。

    2009年時点では2014年中の有人機完成を目指すとしていたが

    全然見通しが立ってなかったにしても遅れ過ぎでは?
    これぐらい遅れてると、実験に成功というニュースを見ても、でいつ飛ぶの?今度こそ本当に飛ぶの?ぐらいの感覚になってしまうので、あんまりwktkできない。

  • by Anonymous Coward on 2022年04月07日 13時47分 (#4228329)

    最近話題の超音速ミサイルや弾道ミサイルなんかに最適なのでは?
    回転デトネーション・エンジンはたしか防衛装備庁の昔の研究アイテムにあったはず

    • by Anonymous Coward

      それこそ構造が複雑になるし、毎回使い捨てるミサイルに使えるように
      なるのは、まだまだ先の話では。

    • by Anonymous Coward

      大気圏内限定の極超音速ミサイルなら純ジェット、飛行の大半が大気圏外の弾道弾なら純ロケットにするのが有利。
      切替可能なこのエンジンって水平発進で大気圏外まで往来する航空機くらいにしか使い道がなさそうなんですよね。

      • by Anonymous Coward on 2022年04月07日 20時34分 (#4228631)

        去年、ベゾスのロケットとブランソンの飛行機が高度100kmの宇宙観光を実用化させたことで、ロケット方式のほうに分がある事が、誰の目にも明らかになったと思う
        家のつくりやうは夏をむねとすべしというが、宇宙に出るならロケットをむねとすべしだ
        大体、普通の小型ジェット機を作るだけでも一苦労なのに、さらに極超音速飛行?さらに真空での機体制御?
        PDエアロスペースは宇宙に行きたいのか、飛行機を作りたいのか、はっきりさせるべき
        素人騙して金集めるのが目的ではないのなら

        エンジンには将来性があるけど、恐らくエアブリージングとの切り替えには用途がない
        兵器用にしてもニッチすぎる

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        巡航ミサイルならブースターだけロケットで加速してからラムジェット、ってのもあるなぁ。
        ブースター切り離し式のもあるけど、ラムジェットエンジンの中に固体燃料詰めて、初期加速はそれ使うってのもあったと思う。
        そんな仕組みが使えるのも、使い捨てのミサイルと割り切ってるからなんだよね。シンプルで故障しにくいのもあるし。

    • by Anonymous Coward

      パルスデトネーションエンジン ミサイルでぐぐるといくつか出てきますね

  • by Anonymous Coward on 2022年04月07日 15時47分 (#4228393)

    X-WINGに搭載されているエンジンがこれなんですね。

  • by Anonymous Coward on 2022年04月07日 19時10分 (#4228592)

    宇宙空間と大気圏を安価に行き来出来るので大気の水蒸気の影響を受けずレーザー砲を打てます。ICBMを撃ち落とせるので最強の防衛になる。

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