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バイオテック

河川への魚のふ化放流、放流対象種を増やす効果はない 39

ストーリー by nagazou
まさかの 部門より
北海道大学と北海道立総合研究機構は9日、魚のふ化放流は放流対象種を増やす効果はなく、その種を含む生物群集を減らす結果につながるとする研究を発表した(北海道大学リリース)。

飼育下で繁殖させた在来種を野外に放す試みは各地で実施されているが、こうした放流では自然界には生じえない規模の大量の稚魚を放つことから、生態系のバランスを損ねる可能性が指摘されていた。このため研究チームは、シミュレーションによる理論分析と過去21年の魚類群集データによる実証分析を行い、放流が与える影響を検証したという。

分析の結果、放流は種内・種間競争の激化を促すことで、放流対象種の自然繁殖を抑制、さらに他種を排除する作用を持つことが分かったという。長期的に魚類群集全体の種数や密度を低下させることにつながるとしている。
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  • by Anonymous Coward on 2023年02月13日 22時16分 (#4410222)

    「放流対象種を増やす効果はない」ってのは明らかに間違いです。
    ブラックバス・ブルーギル・ニジマスが違法放流で増えたように、反例がいくらでもあります。

    しかし、この研究は間違いなのかというと、そういう話でもありません。

    元論文のタイトルは Intentional release of native species undermines ecological stability と書いてあります。
    つまり元論文は、在来種の放流は生態系の安定性を損ねる、としか言ってない。

    「放流対象種を増やす効果はない」って主張はマスコミ or 大学広報のミスだと思われます。どこかで話が捻じ曲がっているようです。気をつけましょう。

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