米宇宙ベンチャーのVirgin Orbitが経営破綻 12
ストーリー by nagazou
あらら 部門より
あらら 部門より
AC0x01 曰く、
先月に資金繰りの悪化が報じられていた英ヴァージングループの小型ロケットベンチャーVirgin Orbit社だが、4日に米連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請、経営破綻した(ロイター, 日経新聞, 共同通信, FNNプライムオンライン)。
先月17日の報道では業務停止をして時間を稼いでその間に資金調達を…ということだったが、やはり難しかったようだ。30日には従業員の85%の削減も発表していた。今後はチャプター11の下で、事業の売却を目指すとしている。
なお、ヴァージングループにはVirgin Orbit社の他にSpaceShipTwoによる宇宙旅行を手掛けるVirgin Galactic社が存在するが、Virgin Orbit社は2017年にVirgin Galactic社の小型衛星打ち上げ事業を切り離して誕生したものであるため、今のところ宇宙旅行ビジネスの方には影響は無いと思われる。
米小型ロケットベンチャーはだいたいこんな感じ (スコア:5, 興味深い)
* Rocket Lab → 小型ロケットではトップシェア。それでも厳しいらしく経営多角化や再使用中型ロケット開発中。
* Virgin Orbit → 打ち上げ成功したが2度目の失敗で死んだ。
* Astra → 打ち上げ成功したがその後また失敗。上場廃止目前。
米小型ロケットベンチャーはだいたいこんな感じ(SPAMで長文弾かれるので続き) (スコア:4, 参考になる)
* Firefly Aerospace → 打ち上げは部分的成功のみ。だがAntaresロケットの開発に参画できたのでそっちで生き残りそう。
* ABL Space Systems → こないだ初打ち上げ(失敗)。
Re:米小型ロケットベンチャーはだいたいこんな感じ(SPAMで長文弾かれるので続き) (スコア:4, 参考になる)
* Relativity Space → こないだ初打ち上げ(失敗)。小型は止めて再使用中型ロケットに行くとか言ってる?
以上、長文なぜかSPAM扱いで投稿できないので分けて書いた。。。
Re:米小型ロケットベンチャーはだいたいこんな感じ(SPAMで長文弾かれるので続き) (スコア:2)
relativはvcの食い付きがいい威勢のいいことを言うのですが結局次も再利用可能ロケットでは無いようです
打ち上げ成功しても (スコア:1)
軌道には乗らなかったのか
Re: (スコア:0)
ヴァージングループって流行に乗って手は出すけど、すぐ撤退して商標使用料だけで稼いでるイメージ。
#もう日本からメガストアーズ撤退して14年か
ストラトローンチ・システムズ (スコア:0)
同じ空中発射でもロマンの詰まりまくったお気に入りのストラトローンチもなかなか危ない状況のようだがまだ健在だ!
世界最大の飛行機「ロック」が9回目の試験飛行に成功
https://www.businessinsider.jp/post-264652 [businessinsider.jp]
辞める原因は時代が変わった。 (スコア:0)
パソコンで言えば、高機能AI登場でメタがメタバースを辞めるように
スペースX帰還方式のロケットが出てくるとコストを下げられないと
採算が合わなくなるのが目に見えてるからね。
大分空港の宇宙港構想はどうする? (スコア:0)
ヴァージン・オービットが破産申請 大分の宇宙港計画、県「実現への取り組みが変わることはない」 [tbs.co.jp]
とはいえ、普通の空港から水平離陸できるロケットなんてこいつ以外は当面なさそうだし、どうすんだろ?
SpaceShipTwoをここから打ち上げてもらうとか、(延期しまくりだけど)SPACEWALKERのスペースプレーンが出来ることを期待するかとか。
他国の空港タイプの宇宙港もだけど、当面宇宙港としては使われなくなりそう。
Re: (スコア:0)
ペガサスロケットじゃダメですか?
日本航空貨物あたりから使い古しのジャンボ引き取って母機にすればコストも掛からんだろうし。
Re: (スコア:0)
その使い古しの747を維持整備する固定費がバカにならんのとちがう?
まぁ、打ち上げない時は貨物輸送で出稼ぎさせときゃ良いのかもしれないが。
空中発射ロケットの弱点は母機の維持だと思うのよな。
そしてメリットは特に無い。メリットだと思われてたものが、実はそうでもなかったみたいな感じがある。
Re: (スコア:0)
調べてみたら、ペガサスロケットの打ち上げ能力が低軌道に443kgで、当初目標価格600万ドルに対して現在は4000万ドル。
一方のランチャーワンが低軌道に500kgで、打ち上げ価格が公式発表1200万ドル。
親会社の体力的に無くなってないだけで、この状況でランチャーワンがビジネスとして成り立たないなら、ペガサスももう無理でしょう。
実際2021年を最後に打ち上げしてないみたいだし。