ドラゴンボール式の高重力訓練は有効か。3倍の重力でバッタのパワーアップに成功 83
ストーリー by nagazou
蝗害も強化されそう 部門より
蝗害も強化されそう 部門より
独ブレーメン応用科学大学(BUAS)の研究で、重力室の中で育ったバッタはわずか2週間で脚の強度がパワーアップすることが明らかになったそうだ。研究では遠心分離機を用いてトノサマバッタを3G・5G・8Gの過重力空間を作って育てたところ、3倍の重力ではバッタの外骨格が強化され、脚の強度が増したことが分かった。2週間後のバッタの生存率は、対照群となる1G環境では76%だったのに対し、3Gでは81%と上昇したという(Proceedings of the Royal Society B、ナゾロジー)。
しかし5倍の重力では生存率が51%にまで低下、8Gではわずか7%にまで下がったという。またこの生存率の傾向はバッタの「外骨格の厚み」や「脚の強度」の変化でも一致する傾向にあったという。3倍の重力で外骨格の厚みや脚の強度は最大化し、5倍以上では逆に薄くなる傾向が見られたという。弾性力を示す「ヤング率」を調べたところ、3Gのバッタの脚は1Gに比べると、約67%のヤング率が増加していたという。
脱皮ありき (スコア:2)
どうして外骨格が厚くなったり薄くなったりするのかと思ったけど、脱皮前から重力を変えておいて脱皮後に測定したのか。
ざっとみた限り、1g と 3g との生存率の差が有意なのかどうかはわからなかった。8g までの生存率や、3g での外骨格の厚みの差は有意のよう。
死因の方も気になるところではある。
Re: (スコア:0)
Re:脱皮ありき (スコア:2)
gは大文字でGと書こうよ。
?
地球の重力 [wikipedia.org]
地球の重力は、地球が地表の上または近くにある物体に及ぼす加速度である。(中略)この量は、小文字のgで表されることがある(一方、重力定数は大文字のGで表される)。
# 深く考えずにソースの表記に従っただけだけど…
Re: (スコア:0)
横なんだが、まあ質量とか重量のグラムと混同しがちなので嫌だというのは理解できる
論文書くなら指導が入りそうかな
バッタの質量もその位だろうし
Re:脱皮ありき (スコア:2)
論文書くなら指導が入りそうかな
バッタの質量もその位だろうし
論文の表記に従って g を使いました、と書いたつもりなんですが…
(日本語限定の話かな?)
Our results show that prolonged exposure to hypergravity at levels between 1 g and 8 g significantly affected ...
Re: (スコア:0)
(といっても古い記憶なので、すでに廃番になってたりするかもしれませんが)
もちろんGという記号は非SI単位なので、今どき論文等では使用しないでしょうし、gという物理定数の何倍というような意味合い(それが単位とどう違うのかというと、ニュアンスとしか言えませんが)、1g、3gというような表記は普通に使われるかと思います
重量のgと間違えないように斜体にするのが一般的ですが
Re:脱皮ありき (スコア:2)
> 論文の表記に従って g を使いました
本文は日本語なのにgだけ原論文に合わせることの説明にはならないですね。
単に原論文を見ながらコメントを書いたからとしか言いようがない。
Wikipedia では日本語版でも地球の重力を小文字 g としているわけだから、別に日本語で g を使っても間違いではないでしょう。重力 g と重量 g が紛らわしいのは確かだけど、重力(加速度)と重力定数は切っても切り離せないものだから、両方とも大文字 G で表すのは紛らわしいというのも間違いないわけで、地球の重力には小文字 g を使うという慣習は否定されるべきものではない。
説明しなきゃならないのか疑問はあるけど。なにが目的なんだろう。「小文字 g を使ったのは間違いでした」と言わせたいのかな?
# 「説明になっていない」と書かれるのが続いている気がするけど、いつも同じ人なのか?
Re:脱皮ありき (スコア:2)
いきなり読んでる人間に伝わらないとか、日本語の文で一般的な表記とか、ストーリーのの表記から飛ばしてきましたね。
Wikipedia 日本語版の記載の g とか、Nature Japan の Nature ダイジェスト 重力定数の危機にライバルが結集 [natureasia.com]の「地球上での重力による加速度を示す小文字のg」の記載とかはどうなん?
10年ぐらい前にもスラドでもあったみたい。gじゃなくてGを使ってるのはなぜ? [srad.jp]に「重力は俗にG(ジー)と略されることがあるけれど、物理学の専門書や教科書においては重力は小文字のg、万有引力定数は大文字のGというように区別される。」というコメントがあるね。
日本であって、一般的には G で表記しても、科学的な場所では g で表記するのであれば、このストーリーを世間話とみるか、科学の話とみるかはコメント者の自由では?
Re:脱皮ありき (スコア:2)
なら g ではなく G と書けと文句を言うのもコメント者の自由では?
文句を書くなと私でも他の誰かでも言いましたか?
Re:脱皮ありき (スコア:2)
そこで言う小文字のgは単位じゃなくて変数。
単位はm/s2。
ちゃんと「そこ」を読みなさい。
つまり空気抵抗を無視すれば、地表近くで自由落下する物体の速度は毎秒9.81 m/sずつ増加する。この量は、小文字のgで表されることがある(一方、重力定数は大文字のGで表される)。
ちゃんと「変数」でなくて「毎秒9.81 m/s」という「量」だと書いてあるでしょう。
標準重力として知られる地表の名目上の平均値は、9.80665 m/s2であり、gn、ge(この表記は地球の赤道上の名目値9.78033 m/s2を表す場合もある)、g0、gee、または単にg等とも表される。
にも「単にg等」とあるでしょう(正しくはイタリック体でグラムと区別すべきだが)。
たぶん重力加速度 [wikipedia.org]の、天体の重力加速度の式 g = GM / R2 なんかの変数 g と混同しているんだろうけど。
Re:脱皮ありき (スコア:1)
1000G=1kg
Re: (スコア:0)
1gバッタ 生存率 76% 拒食症 生存率
3gバッタ 生存率 81% 標準体重 健康
5gバッタ 生存率 51% 肥満
8gバッタ 生存率 7% 太りすぎ 成人病の見本市
何か問題が?
Re: (スコア:0)
ヤードポンド法を許容するのであれば、日本においては標準重力をGと俗に言うのは許容される。
ヤーポン法は滅ぶべしとするのであれば、G値表現も許容される理由はなく、g0 とかgとか、
最低限イタリックに、厳密なら添え字を付けるなどの配慮が必要(重量単位のgと区別できるようにするため)。
要は、東京ドーム何個分で表現するか、
「iタグも知らないの?」と煽ったり、「文脈で地上付近の重力加速度比と解るでしょ?読解力ないの?」と煽りかえすかるのが正しい。
Re: (スコア:0)
>文脈で
グラムと混同するからやめろゴラァとか言われて長引くだけと見た
Re: (スコア:0)
別の枝に、まさにそういう文句付けてきたヤツがいて草(バッタの餌か?)
Re:脱皮ありき (スコア:1)
ニュートンを尊重してニュートン以外のものとなると、ファーストネーム
のアイザックを使う訳にはいかないのかな。
いっそアップルとか?
-- う~ん、バッドノウハウ?
Re:脱皮ありき (スコア:1)
ニュートンよりも重みが足りない人を選べばいいから、フックとかでいいんじゃない。
「不死テクノロジー」に出てきた (スコア:1)
同様の環境で育てたニワトリを思い出したぞ
# 足が太い
https://www.kousakusha.co.jp/BOOK/ISBN4-87502-215-8.html [kousakusha.co.jp]
グレートマンボチキン (スコア:0)
遠心分離機にかけて孵化させて成長させたヒヨコはめっちゃ脚が太くなった、って話だな
美味しくなるならみんなやるだろうけど誰も二度とやらないってことは不味いのだろうな
Re:グレートマンボチキン (スコア:1)
コスト(遠心分離機の調達コストと電気代と場所代)を考えると、多少脚の肉が増えたところで採算がとれないのでは。
テラフォーマーズ (スコア:1)
逆に火星の重力は 1/3 だからムキムキのGちゃんがいても よわよわざぁこ❤️になるんじゃないかなぁ
重力に言及されていたかどうかは覚えていない
Re:テラフォーマーズ (スコア:2)
外骨格なら、重力が大きさを制限するのでは?
1g(陸上)では外骨格はせいぜいカブトムシサイズだけど、水中ならタラバガニとかもいるわけで。
カブトムシ (スコア:2)
1g でも重いカブトムシとかなら 3g 環境でも全滅なのだろうか?
Re: (スコア:0)
仮面ライダーとかテラフォーマーズって、突っ込み満載なSFですよね
昆虫の身体能力は人間を遥かに凌駕するから強い ってコンセプトのSFですが、
重力云々以前に人間サイズのムキムキのバッタやGなんて存在しえない。
1. 2乗3乗の法則の無視
筋力は筋肉の断面積に比例するので 大きさの二乗に比例して強くなるのに対して
重量は大きさの三乗に比例して増えるので、
小さな昆虫の身体能力が身長比で人間の能力ををはるかに凌駕していたとしても
人間と同じ大きさになったら その時点でただの雑魚になってしまう
無重力ならまだしも、地球の重力1/3程度では、この法則は無視できない
2. 昆虫の呼吸方法
Re:テラフォーマーズ (スコア:1)
そもそも仮面ライダーは外骨格で身体を支持しているのか?とか、呼吸法はそのままなのか?とか脱皮をするのか?とかいった問題があるだろう論
Re: (スコア:0)
設定(子どもの頃に見た図解)では内骨格、代謝はいわゆるガス交換ではなく、
肺があった部分にジェネレータ的なものがあったはず。
そもそも生物由来の外骨格で、
構造維持と運動能力を両立できるとは思えないし、格闘したら関節を折られそう。
それに、節足動物の体液では基礎代謝すらままならないかも……
Re: (スコア:0)
そういや大学の研究室紹介で、マイクロマシンをやってた研究室
(三浦下山研究室だったかな)のデモで
バッタのサイズを変えてもジャンプできる高さは同じ→
マイクロマシンのバッタは身長に対するジャンプ高さがすごいことになる、
と聞いて、仮面ライダーが1mかそこいらしか
ライダージャンプできない様子を想像したなあ
Re: (スコア:0)
SFってのはつっこみポイント満載の方がありふれてるだろ
Re: (スコア:0)
ネタにマジレス
ドーピング (スコア:1)
標高3000m相当の酸素濃度と、人工重力2Gの宇宙ステーションでトレーニングしてきたアスリートがオリンピックを総なめして、高重力トレーニングの是非が問われるんですね。
Re: (スコア:0)
もし地球の重力が倍だったら、気圧も倍になりそうな気がするけど、遠心力で作った重力ならそうはならなそう。
Re: (スコア:0)
逆に金星は重力はあまり地球と変わりないのに大気圧がバカ高いんですが?
Re: (スコア:0)
人間は膝関節痛めそう
Re: (スコア:0)
地上でもできなくはないんだろうけど、人工重力大変そう。コリオリ力はやっぱり無視できないので悪酔いするらしいが、それを乗り越えれば…?
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-02044135/ [nii.ac.jp]
Re: (スコア:0)
非常に径を大きく、回転数を遅くすればいいのです。
半径6400kmぐらいあればいいのではないですかね。
バッタは (スコア:1)
別に特訓とかではなく通常の生活を送ってたんだから「あおいちゃんパニック」だよな
世代は? (スコア:1)
3G環境で生き延びて繁殖した個体を5G環境に放り込んだらどうなるんだろう。
SW世代 (スコア:1)
ドラゴンボールというより、スターウルフ世代です。
今、スターウルフは 燃えている
ふと思ったが (スコア:1)
ふと思ったが、大リーグボール養成ギプスも間違ってはいなかったんだな。
#あれは高重力みたいなもんだろ
Re:ふと思ったが (スコア:2)
バッタではなくバッターと勘違いした自分は、
大谷さん養成装置の実験かと思いました。
# 打者ではなく飛蝗だったのね...
Re:ふと思ったが (スコア:1)
大リーグボール養成ギプスの動きにくさと言う意味では鉛直下向きだけではないので、
重力より空気の粘度の方が近いんじゃないかな
Re: (スコア:0)
水中ウォーキングって奴ですね?
仮面ライダーの (スコア:0)
とくに昭和ライダーの「特訓」は嘘ではなかった
精神と時の部屋 (スコア:0)
この実験を契機に、ドクターゲロがセルを生み出すのですね^^(違
#UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
100世代くらい続けたらどうなるの? (スコア:0)
徐々にGを強くして世代交代を重ねたら、将来は強い重力に適応したものすごいバッタが生まれそう
スターウルフ (スコア:0)
知ってる?
Re: (スコア:0)
重力が大きい星で育つと筋力つくってのは
他にフラッシュマンやドラえもん(これは逆にのび太が
低重力の星で活躍した)でもあったけど、
どこまで遡れるネタなのかな。
スターウルフの原作小説より遡れるのかな。
Re: (スコア:0)
バローズの火星シリーズとかあおいちゃんパニックとかのび太の宇宙開拓史とか
Re: (スコア:0)
円谷プロ低予算特撮ドラマだっけ
Re:ドラゴンボール式に違和感 (スコア:1)