お役所体質はデジタル技術で改善できる

あるAnonymous Coward 曰く、

アクセンチュアは行政などの機関におけるデジタル技術の導入状況をまとめた調査レポートを公表した。それによると、調査対象となった行政機関の3分の2以上（70％）がデジタル技術のもつ可能性を評価していたものの、検証を終えて本格導入に移るケースは少数（25％）に限られるという。期待されるメリットとして最も多く挙げられたのが、「自動化による働き方の改善」「サービスの改革と新サービスの開発」「コスト削減」だった。

調査では、予測モデリングを含めた高度なアナリティクスの導入を進めている行政機関の半数近く（48％）が、技術の主な導入目的として「職員の業務改善やサポート」を挙げており、5分の4（80％）の回答者がこうしたデジタル技術の導入によって、職員の「仕事の満足度」が向上すると答えている。デジタル技術導入に最も期待する点は、「リスクの低減とセキュリティの向上」が挙げられており、これらに関連する技術は、税務および年金・社会保障に関連する機関で検証や導入が最も進んでいるそうだことが明らかになった（ZDnet、EnterpriseZine）。