老化の原因の1つは「オステオポンチン」
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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最近、「オステオポンチン」という物質が老化を引き起こす原因の一つではないかとされて注目されているそうだ。
昨年発表された研究では、健康長寿な人達は血中のオステオポンチン量が少ないということが分かったという。たとえば60代で骨密度が80代なみの人の血中オステオポンチンは、60代なみの人の血中オステオポンチンの3倍近く多かったという。
オステオポンチンは人間の骨を作るのに必要とされる物質で、免疫を活性化させるといった働きもあるそうだが、体内のTリンパ球は異常化すると大量のオステオポンチンを生成し、これによって免疫状態が異常となって慢性炎症などの疾患を引き起こし、体にダメージが蓄積されるという。
また、肥満によっても血中オステオポンチン濃度が上昇するという現象も確認されているそうだ。そのため、最近ではオステオポンチンの分泌を抑えるための研究が進められているという。
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