ウェアラブル機器やスマートウォッチの利用者伸び悩む

あるAnonymous Coward 曰く、

スマートウォッチを初めとするウェアラブル分野は、衣服やジュエリー、機能としてはエキササイズやフィットネスなどの機能が備わるようになってきた。にも関わらず市場は冷え込んでいる。調査会社のeMarketerは2015年10月、2016年に米国成人で60％以上がスマートウォッチを利用するようになる予測していた。しかし、実際には24.7％ほどだった。さらに2018年は11.9％、2019年は一桁まで低下すると見られている。

eMarketerのアナリストCindy Liu氏は、アーリーアダプタ以外はスマートウォッチに投資するだけの価値をまだ見いだしていない。このホリデーシーズンではスマートスピーカーの需要が高まることを期待しているとしている。

なお調査会社IDCの予想は反対だ。ウェアラブル市場は今後さらに成長するとしていて、出荷台数は2017年の1億1,320万台から2021年には2億2,230万台まで増えると予測している。スマートウォッチ市場は主にApple Watchが牽引し、出荷本数は2017年の3,160万本から2021年には7,150万本と、2倍以上に増える見通しだとしている（BusinessInsider、iPhone Mania、Slashdot）。