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ビジネス

鉄道会社を辞めてスクールに通ってプログラマーになった男性、給与半減して後悔と語る

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
プログラミングスクールが話題となる昨今であるが、業績が悪化する鉄道業界に不安を感じ、退職してスクールに通ってプログラマーになったものの、年収が半減してしまい後悔していると語るTwitterアカウントが登場して話題となっている(発端となったツィート, キャリコネニュースの取材記事)。

本人のツィートや取材記事によると、この方は20代の男性で東海地方で電車の運転士をしていたが、会社の業績悪化や夜勤や長時間労働から、「人生を変える、フリーランスも目指せる」という広告に惹かれて、大手プログラミングスクールに通い始めたという。暫くは仕事を続けながら通っていたが、両立が困難だったため、後に退職してスクールに一本化したとのこと。通学期間は26週で、学費や約90万円。

スクールではHTMLやCSSを始めとしたプログラミングの基礎を学習したが、そのレベルでは男性が希望していた自社開発や受託開発の企業には受からず、スクールに勧められる形でSES企業に転職したとのこと。男性は元々プログラマーに「都心で綺麗で開放的なオフィスでフリードリンク片手に自由な服装で、談笑しつつプログラミングをしている」というイメージを持っていたとのことだが、現実は「暗く汚い部屋で、周囲はメンタルが病んだ人ばかりで人間関係も悪かった」という。仕事はテスターで他に雑用や営業までやらされ、年収も600万円から300万円に半減し、拘束時間も長く残業代も付かずで、精神的にも疲弊していると語っている。また転職自体は出来たことからスクールの全額返金保証も適用されなかったとのこと。

男性はこの経験から「転職は本当に信頼できる人に相談し、今の状況から逃げるための後ろ向きな転職は考えずに、前向きな転職活動をすることをお薦めしたい」「(運転士の方は)自分の求める労働環境の鉄道会社へ転職する方が楽だし年収はアップしやすいと思います」と同じ失敗をしないよう訴えている。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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