CIA、気候を制御する方法を研究中 23
ストーリー by hylom
天気を制するものは世界を制す 部門より
天気を制するものは世界を制す 部門より
taraiok 曰く、
米中央情報局(CIA)が、63万ドルの予算と21か月の研究期間をかけ、気候変動の影響とそれに対処するためのジオエンジニアリング技術に関する研究を行っているという。ジオエンジニアリングは、地球の気候システムに人間が工学的に介入して環境操作を行う技術。しかし、ジオエンジニアリング技術は、米国内ではベトナム戦争などの教訓から倫理的にも法律的にも慎重な扱いとなっている模様。そのため、まずは潜在的な危険性を評価する方法や国家安全保障への影響を調査することを行っているようだ(The Verge、本家/.)。
CIAは資金供給のみに特化、ジオエンジニアリング技術の研究自体は全米科学アカデミーや政府の科学系非営利団体に任せているという。現在、研究が進められているのは、地球温暖化の原因である二酸化炭素(CO2)を吸収する二酸化炭素除去(CDR)と、太陽光の反射をふやすことなどで、地球の気温上昇を制限する太陽放射管理(SRM)という二つの地球工学技術であるらしい。なお、調査結果の最終報告書は、2014年の秋に公開される予定としている。
エフェクト…! (スコア:1)
蝶の羽ばたきが、そこから離れた場所の将来の天候に影響を及ぼすくらいだから、どんな影響が出るか計り知れないな。
沈黙の春 (スコア:0)
米国CIAだし、「枯れ葉剤」みたいな大規模な軍事作戦のことを想定してるんじゃないの?
>しかし、ジオエンジニアリング技術は、米国内ではベトナム戦争などの教訓から倫理的にも法律的にも慎重な扱いとなっている模様。
Re: (スコア:0)
昔、中国の十億人が同時にジャンプして着地したら地球の反対側(アメリカ)で地震が起きる
という冗談がありましたが、昨今の中国の大都市の煤煙やら黄砂やらを見ると、CO2増加も
含めて、人為的な気候変動の米国への脅威の可能性がどの程度あるか?、真剣に研究してい
ているのでしょう。
アメリカ人って能転気なイメージですが、潜在的な大きな脅威を感じたら見ぬ振りをする
のではなく、ちゃんと調べるんですよね。既に十分豊かなので、飢えて目先の小利に拘る
より、ずっと守って行きたいもののために労を割ける。
太陽放射管理 (スコア:1)
ソーラ・システム開発プロジェクトの別名ですね
もっと研究するべきことがあるはずだ (スコア:0)
スパイの存在とそれがもたらす影響とか
Re: (スコア:0)
日本でももっと研究したほうがいいね
Re: (スコア:0)
反対、人工操作の可能性を含め、気象変動とそれによる農業生産能力の変動は、国家戦略にとって最重要な要素の一つであり、CIAがそれに着目するのは至極当然。
農務省にこういう観点の生臭い分析研究は不向きだろう。
Re: (スコア:0)
遂に統合地球物理学兵器が白日の下に晒されたのですね。
これでもう陰謀論とは言わせません!
Re: (スコア:0)
まあ、敵対国の風上で雨をふらし尽くして干ばつにさせるなんてのは、
漫画ですらときどき取り上げられるネタですからねえ。
農業は国の重要な要素の一部ですし。
# RTSやってると、肉の重要性をつくづく思い知らされる
Re: (スコア:0)
> スパイの存在とそれがもたらす影響とか
スパイの元締めであるCIAがそういう研究をしていないと
どうして思うのかとても不思議。
資金があれば何でも出来る (スコア:0)
何かの本で読んだのだが、米海軍でかなりの予算をつけて戦略抑止かの何かの政策研究のプロジェクトを始めたら、いつの間にかその分野の専門家・研究者を全部雇ってしまっていたという話を思い出した
Re: (スコア:0)
1、2、3、ダーッ
Re: (スコア:0)
CIAのことだから、局員であることを隠して自分自身を雇ったりしているのかもだ。
今回はきっと世界中の気体分子の中に協力者を放っているに違いない。
CO2 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
日本では (スコア:0)
もうやってますよ.
http://jcsepa.mri-jma.go.jp/ [mri-jma.go.jp]
Re: (スコア:0)
発表されたってことは、陰ではもっと色々やってるんだよ。
たとえば人工地震兵器とか!
Re: (スコア:0)
人口雨なんて何十年も前からあるし、人工地震も研究されているし
アベンジャーズって映画も作られたし
今更だよね。
Re: (スコア:0)
ソビエト大好き人工降雨はジオエンジニアリングに入らないそうで。
http://www.denken.or.jp/jp/serc/discussion/download/09018dp.pdf [denken.or.jp]
人工地震は気象じゃないし、
映画のそれも定義からは外れてるなぁ。
タイムトラベル的なものなら (スコア:0)
「石器時代に戻してやる!」とかなんとか
あのさあ (スコア:0)
あのさあ、だいぶ前から指摘されていることだけど、アメリカの大規模営農は結構な二酸化炭素の排出源だろ。
農業機械、農薬、灌漑、肥料製造など膨大なエネルギーを消費している。
吸収以前に、これらからの排出を減らすことを考えるべきじゃないか?
二酸化炭素の吸収がよく、なおかつ栽培にエネルギーのかからない作物を大量生産したほうが早くないか?
しかも吸収した炭素も効率よく利用できればなおよし。
火星への移住計画よりは現実的だ。 (スコア:0)
「失敗したら、後がない」という点では地球の気候操作は危険だ。
しかし、まったく生物の住めない環境である火星や金星の気候を操作しようとするよりは現実的な研究だ。
スピルバークの新作映画? (スコア:0)
単純に知的好奇心の面からは非常に興味がある。また地球温暖化防止に資するならば、研究の価値がある。
だが、資金の提供者がCIAと聞いただけで、あらぬ懸念がふつふつと湧き上がってしまう。
某国に飢饉を発生させようとして、計算が狂い、地球全体の気候システムを破壊してしまい...
間違っても米国の独断で実用化しないでもらいたい。