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2016年11月5日のサイエンス記事一覧(全2件)
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宇宙

火星着陸実証機「スキアパレッリ」の激突の原因はソフトウェアの欠陥か 39

ストーリー by hylom
制御ソフトは難しい 部門より
taraiok曰く、

10月19日に欧州宇宙機関(ESA)の着陸実証機「Schiaparelli(スキアパレッリ)」が着陸に失敗、火星の表面に激突した(過去記事)。現在は原因把握が優先事項となっており、現在送られてきたデータを元に暫定的な分析を行っているのだが、トラブルの原因はソフトウェアの欠陥にあった可能性が高いようだ(NatureSlashdot)。

着陸船は機体の制動およびパラシュート展開といった操縦には成功していたようだ。しかし、途中で着陸船の熱シールドとパラシュートが切り離されてしまい墜落したという状況だった。これは、スキアパレッリのコンピュータが降下中にもかかわらず地面に到着したと判断、バラシュートなどを切り離したのではないかと考えられている。また減速用のスラスターは30秒噴射するはずだったが、データではわずか3秒間しか噴射していなかった。これもコンピューターが地面に到着した判断して停止させたものと推測されている。種々のセンサーから送られたデータのマージミスの可能性もあるという。

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中国

中国、新型大型ロケット「長征5号」の初打ち上げに成功 82

ストーリー by headless
新型 部門より
AC0x01 曰く、

中国は3日夜、海南島の文昌発射場で大型ロケット「長征5号」の打ち上げ実験を初めて実施し、予定軌道に乗せることに成功した(産経ニュースの記事NHKニュースの記事YOMIURI ONLINEの記事時事ドットコムの記事)。

長征5号はアリアン5やデルタIV、ファルコン9、H-IIBといった機体と同クラスの大型ロケット。中国が開発中の次世代ロケットの中では最大の打ち上げ能力を持ち、低軌道で最大25t、静止トランスファー軌道で最大14tのペイロードを積載可能だ。第1段やブースターは既に打ち上げ済みの長征7号などと共通化されており、信頼性の向上やコスト削減に努めている。

今回の打ち上げには宇宙関係者の注目を引く部分が多く見られたようで、Twitter上では長征5号に用いられたが日本に無い技術として「酸素リッチ二段燃焼サイクルエンジン」「衛星経由の打ち上げ追跡」「アッパーステージ」「上段クラスタリング」「大容量の地上の推進剤供給系」そして何より「宇宙開発に対するビジョン」といった報告がなされている。

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ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ

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