キヤノンがJAXAの「ミニロケット」開発に参加へ 22
ストーリー by hylom
そうきたか 部門より
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各所で人工光合成の発表が相次いでいる。イリノイ大学は、植物の光合成を模倣してCO2を燃料に替える技術を開発した。実際の光合成の過程を模倣した仕組みだという。太陽からのエネルギーを使用して二酸化炭素を砂糖に変換するもので、CO2を変換してガソリンのような炭化水素に変換することも可能になるとしている(Chicago Tribune)。
また、昭和シェル石油も太陽光を使って水と二酸化炭素からメタンやエチレンなどの炭化水素を作り出す人工光合成技術を開発した。従来の人工光合成技術は主にCO2を一度水に溶かした状態からメタンなどの炭化水素に変換する方式が取られていたが、今回開発された技術は気体のCO2のまま炭化水素を精製することができるという。炭化水素へのエネルギー変換効率は植物とほぼ同じ0.71%とのこと(ANN)。
ドイツの科学者チームは、植物が二酸化炭素を取り込む仕組みを変更することにより、大気中からCO2を取り出す非常に効率的な方法を開発した。植物がCO2固定を触媒する酵素としてRuBisCOがあるが、RuBisCOは間違ったガスをつかむと炭素吸収プロセスが遅くなるという。そこでドイツチームはECRと呼ばれる酵素を使用、これによりRuBisCOの9倍という速度で炭素吸収を行えるという。エネルギー返還効率は約25%に達するとしている(PopularMechanics、Slashdot)。
※ただしPHPを除く -- あるAdmin