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月

インド、月探査機チャンドラヤーン3号の月軌道投入に成功 34

ストーリー by headless
成功 部門より
インド宇宙研究機関 (ISRO) は 5 日、月探査機チャンドラヤーン 3 号の月軌道投入に成功した (プレスリリースミッション情報All India Radio の記事)。

近月点での軌道投入マヌーバーでは日本時間 5 日 22 時 42 分から 1,835 秒にわたる逆噴射が行われ、計画通りチャンドラヤーン 3 号は 164 km × 18,074 km の月周回軌道に投入された。ISRO が宇宙機の月軌道投入に成功するのは今回が 3 回目。今後は複数のマヌーバーで徐々に高度を下げて月の極を通過する軌道を目指す。その後、着陸機は軌道上で推進モジュールから分離し、一連の複雑な減速マヌーバーを経て 8 月 23 日に月の南極圏への軟着陸を目指すとのこと。次のマヌーバーは日本時間 7 日 2 時 ~ 3 時を予定しているとのことだ。
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  • by Anonymous Coward on 2023年08月06日 14時57分 (#4506547)

    月にクリケット場を建設だ!

  • by Anonymous Coward on 2023年08月06日 15時47分 (#4506553)

    今月中にロシアと日本も月面探査するらしいけど、なんでこんなに流行ってるの?

    • by Anonymous Coward

      んーとね、ロシアと中国が組んで「月に有人基地作るぜ」って言ってたんだがアメリカもそれを無視できなくなって「ウチもアルテミス計画やりますけど?日本と組んで」もトランプが言い出し月競争が始まったので
      他所の国もそれを無視できずに月レースになってるわけ

      実際のとこ、月に氷があったら早い者勝ちになるんじゃないかと思われてるから競争が激化してるっぽい

      月で経済圏作れるかどうかは微妙(っていうか無理っぽい

      • by Anonymous Coward on 2023年08月07日 8時35分 (#4506720)

        中国とロシアの合意は2017年11月、トランプの発表は12月なので、日付だけ見ればそうなるが、中身が全く違う
        中国とロシアの合意は、元々あった双方の広範な宇宙開発で重なる部分をリンクさせていこうという、漠然とした合意
        トランプの発表は、恐らく就任前からやりたいことリストに書いていたもの

        つまり、たまたま時期が重なっただけだし、中身はどちらもこの時点では具体性が無かった
        月レースっぽくなったのは2019年以降で、具体的な計画が米議会で予算承認されたのが契機
        レースと言っても、60年代のレースとは全く様相が異なる

        日本を含む数十の国がアルテミスに加わっている理由は、アルテミスの元になった錬成材料の一つが、深宇宙ゲートウェイだったから
        ISSは技術的には失敗だが政治的には成功していたので、ISSが寿命で廃棄された後に国際協力の枠組みを消滅させないための後継計画が必要になって、別の計画から引っ張ってきた深宇宙ゲートウェイを後継にする予定になっていた
        ISSの後継だから当然ロシアも参加する予定で、合意も発表されていたのだが、クリミア占領以降の各種制裁でロシアとは新規プロジェクトを始められない状態だった
        米ロ間で実際の作業を開始できる見込みが無かったので、ロシアが中国と組んだのは、これが理由

        深宇宙ゲートウェイの設置場所は「月の近く」だが、月に降りる予定は無かった
        元々は小惑星研究用の基地で、のちにISSの後継になり、2019年に突然「月ゲートウェイ」になった
        月を全く考慮しないで設計されているので、月を目指すなら不要どころか邪魔な存在で、リサイクルと政治的理由で月ゲートウェイの看板を掲げているだけ
        そんな代物が、日本が月レースに加えてもらうためのキーアイテムになってしまっているわけ

        親コメント
      • by Anonymous Coward

        一般ピーブルは知らないらしいが、アポロ11号が月面着陸したときもみんな次は有人月面基地を建設して月面探査・開発だなんて言ってたんだ
        だけどもそれから50年たっても人類は再び月面に到達することすら出来ないんだ
        常温超伝導と同じで定期的に出てくる宇宙開発の法螺話を信じる必要は無い
        #有人宇宙開発は夢を売る商売

        • by Anonymous Coward

          しかし月にマスドライバーでも設置できたら、試料返送に有利だろう。
          平和国家日本も貢献できる。

          マスドライバーはともかく、位置エネルギー的に圧倒的に有利だから、
          一方的に作(られ)るならわれわれがしなければならない。

          • by Anonymous Coward

            月から地球に送らないといけないものは現状では皆無
            そして月にものを送るには1kgで2000万円くらいかかる

            マスドライバーとやらがどれくらいの質量があるのか知らないが、かけるだけのメリットは無い

            • by Anonymous Coward

              だれも作らなければいいですね。

            • by Anonymous Coward

              思ってたよりだいぶ安い。アポロ計画が何十兆で何十トンぐらいだろうから、一キロ10億円くらいかと。

            • by Anonymous Coward

              マスドライバー製造装置を送るんだと思うヨ
              それでも大概重いだろうが
              汎用ロボットと3Dプリンタとか送ってあとはAIが頑張れとかでも意外といけるか…?

              • by Anonymous Coward

                いや、だから、月からいったい何を送るのよ?って話

              • by Anonymous Coward

                遊星爆弾
                って言っておけば予算通るでしょ

              • by Anonymous Coward

                もしかして本当にわかっていないのか、
                それとも言い訳が成り立たないだろと言っているのか?

              • by Anonymous Coward

                うさぎさんがついたおもちでしょ

                ぼくさんさい

              • by Anonymous Coward

                レゴリスを材料に太陽電池を作るプラントがもうある
                それを月面に送り込めば、宇宙太陽光発電の建設コストが激減する
                太陽電池を作れるなら、他のものだって作れる

            • by Anonymous Coward

              >月から地球に送らないといけないものは現状では皆無

              3Heがありますね

              #なんに使うかはよお知らんけど、核融合?

          • by Anonymous Coward

            月へのカタパルト設置(およびその技術)が平和利用限定と、皆を信じさせることができるなら
            各国で研究されているとは言え、独走すれば事実関係なく世界から反対されるんじゃないかな
            国際協力も抑制型で最大公約数的な枠組みになると思う

            • by Anonymous Coward

              月は無慈悲な夜の女王を思い出すわ

              • by Anonymous Coward

                どうやらマイクロフトも実現間近のようですしね。

        • by Anonymous Coward

          >だけどもそれから50年たっても人類は再び月面に到達することすら出来ないんだ

          合理的に説明可能な月面が遠くなってしまった理由がちゃんとあるのに、常温超伝導と同じだと思い込む、非科学オカルト脳

          一言で言えばシャトルのせい

          • by Anonymous Coward

            ちゃいますねー。
            米ソ冷戦下での到着レースだけが、目的だったからです。
            勝ったので、国民の関心が無くなった。お金が出なくなった。
            アポロ末期はそんな感じで尻すぼみです。
            なにせアポロ12号ですでに世間の関心は薄れてたそうなので。13号の事故で一時盛り返したけどw

            シャトルは、まぁ失敗作ではありますが、月よりも地球低軌道の方が重要で、そっちを開発する目的でした。
            結果的に地球軌道の方は利用が旺盛なので、方向としては正解だったのでは。
            シャトルは失敗だったけども。
            #空軍の要望を取り入れすぎたのも失敗の要因だとかね。本来はもっと合理的な機体だったそうだ。

            • by Anonymous Coward

              重箱の隅だけど、国民の関心は最初から低かった
              一番最初のケネディの演説に対する世論調査の時点から不人気プロジェクト
              だから議員達もやる気がなくて「ソ連とのレース?どうでもいいよ」って感じ
              ソ連への危機感を煽ったケネディのミサイルギャップ論は嘘だったし
              もちろんやる気の人達も沢山いたけど、莫大な予算を毎年安定して確保できるほどの世論の支持は、ずっと無いままだった
              そんな状況を何とかしたのは、ケネディ死後のジョンソンの政治手腕

              尻すぼみだったのも当然の話で
              3年半で7回、平均して半年に1回、2名が月面にタッチして戻るを繰り返してるだけじゃないかと
              科学ミッションとしては大成功だけど、宇宙の開発は停滞しているように見えた
              もっと早い段階でスカイラブにリソースを割いたほうがよかったかもね

          • by Anonymous Coward

            月面が遠くなるといっても、年間3センチくらいらしいので50年でも1.5メートル
            ほとんど誤差なのでは(そうじゃない

    • by Anonymous Coward

      チコちゃん風に答えるなら 「火星探査は難しいから」

      • by Anonymous Coward

        火星に直接行くのは難しいから足がかりを月に作ろう、って話だよね。
        とはいえディープスペースゲートウェイを月周回軌道に作って足踏みしてる間にSpaceXが直接行きそうだけどな。

    • by Anonymous Coward

      偉い人がアポロ世代だから。
      オリンピックやったり万博したりするのと同じ。

    • マジレスすると「放っておくと他国に利権を取られる」からかな。

      月面市場調査 市場動向と月面経済圏創出に向けた課題 [pwc.com]」

      昔より金勘定の方が前面に出てきている。ただインドについては「中国がやるならオレもやる」という古い「国家の威信」が動機だとは思うが。

    • by Anonymous Coward

      2008年のチャンドラヤーン1号(の中のNASA提供の観測機器)が、月面に水を見つけたから
      ここ数年で形になってる月面探査機は、どれも00年代から始まってるやつ
      2007年開始のGoogle Lunar X Prizeの成果がようやく出てきた
      あともちろんトランプ政権のアルテミス計画で大金が動き始めたのが大きい
      瓢箪から駒みたいなふざけた経緯で始まった計画だけど、正式な国際協力プロジェクトとして動き出したから、ちょっとやそっとでは止まらない慣性が働いてる

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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