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>米SpaceXが開発する巨大ロケットStarshipより少し小さい程度SUGOI DECAIわけではないのですね…
ところでこのロケットを見てくれ。こいつをどう思う?
すごく・・・でかいです・・・
いいから、そのペンシルロケットしまえよ
実物見て、M-5は思ったより小さかった。H2は思った通りでかかった。
H-2Bロケットはまさに「巨体がうなるぞ空飛ぶぞ」だった(打ち上げそのものは見れてない)
H-3は身長65m、体重570トンだそうだからさらにデカいな打ち上げを早く観たい
2月12日の初打ち上げは現地ですか?うらやましい。
ロケットって、もう少し太くて短いずんぐりとした安定した形状にしないのはなぜなんだろう。素人考えだと、同じ容積で表面積が減るから軽量で丈夫にできる気がするんだが、何か技術的な問題があるんだろうか。打ち上げ数分で空気の薄くなるから空気抵抗は問題なさそうだし、直径がでかいと製造設備が大きくなるしか思い浮かばない。
直径がでかいと製造設備が大きくなるしか思い浮かばない。
ロケットは工場から打ち上げ場所まで運ばないといけないので、その移動手段によりサイズは制約されます。
トレーラーや鉄道で運んだり
https://www.universetoday.com/128520/recovered-spacex-falcon-9-booster... [universetoday.com]
https://space.stackexchange.com/questions/10676/how-are-fragile-rocket... [stackexchange.com]
船で運んだり
https://en.wikipedia.org/wiki/RS_RocketShip [wikipedia.org]
あるいは航空機で運んだりします
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%... [wikipedia.org]
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/vm-t-d245.html [cocolog-nifty.com](VM-Tアトラント。飛ぶことのほうが不思議)
で、運ぶ手段によって直径が制約されるのでどうしても細くて長くなってしまいます。工場のすぐ横から飛ばすのならどんだけ太くてもいいのですが、工場は働く多くの人が住むある程度都市部に作らないといけないですがロケットの発射場は安全上だったり地形の制約なんかで僻地に作られることが多いので「ロケットを運ぶ」って工程は必要になるわけですね。
ロケットの大半はその空気が薄くなるまでの数分のために存在するんですが……
つまり球なら!とはならない訳ですよね。どこかに最適解があるのでは
つかアメリカのロケットは内部から圧力かけないと崩壊するが、旧ソ連製のロケットは横倒しにして人が乗っても平気、みたいなのを何かで読んだような希ガス
今回のDECAとほぼ同じスペックのニュートロン [science.srad.jp]というロケットがそんな感じの形状です。
普通のロケットよりも太くて短いずんぐりとした安定した形状で、なんと発射台なしで自立する計画になっています。この形状にしたのは、一段目を再使用する上で、ファルコン9のように専用の脚を設けるよりも、機体形状だけで着陸できるようにする方が効率が良いとの判断のようです。
一方で、再使用の本家SpaceXのスーパーヘビーや今回のDECAは、脚を省くという判断は同じですが、機体形状は変えずに、地上に着陸施設を作る方向で、効率化を図るつもりのようです。
どちらも当然メリットデメリットある(地上施設はそれだけで大変な一方、機体形状が変わると空力や運搬の問題がでる)ので、実際に実用化されるまではどっちが効率が良いかという感じなのでしょう。
#4400307です。わかりやすい解説ありがとうございます。運ぶこと全然考えてなかった。縦に長いのもそれはそれで大変そうですが、駄目なときは分割すればいいですしね。船や飛行機と違い自分で動けないし、水に浮かべてタグボートで引っ張るわけにもいかないし、橋とかビルすら運ぶ特殊運送ってすごい。
でも、VM-Tの写真見せられたら、割りとどうとでもなっちゃうんじゃ、と素人目には感じてしまった。多分、リスク評価をなにか不当に低く見積もっている気がする。
アリアンは、ギアナの現地で製造や組み立ても割と何でもできそう。ソ連の星の街なんかも。
空港まで作る気ならいけるか?H2の輸送動画とかあるけどかなりギリギリですからなー
リスクよりもベネフィットじゃないでしょうか。有名な"Dream Airplanes"の図 [purdue.edu]もありますし、シルエットが紡錘形になるほうがCdが小さいであるとか、ガスジェネレータサイクルより二段燃焼の方が効率がよいとか、ノズルはエアロスパイクがよいとか、エンジンは残して燃料タンクのみ捨てるほうがよいとか、化学ロケットよりNERVA型にしたほうがよいとか……そういえば、X-33なんてありましたっけ……
太くなると設計、製造、運搬まで影響が大きすぎるのに対して、高さは相対的に影響が小さいから大型ロケットを作りたい=体積の大きなロケットを作りたいなら、まず太さから決めることになるFalcon9は道路輸送の限界の直径3.7mで、性能向上のためにだんだん高さが伸びていった50mまで伸びてしまったので、たまにカーブを曲がりきれずに事故る
日本は種子島の「垂直型の組み立て棟」を使い回す都合、高さ制限が厳しかったのでH-IIBはH-IIAとほぼ同じ高さで、直径が4m → 5.2mとかなり太くなったそのせいかどうか、同じく5.2mのH3は、2年前に種子島で輸送中にカーブで事故った
欧州
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
なんだ (スコア:1)
>米SpaceXが開発する巨大ロケットStarshipより少し小さい程度
SUGOI DECAIわけではないのですね…
Re: (スコア:0)
ところでこのロケットを見てくれ。こいつをどう思う?
すごく・・・でかいです・・・
Re: (スコア:0)
いいから、そのペンシルロケットしまえよ
Re:なんだ (スコア:0)
実物見て、M-5は思ったより小さかった。
H2は思った通りでかかった。
身長56.6m 体重530トン (スコア:0)
H-2Bロケットはまさに「巨体がうなるぞ空飛ぶぞ」だった(打ち上げそのものは見れてない)
H-3は身長65m、体重570トンだそうだからさらにデカいな
打ち上げを早く観たい
Re: (スコア:0)
2月12日の初打ち上げは現地ですか?うらやましい。
Re: (スコア:0)
ロケットって、もう少し太くて短いずんぐりとした安定した形状にしないのはなぜなんだろう。
素人考えだと、同じ容積で表面積が減るから軽量で丈夫にできる気がするんだが、何か技術的な問題があるんだろうか。
打ち上げ数分で空気の薄くなるから空気抵抗は問題なさそうだし、直径がでかいと製造設備が大きくなるしか思い浮かばない。
発射場まで運ばないといけないから (スコア:2)
直径がでかいと製造設備が大きくなるしか思い浮かばない。
ロケットは工場から打ち上げ場所まで運ばないといけないので、その移動手段によりサイズは制約されます。
トレーラーや鉄道で運んだり
https://www.universetoday.com/128520/recovered-spacex-falcon-9-booster... [universetoday.com]
https://space.stackexchange.com/questions/10676/how-are-fragile-rocket... [stackexchange.com]
船で運んだり
https://en.wikipedia.org/wiki/RS_RocketShip [wikipedia.org]
あるいは航空機で運んだりします
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%... [wikipedia.org]
http://masaki-knz.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/vm-t-d245.html [cocolog-nifty.com]
(VM-Tアトラント。飛ぶことのほうが不思議)
で、運ぶ手段によって直径が制約されるのでどうしても細くて長くなってしまいます。
工場のすぐ横から飛ばすのならどんだけ太くてもいいのですが、工場は働く多くの人が住むある程度都市部に作らないといけないですがロケットの発射場は安全上だったり地形の制約なんかで僻地に作られることが多いので「ロケットを運ぶ」って工程は必要になるわけですね。
Re:身長56.6m 体重530トン (スコア:1)
ロケットの大半はその空気が薄くなるまでの数分のために存在するんですが……
Re: (スコア:0)
つまり球なら!
とはならない訳ですよね。
どこかに最適解があるのでは
つかアメリカのロケットは内部から圧力かけないと崩壊するが、旧ソ連製のロケットは横倒しにして人が乗っても平気、みたいなのを何かで読んだような希ガス
っ ニュートロン (スコア:0)
今回のDECAとほぼ同じスペックのニュートロン [science.srad.jp]というロケットがそんな感じの形状です。
普通のロケットよりも太くて短いずんぐりとした安定した形状で、なんと発射台なしで自立する計画になっています。
この形状にしたのは、一段目を再使用する上で、ファルコン9のように専用の脚を設けるよりも、機体形状だけで着陸できるようにする方が効率が良いとの判断のようです。
一方で、再使用の本家SpaceXのスーパーヘビーや今回のDECAは、脚を省くという判断は同じですが、機体形状は変えずに、地上に着陸施設を作る方向で、効率化を図るつもりのようです。
どちらも当然メリットデメリットある(地上施設はそれだけで大変な一方、機体形状が変わると空力や運搬の問題がでる)ので、実際に実用化されるまではどっちが効率が良いかという感じなのでしょう。
Re: (スコア:0)
#4400307です。わかりやすい解説ありがとうございます。
運ぶこと全然考えてなかった。縦に長いのもそれはそれで大変そうですが、駄目なときは分割すればいいですしね。
船や飛行機と違い自分で動けないし、水に浮かべてタグボートで引っ張るわけにもいかないし、橋とかビルすら運ぶ特殊運送ってすごい。
でも、VM-Tの写真見せられたら、割りとどうとでもなっちゃうんじゃ、と素人目には感じてしまった。
多分、リスク評価をなにか不当に低く見積もっている気がする。
アリアンは、ギアナの現地で製造や組み立ても割と何でもできそう。ソ連の星の街なんかも。
Re: (スコア:0)
空港まで作る気ならいけるか?
H2の輸送動画とかあるけどかなりギリギリですからなー
Re:発射場まで運ばないといけないから (スコア:2)
リスクよりもベネフィットじゃないでしょうか。有名な"Dream Airplanes"の図 [purdue.edu]もありますし、シルエットが紡錘形になるほうがCdが小さいであるとか、ガスジェネレータサイクルより二段燃焼の方が効率がよいとか、ノズルはエアロスパイクがよいとか、エンジンは残して燃料タンクのみ捨てるほうがよいとか、化学ロケットよりNERVA型にしたほうがよいとか……そういえば、X-33なんてありましたっけ……
Re: (スコア:0)
太くなると設計、製造、運搬まで影響が大きすぎるのに対して、高さは相対的に影響が小さいから
大型ロケットを作りたい=体積の大きなロケットを作りたいなら、まず太さから決めることになる
Falcon9は道路輸送の限界の直径3.7mで、性能向上のためにだんだん高さが伸びていった
50mまで伸びてしまったので、たまにカーブを曲がりきれずに事故る
日本は種子島の「垂直型の組み立て棟」を使い回す都合、高さ制限が厳しかったのでH-IIBはH-IIAとほぼ同じ高さで、直径が4m → 5.2mとかなり太くなった
そのせいかどうか、同じく5.2mのH3は、2年前に種子島で輸送中にカーブで事故った
欧州