核の冷却とともに縮小している水星 12
ストーリー by hylom
未知の惑星の調査に期待 部門より
未知の惑星の調査に期待 部門より
insiderman 曰く、
太陽系の中で最も小さい惑星である水星は、その核の冷却とともに、サイズも縮小しているそうです(BBCの記事)。
水星の核は、鉄などの金属を主成分としており、惑星が生まれた当時は融解していた核が、長い年月を経てだんだんと冷えてきているそうで、それとともに水星の直径も小さくなっているとのこと。水星の地表は月の地表と似ていることもあり、水星はあまり調査がされていませんでしたが、今年1月にはアメリカの調査衛星であるメッセンジャーが水星に200kmまで接近し、2011年には水星の周回軌道に乗るということで、水星についてより新しい知見が得られることが期待されています。
水星は土星よりも遠い (スコア:3, 参考になる)
という話もあるわけで [lizard-tail.com]。
Bepi Colombo(JAXA [isas.jaxa.jp],ESA [esa.int])もがんばれ。
いまいち解りにくいような? (スコア:1)
どんな地形から判断したんよ、みたいな根拠がいまいち解らなかった。
冒頭で「1マイル以上縮んでるね。間違いない」とか言い切っておいて、
どっからその数字が出たのかも、よく読み取れなかったし。
// いちいちググる元気も無いので、明日になったら、
// 誰か親切な人が関連リンクを貼ってくれてたらいいなあ。
Re:いまいち解りにくいような? (スコア:2, 参考になる)
いや、一応書いてはあるんだが……
>The dominant tectonic landforms on Mercury (中略) are features called
>lobate scarps, huge cliffs that mark the tops of crustal faults that
>formed during the contraction of the surrounding area,"
ってこと。
#一次ソースのScience (4-July) 水星特集にも載ってる。
#とりあえず、タレこみになぜ一次ソースがないのかと。
他に参考としては
http://www.lpi.usra.edu/meetings/lpsc2008/pdf/1300.pdf [usra.edu]
(数ヶ月前に終わった会議の予稿)とかそこに載ってるreferences、特に
G. Schubert, M.N. Ross, D.J. Stevenson and T. Spohn, Mercury (1988) 429-460
あたり。
この亀裂の深さやら幅やら長さやらから収縮量等を求めて、それとモデルを突き合わ
せることで核の化学組成をある程度推定したりといろいろ情報を(ある意味無理やり)
抽出したりもできる。
Re:いまいち解りにくいような? (スコア:1)
「直径が1.5km(以上?)も収縮して表面が皺だらけになっている水星」
を舞台にした「黄金の繊毛(Cilia-of-Gold)」という短編がありました。
初出は定かでないのですが、この話が収録された短編集が1997年に発行されて
いますので、少なくとも10年以上前からそういったことが(真偽はともかく)
いわれているようです。
Re:いまいち解りにくいような? (スコア:1)
マリナー10が水星の写真を撮った時からこの亀裂については良く議論されて
収縮の話も出ていますので,10年どころか30年以上になるんですよね.
今回のメッセンジャーの結果は,前回撮れなかった残りの半分の地域も撮影
できたことでもうちょっと解析が正確になってます.
他にもいろいろ測定器積んでるんでそっちでの進展もありますが.
(余計なもの) (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
#カクし事なしで
Re:(余計なもの) (スコア:1)
近年、一般家庭における核武装が憂慮されてきましたが、しかしご安心ください。
資料を見るとお分かりのように、実数は増えているもおの、割合は減少傾向にあります。
Re: (スコア:0)
がんばれ!!メッセンジャー黒田 (スコア:0)
太陽に居る太陽人とコンタクトdrftgyふじこlp;@:「