NASA、民間有人宇宙飛行開発に 5000 万ドル支援 7
NASA予算の 5 % というだけでもすごいと思うが 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
NASA は商用の有人宇宙飛行開発支援に経済刺激策用予算を 5000 万ドル投入することを発表した (NASA による発表、マイコミジャーナルの記事、本家 /. 記事より)。
NASA の Commercial Crew and Cargo Program (C3PO) による「Commercial Crew Development Program (CCDev)」と呼ばれるこの商用有人宇宙飛行開発プログラムは 9 月末に正式に発表される。企業から提出された企画はコンペにかけられ、選ばれた企業は支援を受けられるとのこと。
この支援策の目的の一つは、スペースシャトル引退後の ISS への輸送を自国の民間宇宙飛行サービスで確保することにある。現在のままではスペースシャトル引退の 2010 年以降はロシアによって ISS への輸送を提供してもらうしかないが、民間の有人宇宙飛行開発が進めばこれを自国でカバーすることが可能になる。コンペには米国企業のみ参加でき、現時点でボーイング社や "SpaceX" の Space Exploration Technologies 社など 9 企業ほどが関心を示しているとのこと。
なお、今回のコンペとは別に NASA は Space Exploration Technologies 社と Orbital Sciences Corp 社には ISS と地球とを結ぶ有人宇宙飛行技術開発のために 5 億ドル投資しているとのこと。Space Exploration Technologies 社の創業者 Elon Musuk 氏曰く新プロジェクトへの投資額 5000 万ドルは「(ロシアの) ソユーズ一席分の値段」にあたるとのことで、NASA の方向性を歓迎しながらも新プロジェクトへの「5000 万ドルという金額には少しがっかり」したそうだ。
この際‥ (スコア:1)
R-7のOEM生産?
変なロケット作るより安くつくし、より赤道近くから打ち上げられるのでメリット大。
#二号機にはぜひともライカ犬を‥
Re: (スコア:0)
それはESAがやろうとしてますね。
来年ギアナからソユーズを打ち上げ始める予定。
#アレスIを中止するための布石かなとも一瞬思ったけど、たった5000万ドルではねえ
こいつの向こうを張って…… (スコア:1)
わが国はR2D2プロジェクトを立ち上げましょうか。
えっと、何の略かというと……誰か任せたっ。
Re: (スコア:0)
Rockets and Robots Damn Destroy
Re: (スコア:0)
一方我が国は (スコア:0, 興味深い)
次世代小惑星探査機「はやぶさ2」の五千万円の予算しか付けなかった。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2008/01/post_52ce.html [air-nifty.com]
彗星狩り (スコア:0)
なんか、彗星狩りみたくなってきましたね、まじで。
catch the ISS! みたいなノリでベンチャーが開発に乗ったりするんでしょうね。
とは言え、飛んでるのは宝の山とは言い難いようですが。