酸素なしで生きられる多細胞生物が発見される 32
ストーリー by hylom
一歩先を進んでいるのか、それとも後ろか 部門より
一歩先を進んでいるのか、それとも後ろか 部門より
sunnydaysundey 曰く、
BBC Newsによると、イタリアUniversity in Anconaの研究チームが地中海のL'Atalante basinという場所で、酸素なしで生存、繁殖できる生物を発見したそうだ(のらばQによる日本語解説記事)。
見つかったのは「Spinoloricus Cinzi」および「Rugiloricus(仮)」と「Pliciloricus(仮)」の3種類の生物。酸素なしで生きていける理由は不明で、研究チームを率いるRoberto Danovaro教授は「これらの生物がどうやって酸素なしで生きていけるのか謎だ、こういうことが可能なのはバクテリアだけだと思っていた」と述べている。
関連記事 (スコア:3, 参考になる)
こちらもどうぞ。ハイドロジェノソームだそうな。
ナショナルジオグラフィックニュース: 酸素不要の多細胞生物を初めて発見 [nationalgeographic.co.jp]
「私も発見しました」「どんな生物ですか?」 (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:「私も発見しました」「どんな生物ですか?」 (スコア:3, おもしろおかしい)
繁殖できないのに増殖してるんだぜ、その生物。
Re:「私も発見しました」「どんな生物ですか?」 (スコア:1, おもしろおかしい)
社会に貢献しているのだろうw
Re: (スコア:0)
最近だと経済の活性化・・・とかですかねぇ
#萌え絵商法とか、聖地商法とか
Re:「私も発見しました」「どんな生物ですか?」 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
趣味に年間200万は使ってるんじゃないかな、連中。
Re: (スコア:0)
萌え絵商法とか聖地商法のターゲットも「普通に働いていてパートナーのいない独身男性・独身女性」じゃないですか?
#ただしヲ属性持ち
Re: (スコア:0)
Re:「私も発見しました」「どんな生物ですか?」 (スコア:1)
Re:「私も発見しました」「どんな生物ですか?」 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:「私も発見しました」「どんな生物ですか?」 (スコア:3, おもしろおかしい)
筒井康隆の小説 [amazon.co.jp]に出てきましたね、「センズリック・アニマル」ってのが。
#もとアイデアは、サックス奏者の中村誠一。
Re: (スコア:0)
直でゴミ箱はレベル高すぎないか?
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
メシを口にしなくても活き続ける多細胞動物です。
注:アルコールは必要です
↓ご本人からコメントが頂けます。
単に酸素無しでの多細胞生物なら (スコア:3, 参考になる)
寄生虫などのフマル酸呼吸 [yodosha.co.jp]をするものも, 無酸素環境で生存できる多細胞生物ですよね. ですから正確には「新たな無酸素呼吸機構を持つ多細胞生物が発見された」ってとこじゃないでしょうか.
ちなみに, フマル酸呼吸の方は血管新生が追いつかず酸欠状態にある腫瘍でも稼動しているらしいので, かなり一般的な機構みたいです.
生物界の分類を揺るがす発見 (スコア:2, 参考になる)
生物は原核生物(古細菌・真正細菌)・真核生物に分類する考え方がありまして
ほとんどの多細胞生物は真核生物でした。
ミトコンドリアを持たない原核生物としての多細胞生物は初めての発見なのでは。
#1753475のような真核細胞の行う嫌気性代謝ではなく、酸素が無くても多細胞
生物となるまで代謝系が積極的に進化した生物でしょう。
真核細胞の行う嫌気性呼吸 [wikipedia.org]はフマル酸呼吸以外にも多くあります。
ヒトの筋肉が行う乳酸呼吸もその一つです。
Re:生物界の分類を揺るがす発見 (スコア:2, 参考になる)
今回見つかったのは原核生物ではありません。れっきとした胴甲動物門ーLoricifera の動物(もちろん真核生物)です。
胴甲動物門は1983年に認められた新しい門で、判らないことも多いのですが三胚葉動物であるので海綿なんかよりはずっと進化した動物です。
なおこのページ [livedoor.jp]によると、この動物の発見者であるラインハルト・クリステンセンさんは過去に新しい動物門を3つも発見した(すげえ)微小動物研究の第一人者だそうです。
Re: (スコア:0)
ろり しー ふぇら
Re: (スコア:0)
Re:単に酸素無しでの多細胞生物なら (スコア:1, 参考になる)
それらの生物は嫌気性代謝が亢進しているが、酸素呼吸をまったくしていない
かというと、そうではない。
今回の生物はミトコンドリアがないので酸素がなくてもエネルギー代謝可能で
あることが分かるし、また生存も確認されている。
今こそ酸素から脱却すべき (スコア:1, すばらしい洞察)
>これらの生物がどうやって酸素なしで生きていけるのか謎だ
30億年ばかり昔、植物が光合成なんて無粋な事を始める前は、
大概の生物は酸素無しでやっていた訳で、そういう事を思えば、
こういう生物の存在も大袈裟に不思議がる必要もないような。
// 人間が酸素無しで生きていけるように変化したら、
// 宇宙旅行の実現性が、ぐっと大きくなるような気がするのでid
Re:今こそ酸素から脱却すべき (スコア:2, 参考になる)
> 30億年ばかり昔、植物が光合成なんて無粋な事を始める前は、
単細胞生物しかいなかったんだよ。で、多細胞生物になるには酸素呼吸で効率よくエネルギーを得る必要があると思われていた、というのが新しい点。
Re: (スコア:0)
ミトコンドリアがないという意味では多細胞生物どころか、真核生物以前に
までさかのぼる。
真核細胞ではない多細胞生物って初めてなのでは?
Re: (スコア:0)
ミトコンドリアが無いのではなくて、
ミトコンドリアから進化して酸素を使わない別のものになった、
というのが今回の生物じゃないかな。
ハイドロジェノソームというモノを使ってるけど、コレはミトコンドリアが進化したものと考えられてるそうだ。
ハイドロジェノソームは、収斂進化によりいろんな生物種で何度も再発明されたみたいなので、多細胞生物で発生してもおかしくないのかもしれないね。
Re:今こそ酸素から脱却すべき (スコア:1)
新しい格言(?)
「神は車輪の再発明がお好きなコーダー型ハッカー」
M-FalconSky (暑いか寒い)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
今までの種の場合
単細胞生物「これだから最近の若い奴は(ry」
多細胞生物「・・・じゃ会社やめます(・・・ヒキコモろ)」
今回発見された種の場合
単細胞生物「これだから最近の若い奴は(ry」
多細胞生物「チッ、うっせーな・・・反省してまーす」
所謂シャドウバイオスフィアの生き物だったらいいなあ (スコア:1)
記事読んだけど (スコア:0)
。。。がなくても (スコア:0)