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宇宙

はやぶさカプセル内に微粒子確認。鑑定中 67

ストーリー by Oliver
砂粒大の大きな夢 部門より

renja 曰く、

asahi.comの記事によると、小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルに、微粒子が入っていたことが確認されたそうだ。その量は極微量であり、イトカワのものかどうかの鑑定に数ヶ月~半年はかかるという。数々のトラブルを乗り越え、世界的な快挙とともに数々の成果を上げたにもかかわらず、日本ではそれらが無視されている不遇な現状。「小惑星の微粒子を持ち帰った」という華々しい宣伝にできる結果が出ることを祈ります。

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  • 無視ではなくて (スコア:3, 参考になる)

    by wakatonoo2 (30019) on 2010年07月05日 12時27分 (#1790252) 日記

    「しらせ 南極 不遇 借金返済」あたりで検索するといっぱい出てきますが、

    木造帆船で南極を目指した男・白瀬のぶ [mlit.go.jp]

    ●冒険王 その人生の光と影
     華やかな栄光の後は、多額の借金と極貧生活が待っていた。探検の総費用に対し、一般からの募金総額は十分でなく、白瀬は個人で2億円近い借 金を背負うこととなる。本当の苦難の道は始まったばかりであった。白瀬一家は東京の自宅を売却し、文字通り身ぐるみ売払ったが、なおも借金は 残った。僅かな身の回りの物だけを持って住まいを転々としながら、南極で撮影した映像等を見せながら全国を講演してまわり、自力で返済する生活が続いた。

    日本人って昔から、熱狂的になって、そして冷めやすいのだなと思ってみたり

    • Re:無視ではなくて (スコア:4, すばらしい洞察)

      by GakuboMesa (5411) on 2010年07月05日 14時02分 (#1790311)
      探検家や冒険家という職業を取り巻く状況は、古今(東西?)程度の差こそあれ似たり寄ったりかと。回想録や保険金など考えられる全ての権利を「出発前」売っ払って前借りした資金で、ようやく出立できるようになった、とかその手の記録で良く目にします。(極地にある(欧米での)地名が人名由来ばかりなのも、国家を含めたパトロンへの義理立てや契約を果たした結果とか)
      旬が過ぎないうちに稼ごうと、衰弱した心身にむち打って、自ら(ときには家族を巻き込んで)見せ物まがいのメディアに露出するとか、そんなのもよく聞く話だし。植村とかShackletonとか。
      そこまでして未開を切り開くことに生涯を掛けたからこそ、後生まで語り継がれるのではないかと。
      親コメント
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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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