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世界の言語の起源解明か 185

ストーリー by headless
Captain Caveman 部門より

t_slash 曰く、

最新の研究によると、世界中でおよそ6,000種類ある近代言語のすべてが、5~7万年前のアフリカで初期の人類が話していた言語を祖語として持つ可能性があるという( 概要 WSJ.comの記事 ウォール・ストリート・ジャーナル日本版の記事 )

研究成果を発表したのは、ニュージーランド・オークランド大学の進化心理学者クェンティン・アトキンソン氏。4月15日発行の「Science」誌に掲載された。アトキンソン氏によれば、アフリカから他の地域に移住した人々とともに言語が世界に広がり、すべての文化の基礎になったのだという。この発見は、最初の話し言葉の発生と拡散、人類の進化への貢献などに関する説明に役立つ可能性がある。 アトキンソン氏の研究は、語の音声を構成する最小の単位である音素に基づくもので、少数の集団が母集団から離れる際に、遺伝的な多様性や複雑性が緩やかに失われるという「創始者効果」の考えを借用した分析が行われている。世界の504言語を調査した結果では、アフリカで使われている言語の音素数が最も多く、南米や太平洋諸島で使われている言語の音素数が最も少ないことが判明したということだ。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ちょうど、最近、NHKラジオ第2で、 私の日本語辞典「日本語の遺伝子を探る」というのをやっています。毎週録音して聴いています。この番組では、昭和30年代には、ウラル・アルタイ語族だと思われていた日本語が、実はそうではなくて、世界では数少ない「系統が不明な言語」として扱われていると取り上げられています。つまり、日本語は祖語が分からないということになっています。もし、日本語につながるルーツが分かるとすれば、それは大発見だと思います。何はともあれ、楽しみですね。今日の21時から、この放送の第3回が放送されます。
  • つまり (スコア:3, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2011年04月16日 18時48分 (#1937807)

    バベルの塔はアフリカにある!!

  • by Tellur52 (36331) on 2011年04月16日 19時27分 (#1937821) 日記

    現代語ベースで調査するのは乱暴だとは思いますが、Wikipediaに説明のある言語で、子音の数を数えてみると、

    アフリカ:
     ズールー語 45
     スワヒリ語 36
    ヨーロッパ:
        英語 28
     チェコ語 27
     イタリア語 25
     バスク語 24
    アジア:
     ヒンディー語・ウルドゥー語 37
     アラビア語 28
     日本語 26 (え、そんな細かく分けられるのか・・・)
     タイ語 21
     タガログ語 21
    南米:
     ケチャ語 25

    確かにアフリカの言語は子音が多い傾向が見られますね。
    あと、言語の系統とも相関が少なそうです。

    ちゃんと調べるなら、古い時代の言語も比較対象にしないといけないでしょうけど、
    200年前でも録音はないし、古文書などから系統的に推測できる言語も少ないので、
    結局DNA系統分析よりも大雑把な方法で分析するしか無いと言うことでしょうか。

    #それにしてもインドすごい。

    # で、平仄(抑揚)とかアクセント(強弱)とかはどうなんだろう?

    • by Anonymous Coward on 2011年04月17日 7時56分 (#1938012)

      > 日本語 26 (え、そんな細かく分けられるのか・・・)
      k s t n h m y r w g z d b p
      ky sy ty ny hy my ry gy zy dy by py
      確かに26あるね。

      親コメント
  • by headless (41064) on 2011年04月17日 11時29分 (#1938067)
    初めに、このたびは私のミスで大変なご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。 また、コメントは復元されましたが、モデレーションは復元できませんでした。重ねてお詫び申し上げます。

    さて、以下に経緯を報告します。 編集権限のあるIDでログインすると、各コメントにチェックボックスが表示されます。このチェックボックスをオンにした状態で操作ボタンをクリックするとコメントが削除されてしまいます。私がチェックボックスの機能を理解しておらず、うっかり触ってしまったことが今回のトラブルの原因です。皆様には大変ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。 なお、スラッシュドットジャパンの運営上、コメントの削除が行われることはありません。今回のトラブルを受けて、編集権限がある状態でも明示的に指定しなければコメント削除のチェックボックスが表示されないよう、システムに修正が加えられました。

    今後ともスラッシュドットジャパンをどうぞよろしくお願い申し上げます。
  • 勘違い (スコア:2, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2011年04月16日 19時51分 (#1937828)
    マシン語ってアフリカ起源だったのか!!!
  • by Landie(GRG) (6950) on 2011年04月16日 20時07分 (#1937834) ホームページ
    語順の変化はどこで発生してどのように分岐したんでしょうか。
    • by Anonymous Coward on 2011年04月16日 20時46分 (#1937847)

      ベーコンの「知は力なり」は
      ラテン語では"scientia potentia est"
      英語になると"knowledge is power"

      ラテン語の文法は自由度が高く、動詞と目的語の順序が
      変わっても通じるらしい、
      って、死語なので通じるという表現はおかしいですが。
      で、この辺りに動詞と目的語の順序が入れ替わった
      境界線がありそうです。

      ラテン語→ロマンス語→フランス語・イタリア語において、
      ロマンス語では、目的語が代名詞の時、目的語が先になる。

      親コメント
      • by Ambitious Coward (31380) on 2011年04月17日 21時58分 (#1938244)
        ラテン語は名詞が語形変化することで文中の文法的役割を表すので、語順に関する規制が比較的緩やかとういうことのようです。
        また、動詞も主語に合わせて細かく変化したので、主語と動詞の結びつきが明確になり、動詞から主語を類推しやすく、主語の省略も可能だったようです。

        そして、ラテン語からフランス語に至る過程で、語形変化が簡略化され、語形で文法的役割を判断するのが難しくなったため、語順でそれを表すようになったようです。

        一方、英語も古英語の時代は、同じように名詞や冠詞が複雑に変化しましたので、語順の規制は緩やかだったようです。
        その後、ノルマン上陸によってフランス語が入ってきたときに、フランス語の影響を受けて、語形の簡略化、語順の固定化が起こったようです。現在の英語で残っている格変化は、人称代名詞のI,My,meとか、名詞の所有格'sくらいですね。

        ちなみに、古英語と同じゲルマン系のドイツ語は現代でも冠詞の格変化が残っていますので、やはり語順の規制は緩やかですし、日本語や韓国語は助詞で格を表せますので、同じく語順の規制は緩やかですね。

        語形変化の単純化の代償に語順の固定化が生まれたということのようです。
        親コメント
  • 韓国起源ネタ禁止 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2011年04月16日 18時07分 (#1937785)
    <丶`∀´> <
  • どうも (スコア:1, 参考になる)

    by Anonymous Coward on 2011年04月16日 18時19分 (#1937792)
    アトキンソンというと彼を思い出してしまって仕方がない
  • by Anonymous Coward on 2011年04月16日 19時39分 (#1937825)

    >アフリカで使われている言語の音素数が最も多く

    カッと舌を打つ音が使われているとかよく聞きますよね。

    他にも他の地域では珍しい事は色々ありそうですね。

    しりとり最強の裏技こと「ンジャメナ」とか。
    キリマンジャロも、キリマ(山) ンジャロ(白い)だったり。

    • by Anonymous Coward on 2011年04月16日 22時08分 (#1937873)
      ブッシュマンあたりが最も早く分岐した民族で、言語にも舌打ち音や咽頭音なんかの古い音素が保存されてるっていうのは人類起源の話なんかでは必ず出てくるから、こんなのはとっくに研究済みだと思ってました。
      親コメント
  • by Canadian (31348) on 2011年04月16日 22時32分 (#1937882)
    言語学的にはチョムスキー [wikipedia.org]の普遍文法 [wikipedia.org]の別方面からの裏付けた結果とも言えるのでは。
    その辺についてもう少し知りたい場合はStephan Pinkerせんせの本 [amazon.co.jp]あたりを読んでみたらよいのではないでしょうか。
    • by ef (25263) on 2011年04月18日 8時02分 (#1938306)
      むしろ Merritt Ruhlen の世界祖語
      親コメント
    • Re:普遍文法 (スコア:1, 興味深い)

      by Anonymous Coward on 2011年04月17日 0時10分 (#1937923)

      その普遍文法の説明を読む限り今回の研究結果はあまり関係ないか、むしろ裏切る結果なんじゃないですか。

      人間は生得的に言語を話すシステムを持っており、但し一部のパラメーターが未設定で生まれてくるので後天的な刺激でそれらが設定されなければいけないというだけだ、という普遍文法の考えで行けば、人類が拡散した後、それぞれの場所で別々のきっかけで言語が生み出されても不思議はないことになる。
      しかし実際にはアフリカでたった一度の言語の獲得があったきりで後はそれが受け継がれてきたのだとすれば、我々が言語をもっている現状は、生得的な能力の当然の帰結というより、偶然一度起きた特別な事件の後遺症と言うべきかもしれない。
      また諸言語が制限された範囲でしか変異をあらわしていないことを、パラメーターの考え(人間はほぼ完全な言語能力を生得的に持ちながら一部の離散的パラメーターが未設定で生まれてくる。そのパラメータの設定の仕方で個別言語のバリエーションが生まれる)の根拠としているようだけど、そもそも言語が全て同一の祖語から派生してるんだったら互いに似ているのは当然とも言える。

      親コメント
      • by funakichi (28497) on 2011年04月17日 13時01分 (#1938099)

        なるほど、対立的にも見えますね。

        しかし、両立可能では?
        生得的能力の上に単一の系統が乗っかってると考えれば。

        チョムスキーのはおそらく言語能力が赤ん坊の頭の中で毎回創発できるには複雑すぎるという仮説から出発してるのでしょうし、私もそれは正しいような気がします。人の顔を識別する能力も運動を視野の中の識別する能力も脳内に偏在する機能部位があったりするわけですし。言語も同様ではないかと。

        今回のは5万年前の「出アフリカ」という考古学的(おそらく)事実があって、そこから立てた仮説をもとに調査したら支持する結果がでました!――といってるわけでしょうが、子音の減少傾向で説明して良いのかどうか、さらに支持する証拠が必要なような。
        「出アフリカ」は遺伝子多様性の研究から事実といってよさそうですし、言語の獲得が前適応からいきなり出現したという仮説を信じるには、言語という物があまりにも複雑すぎると思いますので、5万年前の出アフリカ段階で何らかの言語を話していたと考えるのは自然だと思います。つまり生得的能力の進化と言語自体の進化は平行的であると考えるべきではないかと。

        で、出アフリカで遺伝子多様性から想定される人数の少なさから、単一の言語を話していたと考えるのはしごくまっとうでしょう。

        以上、しろうとのまったく私的意見なわけですが、
        生得的能力の上に単一の言語を話していたのだろうという気がします。
        つまり両説は両立するのではないかと。

        #とかいって、チョムスキーまったく知らんのだけど。なんか致命的かんちがいとかしてたりして

        親コメント
  • 契約の話 (スコア:1, 興味深い)

    by Anonymous Coward on 2011年04月16日 23時07分 (#1937901)

    消されてる・・・検閲削除?

    • Re:契約の話 (スコア:2, 興味深い)

      by headless (41064) on 2011年04月16日 23時47分 (#1937918)
      ご迷惑をおかけしております。私が操作ミスしてしまったようです。
      復元する方法がないか、他の編集者に問い合わせしているところです。
      大変申し訳ありませんでした。
      親コメント
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