宇宙エレベーター競技会の映像が公開される 33
ストーリー by hylom
登るマシーン 部門より
登るマシーン 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
宇宙エレベーターの実現に向けて活動している宇宙エレベーター協会では、昨年行われた宇宙エレベーター技術協議会の記録映像の公開を始めた模様(第3回宇宙エレベーター技術競技会のプロモーションビデオ)。
14分以上の多少「長いので見るかどうしようか」映像だが、最新の宇宙開発らしからぬ手作り感と、最後のカメラが追い切れないほどの速度で昇っていく昇降機の映像はここのほかでは見ることができないかも。ちなみに第3回競技会では高度600mまでの競技だったが、今年は1200mで実施を目指しているそうだ。
typo (スコア:3)
× 協議会
◯ 競技会
この競技会、高度を毎年2倍2倍にしていくらしいので、がんばってあと15年は続けてほしいものである。
#そしたら静止軌道に届くので^p^
Re:typo (スコア:3)
宇宙エレベーターが停止したときに備えて、
非常階段を駆け上がる競技会も行われるのかな。
Re:typo (スコア:2)
1段飛ばし2段飛ばしは禁止です。
Re:typo (スコア:1)
今年1200mということは
2年後には、もはや係留気球はとどかなくなり、
5年後には、気球自体あげられなくなる。
というわけで、2倍に倍は、静止軌道から降ろす方向ではじめないとすぐに破綻する。
Re:typo (スコア:2)
よし、地面を掘ろう。
Re: (スコア:0)
つまりこのsoamタレコミを見せられるのもあと数年で済むということか。
やれやれ指数関数的爆発ありがとう
Re: (スコア:0)
ルームランナーを縦にしたようなヤツを使えば気球はいらないんじゃないですかね?
軌道エレベーターの話題でいつも思うこと (スコア:0)
低軌道衛星どうするの?
Re:軌道エレベーターの話題でいつも思うこと (スコア:3)
宇宙空間の広さに比べて軌道エレベータは相当細いのでそうそう当たるものではないですが、もちろん可能性0ではないです。
現在のところ、軌道エレベータの方が衛星を避けることが考えられています。地上のアンカーポイントを固定せず海上メガフロートにして移動可能にしたり、キャリアの位置を調整して意図的に固有振動を増幅させたりします。
これで軌道がちゃんと追跡されている衛星や大きなスペースデブリは避けられますが、小さいデブリや秘匿された軍事衛星は避けられないのが解決すべき問題点として指摘されています。
Re: (スコア:0)
そんな問題を検討する必要が出てくるまで続けられるわけないから心配しなくていいよ。
Re: (スコア:0)
競技会の話じゃなくて、実際に使えるものを作った時の話、でしょ?
Re:軌道エレベーターの話題でいつも思うこと (スコア:1)
それより軌道エレベータの材料にするとかいうカーボンナノチューブの技術的進歩が全然無いんですけど
カーボンナノチューブのゴルフクラブとかテニスラケットとか自動車とか飛行機とかが出来たら軌道エレベーターの法螺話を信じてあげる
Re: (スコア:0)
軌道エレベータ実現のために解決が必要な物理的社会的問題は幾らでもありますが
中核となるテザーの問題は協会のサイトを覗いてもCNTって書いてあるくらいで
誰かが何処かで勝手に解決してくれる的にスルーしてますし
リフターの工学的な問題だなんてのは必要要素の中でも些末な話で幾らでも後回しに出来そうです
ま、吊った紐を昇降する装置の競技会というよりは宇宙開発って言った方が夢があるんでしょうけどね
Re: (スコア:0)
> リフターの工学的な問題だなんてのは必要要素の中でも些末な話で幾らでも後回しに出来そうです
最初に宇宙エレベータ協会のspamが投下されたときからずっと指摘されてるけど完スルーでspam撒き続けてるだけだよ。
>カーボンナノチューブのゴルフクラブとかテニスラケットとか (スコア:0)
先日のNHKのナノテク特集だったかによれば、これらはもう遠くない段階まで来てるらしいですよ。
ただここで勘違いしちゃいけないのが、軌道エレベータに必要なのは「分子レベルで欠陥の無い長いカーボンナノチューブ」であって、樹脂と混ぜて炭素繊維的な製品が出来ました!と言ったところで全く軌道エレベータの実現には繋がらないのですね、、、
そのレベルの技術じゃ話になりません。
# 後者であっても、SSTOの開発には使えるという話もありますが。あれSSTO作れるなら軌道エレベータいらなくね?
Re: (スコア:0)
避けるんだよ。
# 楽園の泉でもあったじゃん
Re: (スコア:0)
不勉強で申し訳ありません。
軌道エレベーターで荷物を上げると(あるいは下げると)、荷物の加速減速との相互作用に伴い、衛星軌道上のCounterweightが本来の軌道からずれて、Counterweightをロケット他で元の軌道に戻す必要が生じないのか、とても不安です。
だとすると運用中の軌道エレベーターは、四六時中ロケット他の推進機関を回し続ける必要があり、特にロケット推進の場合は軌道エレベータ自身の相当量の輸送力を使ってプロペラントを上げまくる必要が生ずるのではないか。
すると衛星軌道付近の大気が濃くなって軌道エレベータが減速しないようより沢山のプロペラントを上げまくる必要が生じたり、スペースデブリが抵抗で軌道速度を失って減少していったり…。
こういうことが書いてある日本語のHPご存じありませんか。
宇宙エレベータ協会のフォーラム (スコア:1)
スラドで聞くより、専門的な宇宙エレベータ協会のフォーラムで質問してみたほうが良いと思いますが。
http://jsea.jp/ja/forum/40 [jsea.jp]
中身を読んでいないので想像でしかないのですが、
天空のカウンターウェイトをケーブルで逆向きにつるした形の振子の様なもの
でカウンターウェイトが十分重ければ問題ないような気がします。
でも、昇りか降り(実際には昇りが多いのか?)どちらか一方大幅に偏ると振れが大きくなるのかも。
Re: (スコア:0)
専門的なフォーラム(笑)
地球の自転により高度が維持されるはず (スコア:0)
地上と繋がるタイプの一般にイメージされるタイプの軌道エレベータであれば、地球の自転により張力が発生するため軌道が維持されるという話だったかと思います(ソース失念)。
地球と繋がらないタイプの軌道エレベータ、いわゆるスカイフックだの極超音速スカイフックだのロトベーターだのいう連中の場合は、ご指摘のとおり軌道を維持するために推進機関を噴かせる必要があります。
ただし、そのロケットとは違いその推進機関には短時間に大きな推力は必要ないため、イオンエンジンのような推力は小さいものの長期間用いることが出来るので、その燃費ははるかによいものとなります。
(こちらのソースは『
Re: (スコア:0)
荷物を上げてカウンターウェイトの速度が下がるとテザーを通じて地球の自転を減速方向に引っ張るんですが、これは同時に地球に引っ張られてることを意味します(ニュートン力学第二法則)。
地球に引っ張ってもらって、カウンターウェイトはもとの軌道に戻ります。
このとき、地球の自転速度はちょっぴり落ちます。
Re:軌道エレベーターの話題でいつも思うこと (スコア:1)
地球に引っ張ってもらって、カウンターウェイトはもとの軌道に戻ります。
振り子のように振動しないの?カウンターウェイトの慣性は?
Re: (スコア:0)
ちょっと考えてみましたが、軌道回復によってカウンターウェイトが振幅を持つことは無いんじゃないでしょうか。
傘にてるてるぼうずをぶら下げてクルクルと回しても、回す速度以上の角速度をぼうずが得ることはできません。
角速度が同期するともうエネルギーをもらえませんから。
Re: (スコア:0)
高軌道から低軌道までのデブリ回避は大変そうです。
それ以外にも、
36000km移動するための速度ってどんだけのつもりなんでしょう?
いわゆる新幹線並の時速300kmで移動しても、120時間かかります。
5日間かかりますね。
旅客船でクルーズする感じ?
東京スカイツリーの高速エレベーターで600m/分ぐらいでしたっけ。
世界最速でも1000m/分ぐらい。(時速60kmだから600時間。)
貨物類ならまあそれでもいいのかもしれないけど、旅客だと食うもの出すもの吸うもの吐くもの…居るよねぇ。
重力の井戸からそれだけの速度で登るためのエネルギーは、いくら地上や軌道上発電所から供給しても
莫大にかかるわけだし、今想定されている「自分でよじ登る」タイプでどれだけの速度を出せるのかなぁ?
「そのための協議会なんだろ!」と言われそうだけどどんだけのブレイクスルーがいるんでしょうかねぇ
Re:軌道エレベーターの話題でいつも思うこと (スコア:2)
外惑星への旅行が可能となった場合は、 静止軌道上のステーションまで上がる必要があるので、中間駅で休息を取りつつ、えっちらおっちらと何日もかけて静止軌道まで登る事になるんでしょうかねぇ・・。
Re:軌道エレベーターの話題でいつも思うこと (スコア:2)
「ISS高度中間駅」からの黒い空と眼下の青い地球もなかなかの眺めだとは思いますけど、ISSのようにどんどん地形が流れたり、短時間で昼夜逆転するわけでもないですし、無重量状態でもない。それで「観光目的なら十分」かと言われると、さすがにちょっと物足りないんじゃないでしょうか。
帰路で一時的に(ほぼ)自由落下状態にして、つかの間の無重量状態を楽しむ、ってことは可能かもしれませんが、数十秒くらいですかね。
ISS高度までは10万円、ここから上は別料金になっております~ (スコア:2)
10~15回ほど繰り返され・・とあるので、短時間でもよいなら、起動エレベーターでなくても良いという結論に。
http://www.jtb.co.jp/space/zero.asp
ISS軌道からの自由落下ならブレーキさえなんとかすれば、10分以上は無重量状態体験できるのかな?
何を目的に観光に行くのかで意見が分かれるところですね。
Re:ISS高度までは10万円、ここから上は別料金になっております~ (スコア:2)
# #1805230 [slashdot.jp]の話題再燃。
無重量状態を体験するために1Gで自由落下する場合、10分で6km/s弱の速度 [google.co.jp]に達し、その間に落下する距離は1700km以上 [google.co.jp]。宇宙旅行というよりは、SF地底探検になってしまいそうです。
Re:ISS高度までは10万円、ここから上は別料金になっております~ (スコア:2)
重力なめてました。\(^o^)/オワタ
Re: (スコア:0, オフトピック)
ステマって言いたいだけだろお前・・・。
もう無理やりなステマ指摘ネタなんて飽きられてるんだぜ。
お前もそろそろ止めとかないと粘着かアスペ認定されるよ?
Re: (スコア:0)
/.Jに渡す金があるなら協会運営に回すだろう