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宇宙

奈良時代後期に宇宙から強放射線 56

ストーリー by reo
やんごとなき光 部門より

ある Anonymous Coward 曰く、

鹿児島県・屋久島で伐採された樹齢 1900 年の屋久杉の年輪を分析した結果、奈良時代後期の 775 年に宇宙で何らかの変動があったことが分かったと名古屋大太陽地球環境研究所の増田公明准教授らのグループが発表した (WSJ 日本語版の記事doi:10.1038/nature11123 より) 。

超新星爆発か、太陽表面で巨大な爆発が起きた可能性があるという。

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  • これは (スコア:5, おもしろおかしい)

    by Anonymous Coward on 2012年06月05日 12時24分 (#2167145)

    どう考えてもかぐや姫ですよね!

    • by USH (8040) on 2012年06月05日 15時28分 (#2167317) 日記

      違いますよ。

      地球人が技術の粋を尽くして製造した巨大ロボット兵器 [wikipedia.org]を発見した宇宙人が、そのロボットによる宇宙を侵略を恐れて先制攻撃してきたんですよ。

      攻撃用あるいは飛行用とみられる、背中に取りつけられた装置(光背)が771年に完成したので、宇宙人としては危機一髪で電磁波攻撃でロボットの機能停止に成功したわけです。

      親コメント
    • いや、ここは「宇宙から来た光仁天皇」あたりで

      --
      -------- tear straight across --------
      親コメント
    • by Anonymous Coward

      かぐや姫が地球上の生物を大量虐殺?

      • by Anonymous Coward

        地球で作った債務を、月に逃げてうやむやにしようと思ったけど、月までアディーレが追いかけてくるので、
        逃げ切れないと悟り、思いあまって大量虐殺したとか?

        # いろいろと違う気がするけど。

        • by Anonymous Coward

          月に帰るときの宇宙船が発したものでは?

          • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 18時21分 (#2167426)

            http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%8F%96%E7%89%A9%E8%AA%9E [wikipedia.org]

            この世のものとは思えない程の美しさで、家の中には暗い場が無く光に満ちている。
            ……
            帝は狩りの行幸を装い不意をついてかぐや姫の家に入ると、光に満ちて清らかに坐っている人を見た。
            ……
            そして子の刻(真夜中頃)、家の周りが昼の明るさよりも光った。大空から人が雲に乗って降りて来て、地面から五尺(約1.5メートル)くらい上った所に立ち並んでいる。内外の人々の心は、得体が知れない存在に襲われるようで、戦い合おうという気もなかった。

            宇宙船も月人も放射が見て取れます。可視光域以外も豊富だったのでしょう。

            親コメント
    • by Anonymous Coward

      超新星爆発が起こったら、ちょっと竹林行ってくる!!

      • by Anonymous Coward

        竹から生れたというのは、試験管ベイビーの暗喩だと言う事なので、竹林に行ってもかぐや姫に会えないよ。

        • by Anonymous Coward

          脱出カプセルを原住民が竹と認識したという話ではなかったでしたっけ?(違

        • by Anonymous Coward

          竹取の翁が竹林の小屋にでも女囲ってたんでしょ。

    • by Anonymous Coward

      しけんかんべいべぇ~ → 試験官ベイベ~ → み~の番いは試験監督官です。
      しけんけんべいびぃ~ → 試験管ベイビー

      -- あなたの希望とは無関係に、このコメントは見えています:-P --

  • by sakamoto (8009) on 2012年06月05日 12時32分 (#2167154) 日記
    エイリアンが到来してたのは平安京ではなく、実は平城京だったという話だったりして。
    --
    -- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
    • 30年前にその名も「平城京エイリアン」というゲームが PC6001 用に存在したことを…
      # 「はるみのゲーム・ライブラリー」という本に掲載されていたそうじゃよ.1982年の本じゃな.

      • by Anonymous Coward

        >30年前にその名も「平城京エイリアン」というゲーム
        東京大学の理論科学グループには、この歴史的事象が当時からわかっていたんだよ!
        ΩΩΩ<な、なんだってー!

  • by yah (6581) on 2012年06月05日 21時22分 (#2167513)

    タレコミも、WSJの記事も、「超新星爆発か、太陽表面で巨大な爆発が起きた可能性がある」
    という論調だけど、元論文はアブストラクトの最後にはっきりと、

    "We argue that neither a solar flare nor a local supernova is likely to have been responsible."

    と書いてあります。
    実際に本文では、超新星爆発や太陽フレアの可能性について検討しているけど、
    どちらも可能性がゼロとはいえないまでも、非常に低いという結論になっています。
    つまり、宇宙線は増加したようだが、原因はまだわからないと。

    「可能性がゼロではないが低い」を「可能性がある」に言い換えてしまうと、
    元論文を読んでいない人には、大きな誤解を与えるでしょう。

  • 全然,専門でないのでよくは分かりませんが。

  • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 14時57分 (#2167302)

    伐採じゃないよね。

    前にNHKのコズミックフロント「迫りくる太陽の異変」でやってたのと同じ研究だと思うんだけど、それでは"倒木の屋久杉"から1000年分の年輪を採取し、炭素14?から過去の太陽活動を調査して氷河期がいつ頃あったとか、これから同じことが起きそうって内容だったんですが、"倒木"ですよね。

    その倒木ですら許可とって年輪採取って話だった。

    1900年を伐採せんだろ~。

    • 1-2年前にあった倒木を使ったのかなーと思います。
      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 16時08分 (#2167347)

      >研究グループは1956年に伐採された屋久杉を入手。

      と、リンク先にありますが。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        補足しておくと、昭和30-40年頃は屋久杉もバカスカ切ってた。
        その後「切りすぎると無くなっちゃうからまずいんじゃね?」という意見だとか、環境保護運動の高まりだとかで伐採しなくなって/できなくなって今に至る。

    • by Anonymous Coward

      タレコミリンク先のWSJ記事に

      研究グループは1956年に伐採された屋久杉を入手。

      とありますね。

      • by Anonymous Coward

        リンク先1行目しか読まずに、やっぱ伐採としか書いてないなーと判断してしまいました。

        同様の他ツッコミにも陳謝。

        ちなみにコズミックフロントでは、実際に屋久島まで行って年輪採取している映像もあったので、また別の研究グループですね。

        #採取した年輪は1000年分って言ってたから1900年前ってどういうことだろとは思ってた。

    • by Anonymous Coward

      伐採しない場合でも、輪切りにせず管状の道具を使ってコア状に繰り抜くというやり方があると聞きました。

  • なんかtogetterが

    西暦775年、天の異変は記録されていたのか? [togetter.com]

    中国の文献にそれっぽいの記述があるようです。

    --
    TomOne
  • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 12時32分 (#2167152)

    これって炭素14を調べて分かったらしいけど
    他の研究で炭素14を使ってたら修正が必要にならないのかな?

    • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 12時40分 (#2167164)

      炭素14暦年補正表って物がもうできてる。+-50年程
      その精度を上げる為に年単位での炭素14変化を緻密正確に調査していて
      発見されたんだと思うよ。

      親コメント
    • by SteppingWind (2654) on 2012年06月05日 13時28分 (#2167231)

      昔は14Cの割合が一定と仮定して算定していました. とは言え, 天象などによって変動することは分かっていましたから, 誤差が常につきまとっていました.

      今回のは1年毎にピンポイントで年代を計測できる年輪年代法 [odn.ne.jp]と組み合わせることで, 14Cの各年毎の基準値を校正する [wikipedia.org]作業の中で, 特異的な年が見つかったということでしょう.

      いずれにせよ, 遺物の年代測定は単一の手法で決定できるほど単純ではない [hi-ho.ne.jp]ので, 誤差の範囲が小さくなった(若干過去側にずれた)ぐらいじゃないかと思います.

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 12時56分 (#2167187)

    同じ事が全世界で起こっていて、同じ年のC14の量は世界中どこのサンプルを測定しても多いはずだけど、
    それなら、なぜ今頃になって分かったのだろう。

    • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 13時00分 (#2167198)

      炭素14年代測定の高精度簡易な計測法が開発されたのが数年前。
      とてもじゃないが年毎の炭素変化量なんて調べてられなかった。
      この論文の結果、全世界的に検証作業が始まって日本だけに特異な現象なのか、
      全世界的なのかが明かになる。まだ緯度による影響とか、経度による影響とかが
      見えたりすると、地球科学の発展になったりする。

      親コメント
      • by epgrec (43527) on 2012年06月05日 13時17分 (#2167211)

        C14は宇宙線由来なので、タレコミのように超新星爆発か太陽フレアになる
        わけですけど、もし前者なら西暦775年に夜空の異変が観測されているはずだし
        現在では爆発の残骸も観測できるはずだけれども
        ざっと調べた限りでは、そういう記録は見当たらない。

        なので非常に大きな太陽フレアの可能性が高そうですね。

        太陽活動についてはここのところ、異例なほど低調になっていることが
        確認されるなど、太陽への興味が高まっているだけにタイムリーなニュースかな。

        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2012年06月05日 13時42分 (#2167244)

          ちょっとwikipedia見てみたんですが、
          http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E4%BB%81%E5%A4%A9%E7%9A%87 [wikipedia.org]

          やがて、宝亀6年4月27日(775年5月30日)、二人とも変死という運命を辿る。これによって天武天皇の皇統は完全に絶えた。ところが、藤原式家の兄弟も、かつて皇后であった井上内親王の変死後に相次いで亡くなることになる。
          ・宝亀6年(775年)、藤原蔵下麻呂(九男)、42歳で没。
          ・宝亀8年(777年)9月18日、藤原良継(次男)没。藤原清成(三男)没
          ・宝亀10年(779年)7月9日、藤原百川(八男)没。
          ・天応2年(782年)、藤原田麻呂(五男)没。

          最後のは関係ないですが、ほかのは関係あるんですかね。ほかでも変死とかどうだったのか。

          だが、天変地異は続いた。
          宝亀6年 7月から8月、黒鼠の大群・雹・飢饉・野狐・風雨。 8月22日、伊勢・尾張・美濃で風水害。伊勢斎宮を修理。 9月20日、霖雨。(幾日も降り続く雨) 10月6日、地震。
          翌 宝亀7年 2月6日、流星。 4月1日、日食。 6月4日、太白、昼に現れる(国の乱れる凶兆)。 6月18日、京と畿内で大祓を行う。旱魃のため黒毛の馬を丹生川上神に奉献する。 7月19日、西大寺西塔に落雷。 8月13日、大風。 8月15日、全国で蝗の害。 9月、毎夜瓦・石・土塊が内豎所の庁舎や京中の家々の屋根に落下。20日余り続く。 10月9日、地震。
          翌 宝亀8年2月28日、畿内五ヵ国で疫神を祀る。 2月30日、日食。 3月19日、宮中で頻りに怪異、大祓を行う。 4月、雹・氷が降る。また太政官・内裏の建物に落雷。 5月、霖雨。(幾日も降り続く雨) 8月、霖雨。

          関係ないのもあると思いますが、飢饉とか異常気象的なのがその影響の可能性とか。
          あと一年違うけど「6月4日、太白、昼に現れる」が実際にはどんな天文現象だったのかとか。
          この年前後の世界の色々を調べると、なにか出てくるかもしれないですね。

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          • 太白昼現 (スコア:3, 参考になる)

            by Anonymous Coward on 2012年06月05日 14時00分 (#2167259)

            5月から6月頃、田植中に金星が昼間見えることがあったようです。
            何度か記録されています。
            http://home.e-catv.ne.jp/ja5dlg/subaru/nisioka3.htm [e-catv.ne.jp]
            太陽の近くで見える金星なので他の天文現象と間違えることは考えにくいですが、無いとも言い切れない。

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            • by Anonymous Coward

              超新星爆発を金星と誤認した可能性は残りますね。

              天文学者ならともかく、素人の記録だと「ありゃ金星だ」で終わる可能性が。
              また、金星と誤認しない場合でも、太陽方向や地平線下~近傍で記録に残っていないことは十分ありそうな話。

              南天での現象の場合、南半球の方がC14多く出るんですかねー。

              • by Anonymous Coward

                >天文学者ならともかく、素人の記録だと「ありゃ金星だ」で終わる可能性が。

                この時代、素人が記録することはありえないですよ。
                天文方や政府のそれなりの役人です。

          • 太陽面のフレア爆発のことなら面白いのですが。

        • 超新星爆発がどこで起きたかによっては、当時の記録に残らないかも。

          - 昼の側、特に地球から見て太陽に近くで起きた
           (ただ、地球に近い距離での超新星爆発なら数ヶ月後でも観察可能な明るさだと思われるので、この線は薄い)
          - 天の南極付近で起きたので北半球からは観測しづらく記録から漏れた
           (もっとも、北半球でも緯度が低い地域なら、地平線の上に見えたはずではある)

          比較的最近、南天で見つかった超新星爆発の残骸(RX J0852.0-4622)が、距離1000光年以内と地球に近いところにあります。残念ながら、爆発推定時期は西暦1250年ごろなので微妙に候補からは外れそう。

          XMM-Newton observations of the supernova remnant RX J0852.0-4622/GRO J0852-4642 [harvard.edu]

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          • by TarZ (28055) on 2012年06月05日 15時37分 (#2167322) 日記

            ああ、論文を読んでみたら、RX J0852.0-4622 については言及されてますね。で、それと似たように未発見で年代的にもあう超新星の残骸があるのかも、と書かれています。超新星と同じように、太陽の巨大フレアの可能性も排除していません。

            ただ、いずれもC14増加以外に起こるはずの影響の跡が見つかっていないので、あくまで可能性について言及しているだけのようです。

            親コメント
        • by Anonymous Coward

          炭素14を豊富に含む隕石の衝突とか考えても良いんじゃねーの?

          • by Anonymous Coward

            その場合むしろ、どうやってそんな変なものが出来たのかの方が疑問になる気がする。

            13はともかく、14だと半減期もそんなに長くないから、どっちにしろ短期的に炭素14をいっぱい作る過程が必要になるような。

        • by Anonymous Coward

          太陽だけに「日の目を見る」ってか?

          • by Anonymous Coward

            直視しちゃダメですよ。ちゃんと日食メガネをかけましょう。

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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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