パスワードを忘れた? アカウント作成
5993620 story
宇宙

ブルース・ウィリスは爆弾の威力不足で小惑星破壊に失敗する 95

ストーリー by hylom
まだまだ慌てるような時間ではない 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

最近は否定されまくっているが「2012年マヤ暦終了」は「人類は滅亡する!」ネタの定番。そして滅亡する原因として、小惑星が地球に衝突することを挙げる人は多い。このネタがポピュラーなのは、1998年に作られたブルース・ウィリス主演映画「アルマゲドン」の影響が大きいだろう。この映画では、石油掘削のプロチームが小惑星に核装置を取り付けて割り、地球を救うという内容である。こうした映画ネタを検証するのが大好きらしい、英レスター大学の学生たちが、映画の核爆弾で小惑星を割ることが可能かを検証している(NETWORKWORLD本家/.)。

生徒達は劇中の設定や地球からの距離や速度、小惑星の密度などの要素から、破壊に必要な運動エネルギーの総量を見つけるための式を考案した。その式によれば、小惑星破壊には800000000000000テラジュールという途方もないエネルギーが必要だという。たとえばかつてロシアに存在した50メガトンの水素爆弾「ビッグ・イワン」(ツァーリ・ボンバ)の総エネルギー出力は418000テラジュールであり、その10億倍の威力が必要だとしている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
typodupeerror

コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

読み込み中...