「小澤の不等式」が証明される 23
ストーリー by hylom
より一般的 部門より
より一般的 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
物理原理の1つである「不確定性原理」に関する理論「小澤の不等式」が、光を使った一般的な実験で証明されたという(読売新聞、日経新聞、日刊工業新聞、Scientific Reports掲載論文)。
「小澤の不等式」を提唱した名古屋大の小澤正直教授と東北大の枝松圭一教授による証明で、光を利用する一般的な測定法でこの理論が常に成り立つことが検証できたという。
「小澤の不等式」については『 「不確定性原理」を破る「小澤の不等式」、実証される』ストーリーをご参照ください。前回のストーリーでは「中性子のスピン測定」によって理論が証明できたという話であったが、今回は光による測定で検証できたというのが新しいところだろうか。
詳細記事 (スコア:4, 参考になる)
マイナビニュース:東北大など、不確定性原理における「小澤の不等式」の成立を実験で証明 [mynavi.jp]
Wikipediaより (スコア:0)
>ハイゼンベルクの不確定性原理による測定の限界」を超えて、量子に対する精度の良い測定が可能
え、オレの学んだ不確定性原理ってなんだったの? 嘘だったのプランク定数とか。
アインシュタインの相対性理論による限界を超えて光速以上で情報伝達が可能、ぐらいすごいの?
Re:Wikipediaより (スコア:2)
不確定性原理って
という概念がごっちゃになっていて(ハイゼンベルグ当人やいろいろな教科書も含む)混乱していたのを, 整理・厳密化したのが「小澤の不等式」です.
Re:Wikipediaより (スコア:1)
> 観測精度に限界
「不確定性原理」の本質には観測は関係ないから、
測定の誤差の式であるハイゼンベルクの不等式「ε_q・η_p ≧ ℏ/2」は無視され、
「不確定性原理」といえば専ら「Δx・Δp ≧ ℏ/2」なんですよー
Re:Wikipediaより (スコア:1)
意外と大雑把だったハイゼンベルクのやつの精度が良くなっただけ
だけというのもなんだが
Re:Wikipediaより (スコア:1)
不確定性原理と呼ばれる方程式は二つあったんだが、
そのうち特に本質的でなく、非一般的な方の方程式が更新されただけ。
よく使われる不確定性原理の一般的な方程式は、当然ながら、
量子論がひっくり返らない限り破られない。
Re:Wikipediaより (スコア:1)
関連リンクの 「不確定性原理」を破る「小澤の不等式」、実証される を読みましょう。
phason先生の解説は本当にわかりやすい。
Re: (スコア:0)
そもそも科学って何だかわかってますか?
物理学史の入門書でも読んだほうがいいですよ。
これでプランク定数が「嘘」だったらニュートン力学も全部「嘘」になります。
# ネタにマジレス?
むしろ「嘘」の拡大解釈しすぎを指摘すべきか
Re:Wikipediaより (スコア:1)
dodongaです。
ネタにマジレスですけど、プランク定数が嘘でもニュートン力学は嘘にはなりません。
#ネタにマジレスのネタにマジレス?
閑話休題
Re: (スコア:0)
>そもそも科学って何だかわかってますか?
ぜひ説明して下さい。
「証明」という文言に違和感が (スコア:0)
実験結果で得られた結果が、理論とあってたからといって、
証明とは言わないよね。
実証されるの typo なのかな。
Re: (スコア:0)
>一般的な測定法でこの理論が常に成り立つことが検証できた
同じく、この文章には違和感を覚えますね。
「測定」で「常に」成り立つことを検証するとは一体どんな「測定」を指すんでしょうね。
Re: (スコア:0)
エネルギー保存則や光速度一定不変の法則だって証明されてないよね。せいぜい「より確からしさが増した」と言えるだけ。
そういう意味での証明が可能なのは数学だけ。
Re: (スコア:0)
>エネルギー保存則や(中略)だって証明されてないよね。(中略)そういう意味での証明が可能なのは数学だけ。
数学も証明ってのはある公理を前提とした上での証明なわけですよね?
それと同じで良ければ、
・系がラグランジアンで書ける
・時間並進対称性がある
の2点を置いてしまえば、エネルギー保存則の証明は出来るわけで。
#やってることは数学だから、証明が可能なのは数学だけ、ってのからは外れないけど。
Re:「証明」という文言に違和感が (スコア:1)
ここで言ってるのは、その理論が数学的に正しいかという意味では無く
現実世界の現象がその理論通りに沿っているかの証明だと思うので、
置くべき前提がもっともっと増えちゃうかと。
具体的に何を置けばいいかとか言える知識はないのですけれども。
Re: (スコア:0)
辞書的には実証の説明として「確かな証拠をもって証明すること」ともあるんで、証明と言えば証明。
ただし言い回しとしては”実験で確認できた!”というものは「証明できた」より「実証できた」と言った方がすわりが良いと思います。
日経サイエンスの中性子のスピンを使った実験の記事 (スコア:0)
ハイゼンベルグの式だと結果がh/4π下回る実験がある、量子ゆらぎを考慮すればそもそも量子揺らぎがh/4π下回らないからどんな実験でもおkってこと?
Re: (スコア:0)
ハイゼンベルグが示した量 ≧ h/4π
だったのが
ハイゼンベルグが示した量 + 小沢氏が示した量 ≧ h/4π
になったって事ですよね。
小沢氏が示した量、つまり量子揺らぎの量の分だけ
ハイゼンベルグが示した量は小さくできる。ゼロにできるか?
#だから量子揺らぎって何だよ
Re: (スコア:0)
不確定性原理が2種類あり、ハイゼンベルグの方が有名だけど、本質的なのは量子ゆらぎの方だから、明確に区別してくて作られた用語なんでしょうかね・・・>量子ゆらぎ
小澤の不等式 (スコア:0)
小<澤
Re: (スコア:0)
もう夏休みに入った地域もあるんですか
Re: (スコア:0)
excelで試してみたらTRUEだったよ。
Re: (スコア:0)
国民の生活 <> 1