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変なモノ

イグ・ノーベル賞、日本人が7年連続受賞 65

ストーリー by hylom
今年も興味深い研究と風刺が揃っています 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

今年の「イグ・ノーベル賞」で日本人研究者が「医学賞」と「化学賞」を受賞したそうだ。日本人の受賞は7年連続(NHKニュースMSN産経ニュース朝日新聞)。

「化学賞」を受賞したのは、タマネギを切ると涙が出てくる原因となる酵素を突き止めたハウス食品ソマテックセンター研究主幹ら。これまでは、タマネギやニンニクの風味と同じ酵素だと考えられていた。

「医学賞」を受賞したのは、心臓移植したマウスにオペラ「椿姫」を聞かせると、拒絶反応が抑えられることを明らかにした帝京大学医学部准教授ら。

2013年イグノーベル賞受賞者は次の通り。

医学賞:Masateru Uchiyama [JAPAN], Xiangyuan Jin [CHINA, JAPAN], Qi Zhang [JAPAN], Toshihito Hirai [JAPAN], Atsushi Amano [JAPAN], Hisashi Bashuda [JAPAN] and Masanori Niimi [JAPAN, UK]
受賞理由:心臓移植したマウスにオペラを聞かせる事による効果の調査

心理学賞:Laurent Bègue [FRANCE], Brad Bushman [USA, UK, the NETHERLANDS, POLAND], Oulmann Zerhouni [FRANCE], Baptiste Subra [FRANCE], and Medhi Ourabah [FRANCE]
受賞理由:人間は「酔っている」と思い込むだけで自分がより魅力的になったように見えることを発見(AFPBBニュースによる日本語記事

生物学および天文学の合体受賞:Marie Dacke [SWEDEN, AUSTRALIA], Emily Baird [SWEDEN, AUSTRALIA, GERMANY], Marcus Byrne [SOUTH AFRICA, UK], Clarke Scholtz [SOUTH AFRICA], and Eric Warrant [SWEDEN, AUSTRALIA, GERMANY]
受賞理由:フンコロガシは天の川を見て進行方向を判断していることを発見(/.J過去記事

安全工学賞:The late Gustano Pizzo [USA]
受賞理由:飛行機ハイジャック犯を捕まえるための電気機械的システムの開発。ハイジャックが発生したとき、その犯人をトラップ付きのドアを使ってパッケージに押し込め、その後飛行機に特別に設置しておいた爆弾倉からパッケージごと投げ捨てる。パッケージにはパラシュートが付けられており、無線警報でその場所を警察に伝えて逮捕させる、というもので、すでに特許化(US Patent #3811643)されている

物理学賞:Alberto Minetti [ITALY, UK, DENMARK, SWITZERLAND], Yuri Ivanenko [ITALY, RUSSIA, FRANCE], Germana Cappellini [ITALY], Nadia Dominici [ITALY, SWITZERLAND], and Francesco Lacquaniti [ITALY]
受賞理由:月面であれば、人間が池や沼の水面を走ることは理論的には可能ということを発見(日本語での紹介記事

化学賞:Shinsuke Imai [JAPAN], Nobuaki Tsuge [JAPAN], Muneaki Tomotake [JAPAN], Yoshiaki Nagatome [JAPAN], Toshiyuki Nagata [JAPAN, GERMANY], and Hidehiko Kumgai [JAPAN]
受賞理由:タマネギを切ったときに涙が出るという反応は実は非常に複雑なプロセスによって生まれていたことを発見

考古学賞:Brian Crandall [USA] and Peter Stahl [CANADA, USA]
受賞理由:死んだトガリネズミを半茹でにして噛まずに飲み込んだのち、その排泄物をしばらくのあいだ注意深く観察するという研究を行ったため。その骨は体内の消化機構によって溶かされ、その骨はなくなってしまうことが観察できたという

平和賞:ベラルーシ大統領のAlexander Lukashenko氏とベラルーシ警察
受賞理由:公衆の場で拍手を行うことを違法化したこと、それを行った片腕の一般人を逮捕したこと(AFPBBニュースの記事

確率学賞:Bert Tolkamp [UK, the NETHERLANDS], Marie Haskell [UK], Fritha Langford [UK, CANADA], David Roberts [UK], and Colin Morgan [UK]
受賞理由:長く寝そべっていた牛ほど、その後すぐ立ち上がるということを発見したことと、一度牛が立ち上がったら、牛がいつ再び寝そべるかを予測することは難しいということを発見した

公衆衛生賞:Kasian Bhanganada, Tu Chayavatana, Chumporn Pongnumkul, Anunt Tonmukayakul, Piyasakol Sakolsatayadorn, Krit Komaratal, and Henry Wilde [THAILAND]
受賞理由:タイにおける「ペニス切断の流行」に対する外科的対処法を広めた。ただし、アヒルにペニスを食べられたケースには対応できない(タイでは男性が女性にペニスを切断されるという事件が日常茶飯事で、切断したペニスを動物に食べさせるということもよくあるらしい)

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 19時26分 (#2459935)

    プレスリリース [housefoods.jp](直リンク/PDF [housefoods.jp])が出ています。
    帝京大学は出てないかなぁ?

  • by ppextend11 (46237) on 2013年09月13日 20時28分 (#2459975) 日記

    >タマネギを切ったときに涙が出るという反応は実は非常に複雑なプロセスによって生まれていたことを発見
    ふつーに凄そうだけど凄くないんですか?これ
    役に立つかは知りませんけど、別におもしろおかしいとも思わない

  • by tori_sanpo (39645) on 2013年09月13日 20時37分 (#2459978) 日記
    イルカの夢精 [srad.jp]は来年かな
  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 22時12分 (#2460039)

    > 確率学賞:Bert Tolkamp [UK, the NETHERLANDS], Marie Haskell [UK], Fritha Langford [UK, CANADA], David Roberts [UK], and Colin Morgan [UK]
    > 受賞理由:長く寝そべっていた牛ほど、その後すぐ立ち上がるということを発見したことと、一度牛が立ち上がったら、牛がいつ再び寝そべるかを予測することは難しいということを発見した

    牛が寝そべるまでの時間を乱数のソースにしよう。
    ただし、某機関に改ざんされないように、量子暗号通信を使おう。
    牛の映像を量子暗号通信でストリーミング配信をするんだ。
    ある瞬間に立ち上っている牛が寝そべるまで待って、その時間を元に品質の高い乱数を作るんだ。

    いつの日か、世界中が量子暗号通信路から届けられるこの高品位の乱数で満たされた。
    人々は、乱数が生成されるのを画面上の牛が寝そべるまで待つ。
    そして、ある日、世界は静止した。牛が真っ白になって立ったまま死んでいたのだ。

    僕たちに乱数は届けられなくなった。
    それでも、僕たちは量子暗号通信路からの乱数を待ち続けた……。
    ずっと、ずっと。世界の終わりを迎えるまで。IntelのRdRandを搭載したチップがなくなるまで。

    関連ストーリー: dancemanの日記: Linus Torvalds氏、RdRandに関する請求に対して、蔑んだ回答
    http://srad.jp/journal/572010/Linus-Torvalds%E6%B0%8F%E3%80%81RdRand%E... [srad.jp]

  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 19時57分 (#2459958)

    公衆衛生賞:Kasian Bhanganada, Tu Chayavatana, Chumporn Pongnumkul, Anunt Tonmukayakul, Piyasakol Sakolsatayadorn, Krit Komaratal, and Henry Wilde [THAILAND]
    受賞理由:タイにおける「ペニス切断の流行」に対する外科的対処法を広めた。ただし、アヒルにペニスを食べられたケースには対応できない(タイでは男性が女性にペニスを切断されるという事件が日常茶飯事で、切断したペニスを動物に食べさせるということもよくあるらしい)

    タイで男の娘が流行ってるらしいっていう記事は読んだ覚えがあるんですが、まさかこんな事態にまで発展しているとは・・・
    タイに一体何が?

  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 21時47分 (#2460018)

    家で実験しても、私には出来ないんだよ。

    1)コップに水を汲む 2)氷を入れる 3)水面に目印をつけておく
    4) ラップで封をする 5)氷が解けるまで放置 6)水面の変化を確認

    何度やっても、氷が解けた後に水面が上がらないんだよ。変化がないんだよ。
    だから極の氷が溶けて海水面が上がるのを発見するなんて人類最大の発見だと思うんだ。

    • 地球の遠心力が影響してるんじゃない?

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      浮かんでる氷ならそうだろうね

    • by Anonymous Coward

      北極の浮遊氷が融けても上昇しないけど、
      南極大陸の上にある氷が融ければ、上昇する。
      JK

      • by Anonymous Coward

        でも、南極の陸地部分にも雪が降るから、溶けなかったら逆に地球から海がなくなるだろ?

        そもそも、氷は0度以上に気温が上がらないと解けないから、-20℃がー15℃になっても
        溶けないだろ。じゃあ0℃以上に気温が上がる期間がどの程度続くのかと考えれば
        ドバーンと溶けるものでもない。南極の陸地部分の氷が減ってるのは雪が減ってるからじゃないのか?

        • by Anonymous Coward

          マジレスすると、氷は溶ける必要は無く、陸にある氷が海に落ちれば水面は上がる。また海にはいったものはだんだんと流されてとけていく。
          氷は大深度の部分は別として、表面の部分は氷河となって常に動いている。
          http://www.nhk.or.jp/special/detail/2003/0727/ [nhk.or.jp]

          これらは氷点下であっても気温が上がるとこの動きが激しくなるので(氷が柔らかくなって外側に押し出される速度が増す、海の上の氷りのエリアが減って内側の氷を押しとどめる力が弱まる)より海に入る水の量が増えて、水面が上昇する。
          研究で平均気温が上がって、氷流と呼ばれる部分が広がっている事が確認されたりしている。

    • by Anonymous Coward

      既に書かれているが、南極大陸と加えてグリーンランドの氷は溶けると上昇する。

      • by Anonymous Coward

        永久凍土や氷河などは溶けて流れ出しても、人里まで流れてくれば再凍結するんだっけ?

    • by Anonymous Coward

      1)コップに大きな氷を入れる 2)水を少し入れる 3)水面に目印をつけておく
      4) ラップで封をする 5)氷が解けるまで放置 6)水面の変化を確認

      論点は君の実験で「変化がない」という結論をどう出したかということ。

    • by Anonymous Coward

      まさか、南極大陸を知らないだけって事は無いよね?
      なんかのジョークなんだよね?

    • by Anonymous Coward

      ていうか、これ、思考実験でしょ?実際にやったことある?

      ちなみに、この実験で「食塩を入れる」っていうプロセスを加えると、実際に水面は上がる。凍らせ方にもよるんだけど、普通に塩水をゆっくり凍らせると、凝固点降下によって、固体部分の濃度が低く、液体部分の濃度が高くなる。つまり、氷は液体換算の体積に比して軽くなっているから、アルキメデスの原理が水面を押し上げる力が弱い。

      したがって、凍らせると水面が下がり、融かすと上がる。氷の上にも雪は降るので、実際には、この効果は普通に凍らせた時よりも強くなる。まあ、潮汐力とかに比べれば誤差の範囲って言えばそうだけどね。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 22時06分 (#2460036)

    確率学賞とされているが、どちらかというと哲学賞という気がする。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 22時19分 (#2460047)

    だ、誰が飲み込んだの。
    やっぱりBrian Crandall さんか Peter Stahl さんのどっちかなの。
    ていうか何でトガリネズミ。マウスの子供でもいいんじゃ。
    そんな事気にしたら負けなのか。

  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 22時40分 (#2460054)

    この平和賞とその他の賞が、同じ組織により同じ時に同じ場で表彰されるのは、どうにもモニョモニョモニョ・・・
    そろそろ、面白おかしい研究に対する賞と軽蔑に値する賞で
    時間や場所や何やらを分けるわけにはいかんのか。
    それとも平和賞はオチ担当で「ズコー」みたいなノリで楽しめばいいの?

    • by poquitin (42421) on 2013年09月17日 18時44分 (#2461680)

      一緒だからいいんでしょ
      単に物事を批判する賞においてベラルーシ警察を持ちだしたら
      ベラルーシ警察の方だって「なんだと(゚Д゚)ゴルァ!!」ってなるけど
      こうやって表彰しておけば(゚Д゚)ゴルァ!!って言われても「いやいや、僕達は純粋に真面目にすばらしい功績を表彰してるだけですから、それとも拍手を取り締まるのは悪いという風にでもとらえたんですか?」ってスタンスになるのがユーモアなんでしょ

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      平和賞に違和感があるのは本家の章とあわせているのでは?

  • by Anonymous Coward on 2013年09月13日 22時45分 (#2460059)

    「生物学および天文学の合体受賞」とか見てると、ナニ人とか意味ないような気がしてきますね。

    タイはともかく......。

  • 「君が代」を聴かせるとどうなるんだろう?

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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