
ヒトの細胞を移植したマウスは賢くなった 86
ストーリー by hylom
人間マウス 部門より
人間マウス 部門より
maia 曰く、
ロチェスター大学メディカル・センターのSteven A. Goldman博士のチームが、ヒトの胎児から取り出した未成熟のグリア細胞(神経系を構成する神経細胞ではない細胞の総称)を子どものマウスの脳細胞に移植したところ、1年後にヒトのグリア細胞がマウスのグリア細胞に取って代わる形で増殖し、当初の30万個から1200万個に増加したそうだ(GIGAZINE)。
このマウスに学習実験を行ったところ、「明らかに賢いマウス」となっていたという(The smart mouse with the half-human brain)。なお、サルでの実験はしないと言う。
学習については論文に書いてない (スコア:4, 興味深い)
リンクされてたJ Neurosciの論文を斜め読みした感じだと,グリア前駆細胞を新生児マウスの脳に異種移植したら,
確かに生着して,さらに大半がドナー由来のアストロサイトとかになったよ,って内容.
学習関連はディスカッションにすら書いてないのよね.
論文は論文で興味深いんだけど,こういうプレスリリースをする人は,仮にデータが本当だとしても信頼におけないよ.
Re:学習については論文に書いてない (スコア:1)
New scientist の記事では,去年の Cell stem cell の話が引っ張ってあるのか……
こっちはアストロサイトを移植してて,学習についても調べてるのね.
といって,前駆細胞を移植したマウスでどうなるか,データを出していないことに変わりはないけど.
プレスリリースは2つの話を混ぜてて,GIGAZINEは一方しか引っ張ってない.
Re:学習については論文に書いてない (スコア:1)
まず「アヤシイ」と思ったから、納得。
the.ACount
手塚ファンとして (スコア:2)
鳥でお願いします。
Re:手塚ファンとして (スコア:1)
> 鳥でお願いします。
いや、ゴキブリでやってみるというのは?
そうすれば続編にな..... らないか。
ある朝、研究所に行くと (スコア:1)
空になったケージだけが残っていた・・・
Re:ある朝、研究所に行くと (スコア:1)
数ヶ月後、研究所を埋め尽くさんばかりのネズミの大群が!
RYZEN始めました
Re: (スコア:0)
数か月後、どことなくネズミに似た風貌の女性と研究員との婚姻が。
Re: (スコア:0)
さらにすうかげつご、もとのちのうになたねずみたちが
Re: (スコア:0)
さらに数か月後、私が町長です。
Re: (スコア:0)
たくさんいません、一匹です。
なかの人なんていません。
Re: (スコア:0)
じょーじ じょーじ!じょーじ!じょーじ!
#あれはバッドエンドなアニメなのか?
Re:ある朝、研究所に行くと (スコア:1)
あれはびっくり生物うんちく漫画なのでストーリーも科学考証もどうでもいいんです。
#ゆで物理学ほどトンデモならその方面でもネタになるんでしょうけど
#せいぜい空想科学読本レベル
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re: (スコア:0)
ネズミ男誕生の瞬間であった・・・
猿はいいから (スコア:1)
頭のいい人の細胞を自分にうてば、知能がアップしたりしないかなぁ....
Re:猿はいいから (スコア:1)
たぶんミギーが混ざったような状態になるんじゃないか
自我が薄れた自覚は無いと思う。
鼠の惑星 (スコア:0)
ある程度の時間が経ると、効果が消えるんでしょうかね。
さすがに、子供の世代には引き継がれないと思いたいですが...
#ダーティペアに出てきたアルジャーノンのご先祖様だったりして
#某G に同じことをしたら、マッチョになりました。という研究結果が出ないことを祈るばかり
Re:鼠の惑星 (スコア:1)
ダーティペアは読んだはずなのにアルジャーノンは憶えてないなー。
ネタ元「〜花束」の方は長編にする前の短編しか読んでないし、映画「チャーリィ(RがЯ)」も見てないや。
the.ACount
Re: (スコア:0)
>さすがに、子供の世代には引き継がれないと思いたいですが...
引き継がれれば「猿の惑星」。
>>なお、サルでの実験はしないと言う。
なんだ、やらないのか。
Re: (スコア:0)
さすがに教養を疑うわ・・・
Re:鼠の惑星 (スコア:1)
元コメを書いたものです。
アニメ版のダーティペアに、アルジャーノンのという名の天才ネズミが出てくるので、
それをふまえたものです。
この辺は、有名かなと思ってたのですが、そうでもないんだなと
Wikipedia を見たら、1985 年の作品。ずいぶん古かったんだなとしみじみと共に、
ネタの振り方を考えないとな反省
#リアルタイムで見ていたので、良いお年です。
# ケイよりユリ派でした。
Re:鼠の惑星 (スコア:1)
というかそれの元ネタの「アルジャーノンに花束を」 [wikipedia.org](1966) という作品があるんですよ。
作者は先日なくなったダニエルキイスです。
Re:鼠の惑星 (スコア:1)
元コメの方はそれは当然ご存知の上で書いていると思いますが…
『花束を』の方のアルジャーノンは通常のマウスであったアルジャーノン自身を手術で改良したものであることがわかってますから遺伝的な要素はない。
そもそもあれは発表当時のアメリカを(おそらく)舞台にした作品ですから2014年現在から見れば過去の物語。今回できた高知能マウスの子孫ということはあり得ない。
遺伝するとしたら、近未来SFであるダーティペアの方のアルジャーノンの先祖ってこともありうるよね…、というネタふりだと思いましたが。
タイトルでは猿の惑星に触れ、コメントではテラフォーマーズに言及してるあたり、30年以上オタクを続けてるコアな方だと思いますが…。
(ダーティペアの「方の」アルジャーノンと書いてあれば元ネタを知っていることも示唆されてこんな無粋なコメントはつかなかったでしょうね。)
Re:鼠の惑星 (スコア:1)
BLも武侠も賭博もリア充もスペオペも等しく「ファンタジー」
Re: (スコア:0)
ネタも古そうなので良いお年だと推測。
すいません。
ちょっと引きますね。
Re: (スコア:0)
私もタイトルしか知らなくて、元ネタ読んだのは、だっぴゃ見た後です。
ユリの方が好き!
ほんまかいな (スコア:0)
もちろんノックアウトマウスですよね。
あんまり知らないですが拒絶反応を起こしたりしないんですか?
「猿の惑星」もいいですけど、「スタータイドライジング」も映画化して欲しい。めちゃくちゃみたい。
アルジャーノンと猿の惑星 (スコア:0)
またSFからFが抜けそうに…
※全てがSになる
Re: (スコア:0)
すこし?
すごい?
サイ?
スペース?
スペキュレイティブ?
#うるさい
Re: (スコア:0)
リクエスト (スコア:0)
次はウサギでお願いします。
コンチネンタルジャイアントみたいな大型種でぜひ。
Re:リクエスト (スコア:1)
メスのアンゴラウサギで実験後、そのウサギはグリア細胞の提供者の男性の孫娘に引き渡され、
孫娘の頭の上に居つくんですね。
らじゃったのだ
Re: (スコア:0)
ネコで実験するとネコがバカになります
Re:リクエスト (スコア:2)
より、可愛くなるということですか?
#賢くなっても可愛い。
Re: (スコア:0)
では逆にネコ並のカリスマと知能を持った人間を作れば世界征服も可能なのでは
Re:リクエスト (スコア:1)
そんなことをしたらネコが想像を越えて賢いことに気付いて平伏さずにはおれないだろう。
あれ?今と変わらない?
猿の惑星 (スコア:0)
猿でやらない理由は、リアルに猿の惑星になる可能性があるから?
マウスとサルじゃあ… (スコア:5, 参考になる)
- コストや期間(圧倒的にサル>>>マウス)
- 実験のセッティング(比較に使えるような均質なサルの一群って簡単に準備できる?)
- 結果の評価の難しさ(マウスと同等の指標で知能を判定してよいのか?)
…あたりが、まず大きな壁になるんじゃないでしょうか。
Re: (スコア:0)
そう懸念する声があるのと、
猿で実験することはそのまま人間にも適用できかね無いというさらなる懸念もあるでしょう。
でもこれだけ情報出たら、やる人はやるよね?公表はしないとしても。
人間並みの知能を持たせてもいい生物って何がある? (スコア:0)
いずれも将来的に人類の存続に悪影響がありそう。ナマケモノなら大丈夫か。
「だりー」「だりー」「だりー」
Re:人間並みの知能を持たせてもいい生物って何がある? (スコア:1)
「怠け者なまま思考が空転する」ならばいいですけど、
あのパワーと爪を活用して暴れ始めたら手が付けられなくなる可能性もありますよ。
・・・エネルギー供給側である消化器官がどうにかならない限り大丈夫かな・・・。
Re: (スコア:0)
のちのハタラキモノである
胎児の脳ってだれのを使ったんだ? (スコア:0)
著者関係者?
#「奴らはテレパシーを持っているんだ!」「戸棚の裏はネズミの卵でいっぱいだ~!」
知能は神経細胞だけにあらず? (スコア:0)
これって、グリア細胞のシグナル伝達の役割が想像以上に大きいのか、それとも、人のグリア細胞が提供する栄養やホルモンのバランスの影響で、シグナル伝達の主役である神経細胞と神経線維のネットワークが人間風に発達するのか。
リンク先のサイトを斜め読みする分には、人とマウスの星型グリア細胞の大きさや形状の違いを書いていますが、私には基礎が無いのでよく判りません。神経ネットワークを発達させる鋳型みたいなものでしょうか?
最初に読んだ時、サポートするための細胞を変えると賢くなるというのは、CPUの供給電圧を上げて冷却を強化してオーバークロックを試みるようで、巧くすると人間の脳からも設計以上の能力を引き出す方法を導けるのじゃないかと感じました。神経細胞の方が耐えきれなくなったらアルジャーノンになってしまいますが。
Re:知能は神経細胞だけにあらず? (スコア:2, 参考になる)
私はキーポイントは突起の数だと思います。
突起の数は接続数ですから、「ある神経細胞Aから、他の細胞を経由して、別の神経細胞Zへ刺激を伝える」という条件において、「三叉路だけを用いて線路を作る場合」と、「十字路で線路を作る場合」を比べると十字路の方がAからZへつなげる方が経路が多くなり、逆にその複雑さの分だけ「経由する他の細胞」が減ることになります。つまり、単純な路線図ではA->B->C->D->としか経路が繋がっていないかもしれませんが、突起の数が増えてBがCとDの両方に繋がっている場合はCを飛ばしてA->B->D->E->という経路が可能になり、その回路は伝達時間とエラー発生確率の両方の面でボーナスがつくことになります。この場合、トレードオフになるのは燃費なんでしょう。
同じ神経細胞でも、感覚神経なら細胞の物理的に長くすることによって経由する細胞の数を減らすことができますが、中枢神経は、三次元的に大量の神経細胞が並んでいるので、一つを大きくすると別の経路を邪魔し、また全体の細胞数も減るので、この戦略は使えません。すると、結果的に間に入る細胞に「繋がる数」を大きくとるのが高性能化にとって効いてくるんじゃないですかね。
Re:逆じゃないか (スコア:1)
さいとうたかをが週刊少年サンデーで45年位前にマンガで描いたバットマンにそんな登場人物がいたな。ゴリラの筋力と鷹の目と嗅覚がDNAインポートだったかどうだか覚えてなくてモロー博士の島みたいに外科手術のみだったかよくおぼえていないけど。
Re:逆じゃないか (スコア:1)
こやま基夫さんの「エンジェルノート」がそんな話だっけ。
主人公の男の子のクローンの女の子。
その子は触れた生物のDNAを取り込んでその生物の特徴を持った姿(獣娘)に変身する。
元に戻るにはオリジナルのDNAが必要なため主人公とキスをする、というコメディ。
らじゃったのだ
Re:逆じゃないか (スコア:1)
「同じDNAを導入したら同じ器官がちょうどよく作られる全生物共通の工場システム」が細胞内に存在するんだったら話は簡単なんですけどね。
鷹のDNAを人に導入しても、人の顔の目の位置に鷹と同等の機能を持って使用可能な目がハメ込まれる可能性はものすごく低い。
とか、そういうめんどくさいことを考えるなら、後付けで行こうぜ後付けで。
機械と神経をつなぐ研究がある程度進んでるんだから、鷹の目→翻訳機械→人の脳ができる理屈だよ!
頸の後ろにジャックインして鷹の目ゴーグル(ナマモノ)を装着しようぜ!
タカ!トラ!バッタ!
Re:逆じゃないか (スコア:1)
トラと簡単に言うけど、ネコ科でも顎の力、ジャンプ力、猫パンチの威力、最高速度で走る時間、それに見合った体格などあちらをたてればこちらがたたずな条件が多々あって最強のネコ科動物(スーパーキャット)のデザインは机上の産物どまり。
そうであればバランス無視のモンスター創造の方向一本に目標を絞った方が理想に近いんじゃないだろうか。
// …と先日のNHK ETVの番組(製作はイギリス)をみた感想を述べてみる。
Re:ムッシュバラバラ (スコア:1)
1970年頃はそうだったかもしれません。
後年は知性化関係なくモナムールに昇進します。