
メートル法への移行を提案する米大統領候補 186
ストーリー by headless
換算 部門より
換算 部門より
2016年の米大統領選に向けた民主党の予備選への出馬を表明しているリンカーン・チェイフィー氏が、メートル法への移行を提案しているそうだ(CNN Politicsの記事、
The Guardianの記事、
Slashdotの記事)。
チェイフィー氏はバージニア州のジョージ・メイソン大学で出馬表明演説をし、「世界の他の国々に仲間入りし、メートル法に移行しよう」と述べている。CNNのインタビューに対しては「国として国際主義者になる」ことを強調。メートル法への移行にはコストがかかることを理解しつつ、移行による経済効果がコストを上回ると述べたとのことだ。
チェイフィー氏はバージニア州のジョージ・メイソン大学で出馬表明演説をし、「世界の他の国々に仲間入りし、メートル法に移行しよう」と述べている。CNNのインタビューに対しては「国として国際主義者になる」ことを強調。メートル法への移行にはコストがかかることを理解しつつ、移行による経済効果がコストを上回ると述べたとのことだ。
日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:5, 参考になる)
日本では、国際単位系(SI)等の、法律によって使用が認められた計量単位以外を、取引又は証明への使用することは犯罪です(罰則有り)。また、目盛などに使用が認められた計量単位以外が記載(併記を含む)された計量器などを販売、又は販売の目的で陳列することも犯罪です(罰則有り)。
例えば、「インチ」を目盛などに記載したメジャーや「ポンド」を目盛などに記載した計量器などを販売、又は販売の目的で陳列することは、計量法第9条 [e-gov.go.jp]によって固く禁止されています。違反した場合、50万円以下の罰金に処せられます。気軽な気持ちで違法な「メジャー」などをネットで販売してしまう愚か者 [venustap.jp]も居るようですが、逮捕されて有罪判決を受けるかもしれないので気をつけて下さい。
ちなみに、グレーゾーンが色々ありまして、不動産の契約書に、「○○坪」などと表記することは明確な犯罪で、不動産の広告に「○○m2・○○坪」などと併記するのも犯罪です。しかし、「○○m2(○○坪)」と表記すれば、括弧で囲まれている情報は単なる参考情報であって併記では無いのなのだから問題が無いといった解釈がまかり通っているようです。また、テレビ・パソコンのモニター等で行われている○×型というような表示は、製品の種類、規格等を示すものであり、消費者もインチ表示として捉えるのではなく、テレビ・モニターの種類、規格等を表すものとして理解した上で、製品の購入の際の判断をしているものと考えられるので、○×型という方式で表示を行う場合、非法定計量単位を用いたことにはならないという解釈があります [meti.go.jp]。しかし、「○○インチ」という表記を行うと罪に問われる恐れがあります。
この法律のポイントは、使ってはいけない計量単位がブラックリスト方式で定められているのではなく、使ってよい計量単位がホワイトリスト方式で定められているということです。そのため、脱法ドラッグのような抜け穴がありません。
具体的には、
を計るために使ってよい計量単位は、
Re:日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:5, すばらしい洞察)
>気軽な気持ちで違法な「メジャー」などをネットで販売してしまう愚か者 [venustap.jp]も居るようですが、逮捕されて有罪判決を受けるかもしれないので気をつけて下さい。
ところが実際はほとんど逮捕されていない。
計量法がこんなザル法になってるのには歴史的経緯があるのです。
1972年、放送作家の永六輔は知り合いの指物師から「曲尺(尺で表記された金属定規)を使って仕事をしたら警察から計量法違反だと呼び出しを受けた」という相談を受けた。義憤を感じた永六輔は自らのラジオ番組『誰かとどこかで』で尺貫法復権を提唱、曲尺や鯨尺(尺表記の和裁などに使う竹製の物差し)を作らせ販売、警察に「私が鯨尺を密売している永六輔です。逮捕して下さい」と出頭するというデモンストレーションを行い、「計量法云々」の芝居の全国公演をするなど批判運動を展開。
その結果として1977年の計量行政審議会で「曲尺や鯨尺は尺に相当する長さの目盛りが付いているがあくまでメートル法に基づく定規である。曲尺は1/33メートルごとに目盛りが、鯨尺は1/26.4メートルごとに目盛りが付いているだけで計量法には違反していない」という見解が示され合法という判断が下されたのです。
永六輔氏はこの運動について最近こうコメントしています。
「僕はメートル法より尺貫法のほうがいいと訴えたわけじゃない。法律の決めかたや適用にあいまいで筋の通らないところがあるから、ちょっとヘンだ、と言ったり書いたりしただけ。尺貫法を必要としているのは、おもに年季の入った職人衆。そんな人たちを捕まえて罰するのは、国家として、とても乱暴なことですよ」(朝日新聞、2012年4月21日)
私は「法律は正しいのだ。なぜなら法律だからだ」とばかりにメートル法以外の使用を犯罪だと断定し違反者を愚か者と断じるPrintable is bad.氏よりも、まず最初に「その法律は正しいのか?」と疑い、正しくないと判断したなら法を破ってでも他人の自由を守ろうとする永六輔氏のような人物をこそ尊敬します。
「測量法」は素晴らしい法律だと思う (スコア:2)
前半部分のお話、知らなかったので勉強になりました。確かに、目盛がついているだけであれば、そういった詭弁も成立しますね。
"inch" などと単位が明記してあったり、切り替えが可能なスイッチがある場合 [naver.jp]にはその論理は通用しませんが……。
この部分は、完全に誤解です。
私も『まず最初に「その法律は正しいのか?」と疑い』ます。その証拠に、道路交通法を読んで問題点だらけだと感じたので、私は5日前に 自転車で道路交通法を守ると、大渋滞・事故多発は必至 [srad.jp] という書き込みを行いました。もし、『法律は正しいのだ。なぜなら法律だからだ』といった考えならば、法律を遵法する大渋滞・事故多発といった書き込みは行わないはずです。
「測量法」に関しては、条文を読んだ上で、その崇高な理念に感動したので、布教も兼ねて長文の書き込みを行ったのです。世界中の人がこの「測量法」を守ったら、生活はより便利で豊かになり、科学の発展にも寄与することでしょう。
あなたは、旅行などでアメリカに行ったことがありますか? 私は、様々な不合理な単位が乱立しており、不便でどうしようもない状況であると感じました。
レンタカーを借りて、カーナビで目的地を設定して運転してみると、こんなアナウンスがされます。
In a half mile, turn left at K.Y. street.
In a quarter mile, turn left at K.Y. street.
In one thousand feet, turn left at K.Y. street.
In a 100 feet, turn left at K.Y. street.
それぞれ、804.672 m、402.336 m、304.8 m、30.48m です。
距離の長短などによって単位が使い分けられる訳ですが、1 mile = 1760 yard = 5280 feet = 1609.344 m なんで状況じゃあ、換算も困難です。
また、mile といっても1つではなく、現在よく使われているのだけでも international mile、U.S. survey mile、statute mile、international nautical mile と色々あるようです。
一方、SI単位系は 1 km = 1,000 m = 100,000 cm = 1,000,000 mm と換算できます。なんと合理的で素晴らしいことでしょう。
「SI単位系は大変素晴らしいのだから皆で使うように」と教育したとしても、科学が発展していない自体の昔からの悪い習慣というのはなかなか変えられません。そのため、罰則付きの法律でSI単位系を強制する必要があるのです。「強制」という単語は「自由」とは正反対で束縛される印象がありますが、測量法の場合にはヤード・ポンド法といった不合理で迷惑な単位系による支配から開放されて自由になれるのです。
Re:「測量法」は素晴らしい法律だと思う (スコア:2)
アメリカ在住者にとってはマイルとフィートの方が直感的に分かりやすいのに,なぜ日本人の視点でそこまで理屈をこねて反論しなければならないのか。
それに,アメリカでも小学校からメートルもキログラムも習うのでみんな知ってる。
日常生活で使わないだけ。使う必要がないから。
Printable is bad.氏は計量単位と日常的に使用する単位をごっちゃにしているのでは?
アメリカもメートル条約加盟国。
Re:犯罪とは言い過ぎでしょう (スコア:2)
>前二条及び前項に規定する計量単位のほか、海面における長さの計量その他の政令で定める
>特殊の計量に用いる長さ、質量、角度、面積、体積、速さ、加速度、圧力又は熱量の計量単位
>及びその定義は、政令で定める。
とあり、具体的には計量単位令 [e-gov.go.jp]別表第六で、それが定められています。
たとえば宝石の質量を表すカラットとか、真珠の質量を表す「もんめ」などは使用する事が出来ます。
確か、「もんめ」は、国際的にもこの単位で取引がされていると思います。
Re:日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:2)
感動度が無い、だと…!
Re:日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:4)
計量法の「別表第一」を確認してみましたが、私のコピペミスではなく、原文の「質量」のところに「キログラム」と「グラム」の両方がありました
「計量単位に十の整数乗を乗じたものを表す計量単位」(測量法第5条)として、接頭語(キロとかミリとかマイクロとか)を付けた単位は認められているので、「キログラム」と「グラム」を両方書く必要は無いはず。「電流」のところに「アンペア」があっても「ミリアンペア」や「キロアンペア」は無いのに、「質量」のところに「キログラム」があるのは変な話。無駄な冗長な記載ですね。
経済産業省によると [meti.go.jp]、「仕様書」や「性能証明書」や「カタログ(カタログ通販などカタログの表記のみで購入の判断がされるもの)」は「取引又は証明に当たるもの」とされているようです。一方、「契約書に参考として添付された資料」「機械の取扱方法などを説明した取扱説明書」「目安としての数値が記載されたパンフレット」「カタログ(カタログ通販などカタログの表記のみで購入の判断がされるもの以外)」は、 「取引又は証明に当たらないもの」だそうです。提示していただいたWebページのタイトルは「主な仕様」ですが、これが「仕様書」ならば「インチ」の表記は違法表記であるし、「目安としての数値が記載されたパンフレット」ならば「インチ」の表記が認められることになります。(経済産業省の解釈が法的に正しいと仮定した場合)
ざっと調べてみたところ、計量法違反は大手の間でも平然と行われていて警察も放置している [naver.jp]こともあって、こういったケースでの検挙例も判例も見つけられませんでしたorz
Re:日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:1)
重さの基本単位は、キログラム [wikipedia.org]で、
グラムはキログラムの1000分の1と定義されるからでしょう。
Re:日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:1)
そっか、グラムだとCGS単位系だもんね。
Re:日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:1)
意図的にか分からないけど、元コメントでは二つの禁止事項を併記してわかりにくくなってます。
取引又は証明にSI以外の単位系を用いること。
SI以外の単位系の計量器を販売目的で陳列すること。
これがNG。
取引の際に、SI以外の単位系で計量器以外の商品を販売目的で陳列するのはOKです。
なのでパンフレットや説明書等も大丈夫。
何がOKで何がNGかは、経済産業省のQ&Aを見るといいかも。
http://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/techno_infra/51_qanda_tani.html [meti.go.jp]
Re:日本では、国際単位系(SI)等以外の使用は犯罪です(罰則有り) (スコア:1)
国内メーカーは "インチ" を避けるため、一時期 "~型" で表記していました。
3.5型フロッピーディスク、とか。
最近の一般向けカタログはまたインチ表記に戻ったようです。
アレゲなニュースと雑談サイト
「続きを読む...」が機能していない模様 (スコア:2)
改めて見ると、確かに長すぎて邪魔になっているようです。次回から気をつけます。
長いコメントは自動的に折りたたまれる(コメントの一部分のみが省略されて「続きを読む...」をクリックしたときだけ全文表示される)と思いきや、バグで機能していないようですね。Slashdot.jp から スラド になってからでしょうか……?
「続きを読む...」というリンクが表示されるだけで、記事のコメント部分の省略が行われずに、全文が常に表示されているようです。
アメリカに行くと (スコア:5, 興味深い)
時計以外の数字は全て単位が違うって言われたなあ。温度、距離、重さくらいは統一して欲しい
Re:アメリカに行くと (スコア:3)
Re:アメリカに行くと (スコア:2)
×ふつうのアメリカ人
△ふつうのレッドネック
○アメリカ南部の白人系蛮族
Re:アメリカに行くと (スコア:1)
アメリカ合衆国に限らないと思うのだけど。パリ大学 [univ-paris1.fr]のページ見たら連絡先の住所の表記順は英語におけるそれと似たような感じですよ。
モスクワ大学も同様だったので住所表記の件はアメリカ合衆国のせいじゃない。
Re:アメリカに行くと (スコア:1)
>URLはアメリカ人が決めたのだろう。
違うです。
ティム・バーナーズ=リーはイギリス出身。
彼がURLを開発した時はCERNで働いていた。
そうすると…… (スコア:4, おもしろおかしい)
この人が大統領になった場合、いつの日か、自転車のタイヤやらモニタ/TVやらの大きさがセンチで表わされたり、解像度の単位がdpc(dots per Centimetre)になったりするんだろか??
自転車のタイヤ (スコア:1)
ママチャリ系統は26型(インチ)などはインチ系を使っていますが、
マウンテンバイク、ロードバイクは mmですね。
Re:自転車のタイヤ (スコア:2)
あぁ、そうだったんですか
ママチャリしか買った事が無いので、自転車のタイヤの大きさ=インチ表示だとばかり……
Re:自転車のタイヤ (スコア:1)
ママチャリ系統は26型(インチ)などはインチ系
前輪の車軸のナットは14mm、後輪の車軸のナットは15mmとカオス。
バルブは英式。
Re:自転車のタイヤ (スコア:2)
ペダル軸のネジは9/16インチ
ペダル軸を外すための切り欠けは15mm
そして英式バルブはイギリスでは使われていないw
カオス
Re:自転車のタイヤ (スコア:1)
Re:そうすると…… (スコア:1)
フロッピーディスクの大きさが実はSI単位系ですよねえ。
90mmを3.5インチ、130mmを5(.25)インチと、
むりやりインチで呼んでましたが。
馬力 (スコア:1)
馬力も国によって定義が違ったりという問題を抱えていて、自動車やバイクの出力ではSI仕様のW(ワット)も表記するようになったけどいまいち普及してるとは言いがたい。
慣れていた単位を切り替えるのは大変よね。
出版業界 (スコア:1)
dpi、ppiもdpm、ppmになったりするのかしら。
移行期間中は大混乱必至だなぁ。
Re:出版業界 (スコア:1)
メートル法に移行した他の国ではそんな単位使ってるの? 少なくとも日本は違うみたいだけど。
# 考えてみると「級」とかいうガラパゴス単位からわざわざヤード・ポンド法に移行したのか。
Re:出版業界 (スコア:2)
> # 考えてみると「級」とかいうガラパゴス単位からわざわざヤード・ポンド法に移行したのか。
ガラパゴス単位と言われると違う気がする。Q数制 [wikipedia.org]にもあるように Quarter mm(=0.25mm)なので、Q数(級数は当て字)のベースはメートル法でしょう。
あと、わざわざ移行したというより、写真植字機から DTP に移行したら、Mac の世界がポイントだったというだけで、同じシステム上で単位を変えたわけでは無いと思う。
一方マイレージは (スコア:1)
弊社のマイレージプログラムはキロメートル表示になりますのでXX月XX日より1.609344倍になりますとか。
Re:メートル法への移行にはコストがかかることを理解 (スコア:2, 参考になる)
>確かに天文学的費用が掛かるだろうし、飛行機だって何十機と落ちるだろう。
メートル法とフィート・ポンド法の勘違いによって墜落し、文字通り天文学的損失を出したNASAの火星探査機 [wikipedia.org]があってだね……。
Re:メートル法への移行にはコストがかかることを理解 (スコア:2)
>文字通り天文学的損失
「マーズ・クライメイト・オービター 費用」でググるとおよそ2億ドルってでるから、額自体は大した額じゃないな、と思ったら、「天文学的額の損失」じゃなく「天文学的損失」か。たしかに。
Re:メートル法への移行にはコストがかかることを理解 (スコア:1)
飛行機は全世界的にフィート・ポンドでやってない?
アメリカ国内での移行についての話とは違う気がします。
Re:メートル法への移行にはコストがかかることを理解 (スコア:3, 興味深い)
アメリカが全世界に押し付けただけです。
その長さ単位だけで、水平距離はマイル(航空業界は国際海里を使用)、垂直距離はフィート(国際フィート)、機体・機器長さはインチ(アメリカインチ)、酷い物です。
Re:メートル法への移行にはコストがかかることを理解 (スコア:5, 興味深い)
ギムリー・グライダー [wikipedia.org]の逸話ですかね。
かの787でも、試験飛行中に主電源がダウンして、ラムエア・タービン回して生還した話があったな。
Re:メートル法への移行にはコストがかかることを理解 (スコア:3, 興味深い)
メートル法とヤードポンド法をちゃんぽんに使って行方不明(破壊)になった火星探査機があります
マーズ・クライメイト・オービター [wikipedia.org]
Re:メートル法への移行にはコストがかかることを理解 (スコア:2)
なんで1.6倍?1.852倍じゃないの?
Re:なにそれ?おいしいの? (スコア:1)
生活の中で意識すること無く使ってる度量衡単位が変えられるのなら
争点にはならないどころか、国民的猛反対の嵐でしょ
Re:なにそれ?おいしいの? (スコア:1)
どっちかというとこっちでは。
自動車関連とか盛大にバッシングすると思われ。
Re:移行を強制できるのか (スコア:1)
ヤードポンド法の単独表記容認 ← 今此
↓
SIとヤードポンド法の並列表記強制
↓
SI強調or単独表記強制と、ヤードポンド法参考従記容認
↓
SI単独表記強制
こりゃ半世紀掛かりだな
# どうせなら、温度も「K」、速度も「m/s」、角度も「rad」、電力量も「J」にしちゃえば?(日本でも目処が立たない)
Re:移行を強制できるのか (スコア:1)
Re:移行を強制できるのか (スコア:2)
例えるなら,質量[kg]と,その質量が地表近くで持つ
重力ポテンシャルエネルギー[kg m/s^2 m]=[J]の関係
ですな.
電気エネルギーの場合,ポテンシャル[V]が[J/C]で
定義されていて,それに電気量[C]を掛けることで
エネルギー[J]になります.
電力量は,電力[kW=kJ/s]に時間[h]を掛けた,電気独特
のエネルギーの単位で,1kWh=3.6MJ.「電力」と
「電力量」を勘違いした議論はここでも時々見かけます.
Re:移行を強制できるのか (スコア:1)
電力量はエネルギーなのでJ:ジュールで合っていますよ。 電気量(電荷量)C:クーロンはぶっちゃけ電子の量ということだけなので、100Vで1C動かした時と240Vで1C動かした時では電力量は2.4倍になります。
Re:移行を強制できるのか (スコア:2)
OrchidのビデオカードでもKelvinの方が速かった気がする
Re:民主党「アメリカはメートル法を使うべきだ!」 (スコア:1)
民主党であってもそう主張しないのが不思議でなりません。
アメリカ人って自分のスタンダードを押しつけるのは好きでも、
余所のスタンダードは受け入れられないって印象があるので、
選挙負けるんじゃないかと人ごとながら心配になります。
Re:民主党「アメリカはメートル法を使うべきだ!」 (スコア:1)
今までは、ですよね。
中国、EU、といった規模の大きいライバルがいる今、
「多数派」に合わせるメリットが、俺スタンダードより大きくなったということです。
でも選挙したら、メートル法主張することは不利にしか働かないと思うw
Re:民主党「アメリカはメートル法を使うべきだ!」 (スコア:1)
TPPで参加国にメートル法が強制されないんだからマジアメリカの言いなりになるだけの条約だ
Re:日本も和暦をやめようぜ (スコア:2)
まったくそのとおり。西暦から一意に定まらない暦なんて危なくてしょうがない。
平成が年の中途半端に終わると、たぶんみんな実感して西暦に移行できそうな気がする。(あと、順当にいけば次の次は短いかも知れないし…)
Re:日本も和暦をやめようぜ (スコア:2)
問題:1989年 [wikipedia.org]は元号でいつか。
Re:日本も和暦をやめようぜ (スコア:2)
年以外の情報(月、日)が必要というのは、西暦年から一意に決まるとは言いません。
Re:日本も和暦をやめようぜ (スコア:2)
> 集合論より「一方の世界 (集合) の各メンバー (要素) に、他方の世界 (集合) のメンバー (要素) が一つ、しかもただ一つ対応する」
> =「一方の要素に他方の要素が一つ、しかもただ一つ対応する」事を、「一意対応」と呼ぶ。
私が元号では一意に定まらない例として西暦1989年をあげているのに、自分※で1989年は(日付により)昭和64年か平成元年かのどちらかに対応する(=他方の要素の二つに対応する)と書いておきながら、「一方の要素に他方の要素が一つ、しかもただ一つ対応する」というのは矛盾していると思わないのだろうか。
※ 同じ匿名の臆病者かどうか知るすべは無いが…
たぶん西暦 [wikipedia.org]などの紀年法 [wikipedia.org]を、知っててか知らなくてか暦 [wikipedia.org]との違いを無視しているんだろうけど。