
米カリフォルニア州の小学生、DNA情報を理由に強制的に退学させられる 33
ストーリー by hylom
このようなケースは増えるのだろうか 部門より
このようなケースは増えるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
米カリフォルニア州の小学校で、遺伝子性疾患の1つである嚢胞性線維症の原因となる遺伝子マーカーを持っているという理由で生徒が強制的に別の学校に転校させられるという事案が発生したそうだ(らばQ、WIRED、Reddit)。
米カリフォルニア州では、遺伝子性の肺疾患を持つ子供は伝染性の感染症にかかりやすいことから、お互いに近づいてはいけない、というルールがあるとのこと。問題の舞台となった小学校にはすでに嚢胞性線維症を煩う2人の兄弟が通っており、その両親がChadamさんの転校を要求したという。しかし、強制的な退学を言い渡されたColman Chadamさんは嚢胞性線維症を発症させる可能性のある遺伝子マーカーを持っているものの、実際には発症していないという。
そのため両親は「遺伝子的な差別を受けた」として学校らに対し訴訟を起こしたという。この訴訟は遺伝子を原因として差別を受けたことに対する訴訟として注目されているそうだ。
悲しいですね (スコア:2)
> 性線維症を煩う2人の兄弟が通っており、その両親がChadamさんの転校を要求した
病気の性質上、仕方ないのかもしれませんが…
追い出したのは学校ではなく、同じ苦しみをもった家族なんですね… 協力関係にはなれなかったのか…
Re:悲しいですね (スコア:2)
>追い出したのは学校ではなく、同じ苦しみをもった家族なんですね… 協力関係にはなれなかったのか…
いろんな手段が取れると思うけど、学校との関係性で地位が高いほうの要求だけが優先されたんすかね。
寄付金が多いとか古くからその土地にいる名家(?)。
両者で協議した上でどちらかが移動するとか
なんらかの位置確認ガジェットを利用して常にお互いの居場所を把握して近づかないようにするとか
さっと考えつくようなことは既出なんだろうけど。
Re:悲しいですね (スコア:1)
もし、どうしてもどちらかが退学しなければならないのなら、
すでに通っている人のほうが優先されるのは理解できる話です。
すでに受けてきた教育や、友達や先生との人間関係などの蓄積がありますから。
べつに地位とか寄付金とか名家とかいう理由を持ち出す必要も無いと思います。