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医療

テロメアを修復して細胞を若返らせる手法、実験に成功 34

ストーリー by hylom
不老の世界は実現するか 部門より

英University of Exeterの研究者らが、細胞の老化を「治療」する手法を考案したそうだ(BMC Cell Biology掲載論文WIRED)。

この手法は、DNAの一部であり細胞分裂のたびに短くなる「テロメア」を長くするというもの。テロメアは寿命を決める因子とされており、これによって老化した細胞を若返らせることができるという。 実験では、実際にいくつかの細胞を「若返らせる」ことに成功したという。

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  • グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸とかの次はこれになるのかな>サプリ商売業界

    老化した細胞のスプライシング因子を再び活性化させる鍵となったのは、赤ブドウ、赤ワイン、ダークチョコレートなどにも含有される「レスベラトロール類似体」と呼ばれる化学物質だ。これを適用された培養細胞を観察すると、数時間のうちにスプライシング因子が活性化し、老化細胞は若い細胞のようにふるまい、分裂を始めたという。

    • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 8時25分 (#3350365)

      もうとっくにレスベラトロール水とかレスベラトロールクリーム出てるよ。主婦は情報早いからねw

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 8時42分 (#3350376)

        それは毛は^H^H頭の皮膚にも効きますか?

        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 9時12分 (#3350397)

        主婦が情報早いのではなく、サプリメーカーが早い。サプリのカタログチェックしてる主婦はそれ見て知るから結果として情報早くなってるけど、それは相関があるだけ。
        テロメアも老化によって短くなるけど、それは老化の結果そうなってるという相関があるだけで、テロメアを長くしても若返りはしない気がするな(例えるなら皮膚の皺をなくす薬作っても寿命は延びないようなもの)。どうなんだろ?

        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 8時37分 (#3350374)

    でますね。この話。特に年明けから春先にかけて。
    そして夏になるころにはさっぱり影も形もなくなるという。
    昔は永久機関とかでしたね。その前だと錬金術かな?鴨さんいくらでもいますね。

  • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 8時42分 (#3350377)

    しっかりテストしてほしい

  • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 9時10分 (#3350395)

    細胞分裂のたびに起こる修復されなかった複製エラー、活性酸素や放射線によって入る変異といった、DNAの変異の蓄積の結果、
    「細胞分裂とか、ヘタに色々な活動をされるとエラーが入ったコードに触っちゃってマズいことになるから、分化した細胞は、(エピジェネティクな制御なんかによって)指示された活動内容だけを静かに淡々とやる」
    というのが、老化を受け入れつつ個体としての恒常性をなるべく長く維持するために選択された結果だと思うのだが、
    そういうDNA修復を直さずに、テロメア伸ばして細胞周期回してもガンになる確率が上がるだけ、という結果にならんのかな?

    • by Anonymous Coward

      何事も初期に設定した寿命を引き延ばして運用する国を見て「コレだ!!」と思いました。 by 英研究者
      年金とか、発電所とか。

      • by Anonymous Coward

        ああ、キャラクターの著作権のことですね

    • by Anonymous Coward

      細胞の少子高齢化。

      #少子?
      #細胞数が減らないから分裂しなくなったりして。

    • by Anonymous Coward

      永遠に生きるためには欠陥技術だとしても
      老後も若々しい状態で生きることができるなら受け入れられそう

    • by Anonymous Coward

      今度はDNA修復系酵素の活性化だな

    • たしかに単に,癌になっているだけ,という可能性はありますね

      老化のメカニズム,癌のメカニズム,どちらも未だ解ってない事だらけなので
      引き続き研究をすすめてほしいですね

    • by Anonymous Coward

      テロメアよりはミトコンドリアDNAの変異とかの方が老化への影響大きそうに思える

    • by Anonymous Coward

      「老化でmtDNAに突然変異は蓄積しない」「老化は可逆的変化:核ゲノム修飾」とする最近の研究がありますね。
      https://www.tsukuba.ac.jp/wp-content/uploads/web150522hayashi.pdf [tsukuba.ac.jp]

      細胞にグリシン添加で呼吸活性が回復したのでマウスへのグリシン投与実験を行う予定とのことだったが、その後どうなったのだろう?

    • by Anonymous Coward

      ベストマンを作るつもりが、カンケルを生み出してしまうのだ

  • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 10時24分 (#3350436)

    TTLと似たような仕組みで生命ってやはり偉大だなー。

    • by Anonymous Coward

      最近 これ [amazon.co.jp]を読んで、テロメアが短くなる理由は細胞分裂のときに末端部分が物理的に複製できないか

      • by Anonymous Coward

        まだ完全に解ったわけじゃないと思いますが、モデル生物(植物)のシロイヌナズナの研究などでは、茎頂分裂組織でテロメアを伸ばすテロメラーゼ遺伝子が発現していて、それによってテロメアの伸長がなされていると考えられています。
        ちなみに、ヒトなどの高等動物では、生殖細胞や癌細胞でのみテロメラーゼが発現するようです。

    • by Anonymous Coward

      偉大なら老化しない仕組みに最初からしてくれんだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2018年01月25日 10時40分 (#3350443)

    DNA修復系に情報理論を適用してエラー訂正系を拡張するんだ
    # 人類がそんなマイクロマシン酵素に行きつく前に
    # イエローストーンとか 近傍超新星とか 宇宙の熱的死とか

    • by Anonymous Coward
      個体レベルではよいかもしれないですが、集団レベルでみると進化が抑制されるので、環境の変化により淘汰されそう。
      • by Anonymous Coward

        そんなこと(エラー訂正)ができる技術レベルなら、
        環境の任意チューニングなんか簡単にできるでしょうよ

    • by Anonymous Coward

      肉体の不死が先が記憶の移植が先か

  • 超抗老化超長寿命で200歳ぐらいまで40-50歳ぐらいの肉体年齢で生きられるかも、
    しかもSFではなくあと数十年で出来るかもしれない

    • by Anonymous Coward

      脳細胞がそんなに持たない

      • by Anonymous Coward

        電脳化の方向で。

        ネットは広大

    • by Anonymous Coward

      そこまで技術が進んだなら40、50なんてありがたくない年齢じゃなくて、10、20の若々しさを維持したい。

  • by Anonymous Coward on 2018年01月26日 12時56分 (#3351096)

    https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/201108060000/ [rakuten.co.jp]
    > 増殖されたHeLa細胞の総量を秤に乗せると、5000万トンを越え(日本が輸入する年間食料全体に匹敵する)、すべて平面につなげると1億キロメートルを優に越える。

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一つのことを行い、またそれをうまくやるプログラムを書け -- Malcolm Douglas McIlroy

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