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サイエンス

骨格の分析で「始祖鳥は飛べた」説が補強される 47

ストーリー by hylom
飛べない鳥か、それとも 部門より

は虫類と鳥類の両方の特徴を持ち、鳥類の先祖であると言われている始祖鳥については、空を飛べたのかどうかについて長い議論が続いている。翼のような器官を備えているが、化石などからうかがえる体の特徴から実際には空を飛ぶことはできなかったと推測する意見もある。これに対し、始祖鳥が空を飛べた可能性があるという新たな論文が発表された(ナショナルジオグラフィックNature Communications掲載論文)。

この論文は始祖鳥の前肢の構造について分析したもので、これによると始祖鳥の前肢は現代のウズラやキジの構造に近いことが分かったという。そのため、これらと同様に始祖鳥も空を飛ぶことができたのではないかと分析されている。ただ、現代の鳥類のような羽ばたきはできないことも分かっており、まだまだ決定的な証拠とは言えないようだ。

今回の研究では、X線を使って非破壊的に化石を分析し、これによって骨の厚さなどを検証したという。こういった手法についても評価されているという。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by terra4 (46371) on 2018年03月23日 21時10分 (#3381385)
    ただの爬虫類だ
    • by Anonymous Coward

      🐧「!?」

      • by Anonymous Coward

        いつの間にか鳥類って爬虫類の一種に格下げされてたらしいんだ。

    • by Anonymous Coward

      そこは「ただの恐竜だ」というのが正しいんじゃない?
      恐竜と爬虫類は共通の祖先から枝分かれした別の種であり、恐竜が鳥類の祖先とされてるらしいから。

      • by Anonymous Coward

        爬虫類>恐竜>鳥類だった。すみません。

  • by hjmhjm (39921) on 2018年03月25日 10時20分 (#3382070)

    骨ってどこまで信じていいの?

    https://togetter.com/li/1211686 [togetter.com]

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 16時30分 (#3381189)

    昼飯抜いたせいか、「始祖鳥は食べた」、と読んだ我にエサを与えよ

    • Re:Edible Archeopteryx (スコア:2, おもしろおかしい)

      by Anonymous Coward on 2018年03月23日 16時38分 (#3381197)

      鳥ささみの始祖巻きはおいしいからなぁ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      「HAL」(あさりよしとお)で恐竜料理やってたっけ。

      • by Anonymous Coward

        あさりよしとおは「なつのロケット」とか、中坊がちょっと背伸びをした漫画がうまいよね

      • by Anonymous Coward

        1982(昭和57)年のコミックス「生物45億年??」(団獅子丸/講談社なぞふしぎシリーズ)でも、
        ジュラ紀の恐竜を鉄板焼きにして食ってたな。焼き肉&目玉焼き。
        石炭紀では三葉虫の佃煮とアンモナイトのつぼ焼きも・・・

      • by Anonymous Coward

        あさりよしとおなら「細腕三畳紀」あたりで、三葉虫で料理勝負してなかったっけ。

        味では買ったが、食中毒にまけた。
        #「ミスター味っ子」のパロ?

        やっぱ恐竜は鳥みたいな味がするんだろうか。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 16時33分 (#3381191)

    飛べません

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 18時32分 (#3381291)

    骨がどうであろうと、始祖鳥が飛べない理由がない。

    • by Anonymous Coward

      滑空と(羽ばたき)飛行くらい区別しない?

      • by Anonymous Coward

        烏賊はロケット噴射で推進し、空力揚力で飛んでいるのよ。

        • by Anonymous Coward

          崖から飛び降りようが、ダッシュして飛び上がろうが、カタパルトで吹っ飛ばされようが、ケツが爆発しようが、
          その後、継続的に重力を超える揚力を生成できないならそれ滑空だから……

          人が投げたボールやダンゴムシが短期的にホップしたとしてもそれ飛んでるとは言わないでしょ?
          せめてソアリングはしよう。

          • by Anonymous Coward

            成る程、飛行時間の過半を滑空していたメッサーシュミットMe163は、飛んでるとは言わないのね。

            • by Anonymous Coward

              何にもなる程じゃない。
              メッサーシュミットの飛行原理がいつからオーニソプターになったんだよ。

          • by Anonymous Coward

            滑空ってのは、空中姿勢をコントロールし続けなきゃいけないのだから、ダンゴムシのホップとは別次元だよ。

            • by Anonymous Coward

              だからね、イカが滑空するのやらは(羽ばたき)飛行じゃねぇっていってんのよ。
              ダンゴムシのホップするのも同じ。
              滑空は羽ばたき飛行じゃない。
              OK?

              で、始祖鳥は昨今のトリの様な羽ばたき飛行はできないけど、別の方法で飛行できたのではっていうのが、本題よ。
              滑空はできたかもねってのは初めから言われてるし、それすら出来なかったなんて誰も言ってないわけさ。

              頼むから日本文字じゃなくて文章を読んでくれよ。

              • by Anonymous Coward

                カモメやトンビが羽ばたくのは飛行時間全体で見ると1000分の1もないと思うんだけど、そういうのと区別つかないんじゃない?揚力の大部分は風から受けてるわけだから、滑空に位置エネルギーを持ち出すと話がおかしくなる。

              • by Anonymous Coward

                16分(だいたい1000秒)飛んで2~3回(1秒)程度しか羽ばたかないんだ。
                凄いね、妄想が。

              • by Anonymous Coward

                トンビが上昇気流を捕まえようとグルグルしてるのみたことないかな?数時間は羽ばたきせずにずっと上空に居るよ。3時間としても、羽ばたくのは10秒くらいじゃない?

              • by Anonymous Coward

                揚力を得るための推進力を羽ばたきによるか、ジェットによるか、位置エネルギーによるかは別に問題ではなくて、揚力を得る仕組みを積極的に利用していれば「飛べた」とみなすということでしょう。

                グライダーも、言葉の意味そのものの「滑空する物」で、自力で推進する仕組みがなくても揚力を得る仕組みを使って飛行しています。

                始祖鳥の場合、滑空距離が長ければ打ち下ろしによってさらに距離を延ばすことをしていた可能性もあり、これはナショジオの記事に出てくる「ねじれ抵抗」が羽ばたきを行っていた可能性を示唆しているということでしょう。
                ねじれ抵抗は、シンクロナイズドスイミングのパドリングのように翼の角度を変化させながら推進力を得るのに役に立ちます。

              • by Anonymous Coward

                見たことあるよ。
                んで実際に見りゃ分かるけど、気流は一定じゃないからバランス取るためにもわりと羽ばたいてるよ。
                数時間も見る必要もないからさ、今度妄想から抜け出して実際に見てみたら?

          • by Anonymous Coward

            その理屈だと凧は飛んでるってことか。

            • by Anonymous Coward

              そうだね、潜水艦は泳げるね。

          • by Anonymous Coward

            コトバンクの飛翔より(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説) [kotobank.jp]

            飛翔には基本的に運動のエネルギーによるはばたき飛行 winged flightと,位置のエネルギーによる滑空 glidingの2種類がある。

            滑空には,いわゆる重力による滑空とソアリング (帆翔あるいは滑翔。 soaring) の2種類がある。さらに重力による滑空には,方向を定めて飛立つものと,水平の動きは風にまかせてゆっくり降下する受動的なものがある。方向を定める重力滑空を行う動物には,体のさまざまな部位に,翼の代りとなる特殊な器官を備えたものが多い。例えば,魚類では胸鰭を大きく発達させたトビウオ,両生類では大きな蹼 (みずかき) をもつトビガエル,爬虫類では伸縮自在の皮膜を体側にもつトビトカゲ,哺乳類では前肢と後

            • by Anonymous Coward on 2018年03月24日 3時27分 (#3381540)

              追記
              始祖鳥は足の構造から地上棲と考えられているそうだけど、これが「飛ばない」と考える主な理由なんだと思います。
              敵から逃げるときには咄嗟に位置エネルギーを用意できないですから。
              しかし、カワセミのように「獲物を狩るために飛ぶ」のなら、事前に崖の上などに潜んで体力を温存しながら獲物に接近出来たんじゃないでしょうか。

              親コメント
            • by Anonymous Coward

              自分で引用した一行目くらい読まない?

              イカが羽ばたき飛行してるのか?
              それが、始祖鳥となんの関係があるんだ?

              • by Anonymous Coward

                >しかしながら、当初のようにグライダーのように単に滑空のための器官というよりもは、主に吸放熱のために備わっていたと考えらえる。
                こう書いてあるのが「飛べないが」翼を持っていた理由として考えられてるんでしょ。

                >滑空と(羽ばたき)飛行くらい区別しない?
                辞書の「飛翔」の意味では羽ばたき飛行のことになんて全く限定されてないのに、どうして滑空は「飛べない」と主張しているんですかね。

              • by Anonymous Coward

                だから区別しないの?
                その辞書には飛行方法には種類あるって書いてあるんでしょ?

                イカが滑空で飛べるとして、なんで始祖鳥が羽ばたき飛行で飛べるようになるの?

                辞書引けてもさ、文字って読むだけじゃなくて理解しないとダメだよ?

                んで、Wikipediaが辞書かどうかは微妙だけど、辞書引くんなら全文読もうね。
                放熱用途だったとしても、滑空に使ってたと考えられてるからね。
                二度目だけど、滑空が出来ないなんて誰もいってないからね。(イカ野郎や君はその区別できないみたいだけど)

                >したがって、アーケオプテリクスは現生の鳥類と同じようには羽ばたけなかったであろうと考えられている。ただし、打ち下ろし (downstroke) のみによる補助のもとで滑空を行っていたことは考えられる (Senter 2006)。

              • by Anonymous Coward

                ついでに、このページタイトル見てご覧。

                >骨格の分析で「始祖鳥は飛べた」説が補強される

                んで、本文も読んでご覧。

                そのため、これらと同様に始祖鳥も空を飛ぶことができたのではないかと分析されている。ただ、現代の鳥類のような羽ばたきはできないことも分かっており、

                この文脈で、「飛ぶ」に滑空が含まれると判断で切るなら、勉強をやり直した方がいいよ。

              • by Anonymous Coward

                専門的な話に口を突っ込むなら、専門的な文脈やコンセンサスに従う必要がある
                始祖鳥が滑空できたことは専門家の間でコンセンサスが得られているので、いまさら話題にはならない(もし滑空できないことが指摘されれば、別の大きな問題になる)
                したがって、常識的には、いま始祖鳥が飛べるか否かで問題にされているのは滑空以外の飛び方であることが明白だ
                スラド民はこの常識が欠けている
                かわりに無知とへそ曲がりと敬意の欠如と恥知らずあたりがミックスされているのだろう

              • by Anonymous Coward

                専門家の間でのコンセンサスでは「飛ぶ(飛翔)」という言葉には滑空は含まれないのかどうかですよ。
                ナショジオの別記事 [nikkeibp.co.jp]では
                >木の上から滑空して飛翔を始めたとする“樹上説”とは反対の立場である。
                滑空は飛翔に含まれると読めますけど。
                タレコミや元記事が「羽ばたき飛行」と表現しなかったことに対して問題点を指摘したのではなく、
                >滑空と(羽ばたき)飛行くらい区別しない?
                と、あえて羽ばたきをかっこで括った理由は何なんでしょうか。
                >その後、継続的に重力を超える揚力を生成できないならそれ滑空だから……
                >滑空はできたかもねってのは初めから言われてるし、そ

              • by Anonymous Coward

                ナショジオの記事で、
                >今回の発見により、始祖鳥が空を実際に飛べたという説が強固になった。
                「強固になる」という表現は大方の研究者が支持している部分を指していると読め、これは滑空していたという説のことを指すのではないですか?
                もし、羽ばたきを含む自力飛行説のことを指すのであれば、「強固」ではなく、「支持」と表現するでしょう。

              • by Anonymous Coward

                >今回の論文の筆頭著者であるESRFの古生物学者デニス・ヴォーテン氏は、「多くの研究が始祖鳥の飛行について間接的な証拠を挙げてきましたが、どれも実証はされていませんでした」と話す。
                これを読む限り、自力で羽ばたき飛行をしていたという「多くの研究」があったというより、やはり滑空を含む「飛行」を指していると捉えた方が自然です。

              • by Anonymous Coward

                もう一つ追記しておくと、
                羽ばたき飛行が「飛べたかどうか」の判断基準だったら、
                >「このことは、鳥類との境界線をまだ越えていなかった非鳥類型恐竜でも、多少は羽ばたくことができた可能性を意味しているのでしょう」
                筆頭著者がこんなことは言いませんw

      • by Anonymous Coward

        マリオ2の空中ゲッソー [wikipedia.org]のことかと思った。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 20時19分 (#3381357)

    キジもウズラも大して飛ばない気が...

    • by Anonymous Coward

      ウズラ『雉や鶏なんかと一緒にするな。こちとら渡り鳥だぞ!』

  • by Anonymous Coward on 2018年03月23日 20時46分 (#3381371)

    うずらキジってあんまり飛ぶのが上手い印象がないんだけど…
    飛ぶといえば飛ぶんだけど…
    田んぼから飛び立てるから滑空以上であることは間違いないけどねえ

    • by Anonymous Coward

      キジって直前まで潜んでて、急に飛ぶからビックリする。
      ホンの5、6m先から、日常では見ない大きさの個体が飛び立つ衝撃・・・。

    • by Anonymous Coward

      キジはその気になれば数100メートル余裕で飛ぶし、「飛ぶと言えば飛ぶ」って印象はないです。

      それに上で指摘されているように、ウズラは渡り鳥。

  • by Anonymous Coward on 2018年03月25日 9時30分 (#3382062)

    飛べなくてもどっちだっていい。
    もし飛べなかったという説がひっくり返って、いまの世の中の変わるってんだ!

    結局、飛べた、飛べないと論争することがあたかも知的で崇高なことだと誤解して
    それに参加している自分に酔ってるだけだ。

    風に色があるとかないとか
    隣では文学少女達が
    パイをつつきながらの大論争
    ....

    とかいう歌があったっけなぁ。

    • by Anonymous Coward

      >隣では文学少女達が
      >パイをつつきながらの大論争

      「ん?咲?」と思ったわたしは「パイ」を「牌」と認識してた(笑)

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