
マウスでのエイズウイルスの完全除去に初成功 18
ストーリー by hylom
こういう遺伝子編集の使い方もあるのか 部門より
こういう遺伝子編集の使い方もあるのか 部門より
Anonymous Coward曰く、
米テンプル大とネブラスカ大の研究チームが、エイズウイルス(HIV)に感染したマウスの染色体からHIVのDNAを除去する実験に成功したと発表した(VAIENCE、時事通信、日刊工業新聞、Nature Communications掲載論文、Nature asia)。
HIVは感染者の細胞内に侵入してその細胞内に自身のDNAを組み込むが、今回の実験では抗ウイルス剤でウイルスの活動を抑制しながら遺伝子編集技術を活用してHIVに感染した細胞のDNAのうちHIVに関連する部分を切り離すという手法が使われた。その結果、約3割のマウスでHIVを除去できたという。
原理的には。 (スコア:0)
>HIVに感染した細胞のDNA
これそのまま実用するには、感染した細胞全てに薬剤?をデリバリーしなきゃならない
そんなことできるのかしらん
Re:原理的には。 (スコア:1)
>感染した細胞全てに薬剤?をデリバリーしなきゃならない
HIV自体がリンパ節からアクセスしやすい細胞にしか感染出来ない
Re:原理的には。 (スコア:1)
ところがそうでもなさそう。放射線治療と骨髄移植で体中のリンパ球を総取っ替えした場合でもエイズが再発した症例がある。ヒトの体は人が思っているよりも複雑なようだ。
Re: (スコア:0)
> ヒトの体は人が思っているよりも複雑なようだ。
マウスの話ですが。
Re: (スコア:0)
うん。君の頭には可愛い鼠が見えるのかもしれないが
このスレの人たちにはどうやらHIVに臥せる人の神経節が見えているらしいですよ
Re: (スコア:0)
MIVじゃないことには納得しているのかな。
Re: (スコア:0)
鳥インフルに感染した人に判断仰いでください。
Re: (スコア:0)
大本の「これそのまま実用するには」から人の体で実用する場合の話をしている
Re:原理的には。 (スコア:1)
HIVから危険な遺伝子を除去した人工ウイルスをベクターにするんじゃないかな?
悪の組織に立ち向かうのは同じ組織から生まれた仮面ライダーだ。
Re: (スコア:0)
機序は?
同類探して寄って行って融合でもするの?
Re: (スコア:0)
つまり、HIV由来のベクターならHIVが感染する細胞に選択的に感染できるから、そのベクターにHIV遺伝子を壊す装置を仕込んでおけばOKということじゃないですかね?
Re: (スコア:0)
うーむ自殺および善玉他殺はどう回避するのかな
Re: (スコア:0)
ちょっと何言ってるか分からない
Re: (スコア:0)
ウィルスが危険なのは毒素を出すからじゃなく
細胞のタンパク質合成機能を使って細胞が破裂するまで増殖を繰り返すからだよ。
そういう意味でウィルスの危険な遺伝子というと細胞に取り入る鍵となる細胞表面受容体の遺伝子だったりするけど
それを取り除くとそもそもウィルスに感染した細胞に取り入ることが出来なくなって虻蜂取らずな話になるんじゃないかな。
遺伝子操作する薬 (スコア:0)
> 遺伝子編集技術を活用して
ある日頭痛薬と思って薬を飲んだら翌日にスパイダーマンになっているのですね
自由な遺伝子操作が薬でできたら、人類をどうにでもできそう
遺伝子操作ってそんな簡単?
Re: (スコア:0)
どの切り口か迷うけれど…
まず、遺伝子操作はそうそう簡単ではないです。なかなか思うとおりのポイントのみを思うとおりに変えることは難しい。
でも、別に今まで無かった新技術、とかではないです。
で。
変える技術が安定したとしても、どこを変えれば、何に変えれば期待した効果が出るか、が難しい。
要らない/邪魔な遺伝子を不活化したり他のモノに変えたとして、それで万事丸く収まるかも分からない(これは本当に生きた生体でやってみないと分からない)。
だから「健康な人間が持つ本来のDNAを他に組み替える」のはできればやりたくない。
「異常な部位が分かってい
思えばどれだけ時が過ぎたか (スコア:0)
HIVと言うか、AIDSと言う言葉が世に広く知られるようになったのって、80年代半ば頃のニュースだったっけ?
当時、まだ正体が知られていなかった頃、外見からして大きく変容していく不治の性病みたいな内容で伝えられていたのを強烈に覚えている。
あれから時が過ぎて徐々に対抗する方法が見つかってきて、改めて「一つの新しい病に立ち向かうには数十年単位の時間がかかるんだな」って思う。
昔のペストや梅毒なんかもそうだったんだろうな。
研究者の方々には頭が下がる。
マウスでの (スコア:0)
コンピュータウィルスの完全除去に初成功